【初心者向け】90年代を代表する洋楽ヒット曲・人気曲まとめ
1990年代の洋楽シーンといえば、アメリカではオルタナティブロックやグランジといった新たなムーブメントがロックの価値観をひっくり返し、同時にヒップホップやR&Bが飛躍的な進化を遂げて多くのクラシックな作品が生まれた時代。
イギリスに目を向ければアメリカのオルタナブームへのカウンターのようにブリットポップが勃発、オアシスやブラーといった世界的なバンドが誕生しましたね。
もちろんメジャーなポップスでも特大ヒットが次々と生まれ、アンダーグラウンドのシーンも大いに盛り上がった1990年代の洋楽をすべて紹介するのは不可能ですが、今回は「大ヒットした洋楽」というテーマで初心者向けの90年代洋楽ヒットをお届けします!
【初心者向け】90年代を代表する洋楽ヒット曲・人気曲まとめ(21〜30)
Just A GirlNo Doubt

少女らしさの仮面をかぶりながら社会への反抗心を爆発させた曲は、カリフォルニア発ノー・ダウトの真骨頂です。
1995年9月、アルバム『Tragic Kingdom』の先行シングルとして世に出たこの曲は、女性としての制約に対するグウェン・ステファニーさんの率直な怒りが詰まっています。
父親に夜間の運転を禁止されたことをきっかけに生まれた歌詞は、多くの女性の共感を呼びました。
スカパンクとポップを融合させた本作は、ビルボードで23位、オーストラリアで3位を記録。
映画『クルーレス』や『キャプテン・マーベル』にも起用され、少女のパワーが欲しい瞬間に背中を押してくれる一曲です。
Hold OnWilson Phillips

音楽界の名家に生まれた3人組ウィルソン・フィリップスの記念すべきデビュー曲は、困難に立ち向かう勇気と希望を歌った力強いメッセージソングです。
美しい三声のハーモニーとキャッチーなメロディラインが絶妙に融合し、チャイナ・フィリップスさんの個人的な経験から生まれた歌詞に共感する人が多いのも人気の秘密。
1990年2月に発売されるとたちまちビルボードチャート1位を獲得し、マドンナさんの『Vogue』を押しのけるほどの大ヒットとなりました。
2011年の映画『ブライズメイズ』で再注目されたこの名曲は、人生の岐路に立ったとき、または90年代ポップスの甘美なノスタルジーに浸りたいときにおすすめです。
【初心者向け】90年代を代表する洋楽ヒット曲・人気曲まとめ(31〜40)
Tears In HeavenEric Clapton

1992年発表のこの曲は、クラプトンの息子であったコナーが事故により亡くなったとき、そんな息子の死を悼むために作られた一曲です。
この曲を作り上げた彼の心中を思うと、より一層深みの増すバラードナンバーです。
CreepRadiohead

イギリスのオックスフォードシャー出身のバンドで、アメリカのカート・コバーンに対するイギリスの返答的な大ヒット曲。
ボーカルのトム・ヨークはその生い立ちもあいまって、繊細で傷つきやすい若者たちに絶大な支持を受けていました。
Killing In the NameRage Against The Machine

90年代最も過激で、最も世の中に衝撃を与えたレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの最も有名な曲です。
2009年、Xファクターというイギリスの新人発掘オーデション番組の勝者に対抗してこの曲を再リリースして、クリスマスNo.1に輝くなど、今も色あせない名曲です。
Around The WorldRed Hot Chili Peppers

レッチリを代表する名作の一つで、映画「BECK」の主題歌にも起用されたこともあって比較的記憶に新しい曲です。
複雑なベースライン、繊細なギターの音、骨太なドラムのサウンドに力強いボーカルから織り成される遊び心満点の曲となっています。
Park LifeBlur

90年代、イギリスのミュージックシーンをにぎわせた、ブリット・ポップ・ムーブメント。
そのムーブメントの核にオアシスと二大巨頭とされていたブラーの、彼らの当時の代表的曲です。
ザ・フーのモッズ映画『四重人格』の俳優フィル・ダニエルスをフィーチャーした事も話題になりました。