【初心者向け】90年代を代表する洋楽ヒット曲・人気曲まとめ
1990年代の洋楽シーンといえば、アメリカではオルタナティブロックやグランジといった新たなムーブメントがロックの価値観をひっくり返し、同時にヒップホップやR&Bが飛躍的な進化を遂げて多くのクラシックな作品が生まれた時代。
イギリスに目を向ければアメリカのオルタナブームへのカウンターのようにブリットポップが勃発、オアシスやブラーといった世界的なバンドが誕生しましたね。
もちろんメジャーなポップスでも特大ヒットが次々と生まれ、アンダーグラウンドのシーンも大いに盛り上がった1990年代の洋楽をすべて紹介するのは不可能ですが、今回は「大ヒットした洋楽」というテーマで初心者向けの90年代洋楽ヒットをお届けします!
【初心者向け】90年代を代表する洋楽ヒット曲・人気曲まとめ(11〜20)
Don’t SpeakNo Doubt

恋愛の終りの痛みを描いたこの楽曲は、90年代を代表する洋楽ヒット曲として知られています。
アメリカ出身のノー・ダウトが1995年にリリースしたアルバム『Tragic Kingdom』に収録された本作は、グウェン・ステファニーさんの心揺さぶるボーカルと共感を呼ぶ歌詞で多くのリスナーの心を捉えました。
1996年4月にシングルカットされると、アメリカのラジオで最も多く放送された曲となり、様々なチャートで高順位を記録。
国際的にも大ヒットし、イギリスやオーストラリアなど多くの国でチャート1位を獲得しています。
失恋の痛みを静かに、しかし力強く表現した本作は、同じ経験をした人々の感情を代弁する曲として今なお愛され続けているのです。
Say My NameDestiny’s Child

アメリカを代表する女性ボーカルグループ、デスティニーズ・チャイルドが1999年にリリースした大ヒット曲です。
90年代後半のR&Bシーンを代表する作品の一つで、恋人への疑念と裏切りをテーマにした歌詞が印象的です。
グラミー賞で2部門を受賞し、全米Billboard Hot 100でも1位を獲得。
ミュージックビデオは、カラフルなセットで繰り広げられるダンスパフォーマンスが話題を呼びました。
ビヨンセさんのことは知っていてもデスティニーズ・チャイルドは知らない……という若い世代の方もぜひチェックしてみてください。
Enter SandmanMetallica

90年代のメタルシーンを揺るがした衝撃的な楽曲です。
メタリカさんが1991年にリリースしたアルバム『Metallica』の1曲目に収録されており、ヘビーメタルの枠を超えて大ヒットを記録しました。
子供の恐怖心や悪夢をテーマにした歌詞は、サンドマンという神話上の人物を不気味に描き出し、聴く者の心に深く刻まれます。
本作は、それまでのスラッシュメタル路線から一転、よりグルーヴィーでキャッチーなサウンドへと進化を遂げた象徴的な1曲。
アメリカのスポーツイベントなどでも頻繁に使用され、幅広い層に親しまれています。
メタルファンはもちろん、ロック初心者の方にもおすすめの名曲です。
WannabeSpice Girls

イギリスの女性グループ、スパイス・ガールズのデビュー曲は、1996年にリリースされ、37カ国でチャート1位を獲得した90年代を代表するポップアンセムです。
「ガールパワー」のメッセージを掲げ、女性のエンパワーメントと友情の大切さを訴える歌詞が特徴的。
ダンサブルなビートとキャッチーなメロディーが耳に残り、世界中の若者を魅了しました。
本作は、彼女たちのファースト・アルバム『Spice』に収録され、女性グループのアルバムとしては史上最高の2,300万枚以上を売り上げる大ヒットとなりました。
TubthumpingChumbawamba

90年代に世界的な注目を集めたイングランドのコレクティブ、チャンバワンバ。
彼らの名を一躍有名にしたこの曲は、一度聴けば忘れられない陽気なメロディと、底抜けに明るいエネルギーが魅力です。
歌詞では、どんな困難にぶつかっても、何度でも力強く立ち上がる人々の姿を描き、聴く人の心を鼓舞します。
まさに不屈の精神を讃える応援歌と言えるでしょう。
1997年8月にシングルが発売され、アルバム『Tubthumper』にも収録。
サッカーゲーム「FIFA World Cup 98」のタイアップ曲としても知られ、世界中で大ヒットしました。
夏の開放的な気分にぴったりの、元気をもらえる一曲です。
Boom, Boom, Boom, Boom!!Vengaboys

太陽が照りつける季節に、思わず体が動き出すようなナンバーはいかがでしょうか。
オランダが生んだユーロダンスの雄、ヴェンガボーイズは、1997年の結成以来、キャッチーなサウンドで世界を魅了してきました。
彼らの代表作の一つは、その印象的なタイトルが象徴するように、心臓がドキドキと高鳴るような興奮と、パーティーでの底抜けな楽しさをダイレクトに伝えてくる一曲です。
シンプルな言葉の繰り返しと、一度聴いたら耳から離れない中毒性の高いビートが、夏の開放的な気分をどこまでも高めてくれます。
本作は1998年10月にオランダで発表され、翌1999年6月には全英シングルチャートで見事1位に輝き、アルバム『The Party Album』にも収められました。
日本では1999年11月から日産ウィングロードのCMソングとしてもお馴染みですね。
夏のドライブやビーチパーティーで、仲間たちと最高に盛り上がりたい時にぴったりのキラーチューンです。
【初心者向け】90年代を代表する洋楽ヒット曲・人気曲まとめ(21〜30)
Goody GoodyLisette Melendez

ニューヨーク、イースト・ハーレムの厳しい環境で育ち、12歳で歌に目覚めたアメリカのソロ歌手、リセット・メレンデスさん。
フリースタイルとラテンポップを軸に、彼女は自らの力で音楽の道を切り開きました。
本作は、まさに90年代の夏を象徴するような、底抜けに明るいダンスポップナンバーです。
「いい子ちゃんぶって!」なんて言わせない、夏の日差しを浴びて素直に楽しむ開放的な気持ちを、遊び心たっぷりに表現しているかのようです。
太陽の下で自由に恋を満喫する、そんな高揚感がサウンド全体から溢れ出しています。
このご機嫌なトラックは、1993年11月にセカンド・アルバム『True to Life』から先行シングルとして発売され、Billboard Hot 100で53位を記録。
女優ロージー・ペレスさんが監督したミュージックビデオも話題を呼びました。
夏のドライブやビーチパーティーで聴けば、気分が盛り上がること間違いなし。
90年代の輝きが詰まった一曲です。