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洋楽リリース曲まとめ【2025年5月】

2025年5月の洋楽リリースは、デジタル社会への内省を込めたトム・グレナンさんの深みあるサウンド、TikTokスターから音楽界へ華麗に転身したアディソン・レイさんのキラキラとしたシンセポップ、そして母への愛情をつづったベンソン・ブーンさんの心温まるバラードなど、多彩な物語が紡がれています。

それぞれのアーティストが込めた思いと革新的な音楽表現が、あなたの日常に新しい彩りを添えてくれることでしょう。

洋楽リリース曲まとめ【2025年5月】(181〜190)

Recitatif (feat. Teller Bank$)McKinley Dixon

McKinley Dixon – Recitatif (feat. Teller Bank$) (Official Lyric Video)
Recitatif (feat. Teller Bank$)McKinley Dixon

アメリカ・バージニア州リッチモンドを拠点に活動するマッキンリー・ディクソンさんは、ジャズやソウル、ゴスペルを取り入れた独自のヒップホップスタイルを展開するラッパーです。

6月6日に発売予定のアルバム『Magic, Alive!』からの先行シングルは、夢と現実が交錯する3部構成の野心的な楽曲となっています。

テラー・バンクスさんをフィーチャーした本作は、ハープとピアノの優雅な旋律からスペーシーなヒップホップ、さらにはインダストリアルなサウンドへと変化していく実験的な一曲。

2021年にはアルバム『For My Mama And Anyone Who Look Like Her』でニューリン・ミュージック賞を受賞しており、リッチモンドの音楽シーンでも高い評価を受けているディクソンさんの新たな挑戦を、ぜひじっくりと堪能してください。

AnimaruMei Semones

Mei Semones – Animaru (Official Video)
AnimaruMei Semones

アメリカ・ブルックリンを拠点に活動するインディーポップアーティスト、メイ・セモネスさんが2025年5月に発売したデビューアルバム『Animaru』から選出された印象的なリードチューン。

多彩な楽器編成とジャズの要素を取り入れたアレンジが光る本作は、ボサノヴァの巨匠ジョアン・ジルベルトからの影響も感じさせる洗練された一曲です。

2024年夏にコネチカット州の農場スタジオでレコーディングされた本作には、Red Hot Chili Peppersのフリーさんからも称賛を受けた前作『Kabutomushi』での実験的なサウンドをさらに進化させた楽曲となっています。

心地よい和音の連なりと巧みなギターワークが織りなす世界観は、静かな夜のドライブや読書のお供にぴったりの一曲となっていますよ。

Mind ReaderMimi Webb & Meghan Trainor

Mimi Webb, Meghan Trainor – Mind Reader (Official Audio)
Mind ReaderMimi Webb & Meghan Trainor

イギリス出身のミミ・ウェッブさんとアメリカのメーガン・トレイナーさんによる、エネルギー溢れるディスコ・ポップのデュエット曲が2025年5月にリリースされました。

レトロなリズムと現代的なプロダクションが見事に調和した本作は、自己肯定感を高めるメッセージ性の強い歌詞が印象的です。

ウェッブさんにとって初のコラボレーション楽曲でありながら、トレイナーさんの持ち味である力強いボーカルとの完璧な融合を実現。

2024年にジョナス・ブラザーズのUKツアーに参加し、さらに『One Eye Open』でも話題を呼んだウェッブさんの音楽的成長を感じさせる一曲となっています。

夏のダンスフロアを彩るアンセム的な雰囲気を持つ本作は、ポジティブな気分で踊りたい方にぴったりの一曲です。

More!Nxdia

Nxdia – More! (visualiser)
More!Nxdia

エジプト系スーダン系のルーツを持ち、イギリス・マンチェスターを拠点に活動するノンバイナリーのナディアさん。

幼少期から詩作に親しみ、アフリカンドラムを学んだ彼女は、優しさに溢れた歌声で心の機微を描き出します。

TikTokでの活動から注目を集め、2020年のデビュー以降、『Eyes on Me』や『She Likes a Boy』などの楽曲を次々と発表してきました。

本作も繊細でありながらキャッチーなメロディと英語・アラビア語を織り交ぜた歌詞で、恋愛の高揚感を表現した珠玉のポップチューンとなっています。

2025年夏には、ブライトンのThe Great Escapeを皮切りにヨーロッパツアーが決定。

LGBTQIA+のファンを中心に共感を呼ぶポップミュージックをお探しの方にピッタリの1曲です。

Little Lord FentanylPrimus & Puscifer

ファンクメタルとオルタナティブロックが絶妙にブレンドされた実験的な一曲が、アメリカを代表する2つのバンド、PrimusとPusciferのコラボレーションから生まれました。

6,100人以上の中から選ばれたPrimusの新ドラマー、ジョン・ホフマンさんの加入後初となる本作は、メイナード・ジェームス・キーナンさんのファルセットと、レス・クレイプールさんのスラップベースが織りなす独創的なサウンドスケープが魅力です。

19世紀の児童文学をもじったタイトルには現代社会への風刺が込められており、ティム・バートン作品を思わせるダークでファンタジックな世界観が展開されています。

双方のファンはもちろん、ジャンルの垣根を超えた実験的なサウンドを求める音楽ファンにもぜひ聴いていただきたい一曲です。

Dope Boy PhoneQuavo & Takeoff

アメリカのヒップホップシーンを牽引し、ミーゴスとして活動していたクエイヴォさんによる、故テイクオフさんとのデュオ作が2025年5月に公開。

2022年11月に銃撃で命を落としたテイクオフさんの未発表音源を活かしたポストヒューマス作となる本作は、プロデューサーにバッダ・ブレスさんを迎え、トラップミュージックの本質を体現。

彼らの不朽の絆を、洗練されたビートとシャープなラップで昇華した重要作です。

2023年のアルバム『Rocket Power』に続く作品で、1,000曲以上あるとされるテイクオフさんの未発表音源からの選曲。

ヒップホップの正統進化を感じさせるフロウと、二人の強い結びつきを感じたい方に推奨です。

BUTTERFLY KISSES x CAN’T WIN EM ALLRico Nasty

Rico Nasty – BUTTERFLY KISSES x CAN’T WIN EM ALL (Official Music Video)
BUTTERFLY KISSES x CAN’T WIN EM ALLRico Nasty

パンクとヒップホップを融合させた独自のサウンドで知られる、アメリカ・メリーランド州出身のリコ・ナスティさん。

3枚目のアルバム『LETHAL』から先行公開された2曲は、彼女の多面的な音楽性を存分に引き出しています。

ハードなシンセサウンドとトラップビートが融合した1曲目では、自己主張の強いハイパーポップ・ラップを展開。

対照的に2曲目では、フィルターがかかったリバーブの効いたサウンドと共に内省的な心情を吐露しています。

アルバム『LETHAL』は2025年5月16日に発売予定で、全15曲が収録。

また、Apple TV+とA24が制作するドラマシリーズ『Margo’s Got Money Troubles』での女優デビューも控えています。

パンクやヒップホップファンはもちろん、ジャンルを超えた新しい音楽体験を求めるリスナーにもおすすめの意欲作です。