洋楽リリース曲まとめ【2025年5月】
2025年5月の洋楽リリースは、デジタル社会への内省を込めたトム・グレナンさんの深みあるサウンド、TikTokスターから音楽界へ華麗に転身したアディソン・レイさんのキラキラとしたシンセポップ、そして母への愛情をつづったベンソン・ブーンさんの心温まるバラードなど、多彩な物語が紡がれています。
それぞれのアーティストが込めた思いと革新的な音楽表現が、あなたの日常に新しい彩りを添えてくれることでしょう。
洋楽リリース曲まとめ【2025年5月】(231〜240)
V.I.S.Portugal. The Man
アラスカ州出身の才能豊かなオルタナティヴ・ロックバンド、ポルトガル・ザ・マンが2025年4月に放つこの楽曲は、クールな乾いたギターラインから始まる4分間の旅へと誘います。
90年代グランジにクリス・アイザックさん風味を加えたようなサウンドが新鮮で、子供時代の恐怖や記憶を描写した歌詞世界も魅力的。
スラッジ風ギターとファンファーレのようなカウンターメロディが絶妙に絡み合い、力強いボーカルが曲を引き締めています。
この曲は2023年発表のアルバム『Chris Black Changed My Life』制作セッションから生まれた作品。
なんとわずか1日で書き上げられたという即興的創作プロセスからの産物だそうです。
夜道のドライブや、少し物思いにふける時間に聴きたい一曲ですね。
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Right Here, Right NowR3HAB
ダンスミュージックの歴史を塗り替える圧倒的なサウンドを持つ新曲が、オランダ出身のDJ・プロデューサーR3HAB(リハブ)さんから登場です。
1999年にFatboy Slimがヒットさせた象徴的なフレーズを現代的に再解釈し、シネマティックな緊張感あるイントロから重厚な低音と鋭いシンセが融合する力強いドロップへと展開する本作は、まさにフェスティバルのために生まれてきたかのよう。
世界的な音楽フェスTomorrowlandで既に観客を熱狂させた実績も持つこの楽曲は、R3HABさんならではのビッグルーム・ハウススタイルに落とし込まれています。
12億回以上のストリーミング再生を誇る彼の作品の中でも重要な位置を占める一曲で、フェスやクラブでの盛り上がりはもちろん、ワークアウト中の背中を押してくれる一曲としてもぴったりですよ!
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ButterflyRich Brian
インドネシア・ジャカルタ出身で1999年9月生まれのRich Brianさん。
アジア出身のアーティストとして国際的なヒップホップシーンを席巻した彼が、2025年5月リリース予定の3rdアルバム『Where Is My Head?』からの第2弾シングルを2025年4月に公開しています。
本作はこれまでの楽曲とは異なり、よりメロディアスでドリーミーなサウンドが特徴的。
恋愛の複雑さや自己との葛藤を描いた内省的な歌詞と、アトモスフェリックなプロダクションが見事に融合した一曲です。
同時に公開されたミュージックビデオも幻想的な映像美で魅了します。
孤独や変化について考えたい夜、または自分自身と向き合いたいときにぴったりの曲といえるでしょう。
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SINCERITYSAILORR
米フロリダ州出身の期待の若手R&Bシンガーソングライター、セイラーさんが2025年4月に新曲を発表しています。
本作はベトナム系アメリカ人のカイラさんが紡ぐスムーズでポップなR&Bの魅力が詰まったナンバー。
誠実さと自己表現をテーマにした歌詞に感情豊かなボーカルが織り込まれ、繊細なアレンジが見事に融合した楽曲となっていますね。
プロデューサーのアダム・クレヴリンさんを迎え、ミュージカル劇場出身の彼女の音楽的成熟が窺える一曲です。
この楽曲は、今後リリース予定のデビューアルバム『FROM FLORIDA’S FINEST』の先行シングルとしても注目を集めています。
SZAさんやKehlaniさんを思わせる現代R&Bテイストが好きな方、感情の機微を大切にする音楽ファンにぜひ聴いていただきたい作品です。
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TemplarsSABATON
中世の騎士団「テンプル騎士団」の興亡を描いたスウェーデンのパワーメタルバンド、Sabatonの新曲が登場です。
重厚なギターリフと壮大なシンフォニックサウンドで彼らの真骨頂とも言える歴史ものの世界観を構築しています。
赤い十字をあしらった白いマントで知られる騎士団の栄光と没落を描いた本作は、2025年4月にリリースされたもので、バンドの11枚目となるスタジオアルバムの先行シングルとして位置づけられています。
2025年11月からスタートする「The Legendary Tour」でも披露予定とのことで、戦車型のドラムセットなど彼らならではの迫力あるステージングとともに楽しみたい一曲です。
歴史的題材の音楽に興味がある方におすすめします。
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TyrantsSam Fender
息を呑むほど壮大なサウンドと情熱的なメッセージが交差する一曲が、イギリス出身のシンガーソングライター、サム・フェンダーさんから届けられました。
2025年4月25日、彼の31歳の誕生日に合わせて公開されたこの楽曲は、EP『Me and the Dog』に収録され、Record Store Dayの限定リリースとして話題を集めています。
アメリカのロックバンドThe War On Drugsのフロントマン、アダム・グランデュシエルさんとの共同プロデュースにより生み出された本作は、自己のエゴとの葛藤や個人の成長をテーマにした力強いメッセージが込められています。
この楽曲はフェンダーさんの2025年ヨーロッパ・北米ツアー中に初披露され、特にコーチェラ・フェスティバルでの共演が大きな話題となりました。
今夏の完売御礼のUKスタジアムツアーへ向けて、前向きなエネルギーを感じたい方にぴったりの一曲です。
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Russian Grizzly In AmericaSlaughter To Prevail
ロシア出身で今や世界的な注目を集めているデスコアバンド、スローター・トゥ・プリヴェイル。
フロントマンであるアレックス・テリブルさんの人間業とは思えないグロウルと熊と戦ってしまうほどの圧倒的なフィジカルを叶え備えた存在感と、バンドの象徴である悪魔的なマスクも特徴的ですね。
2025年7月に発売予定の3枚目のアルバム『Grizzly』に収録される先行曲では、デスコアの激烈なブレイクダウンに加え、ニューメタルやインダストリアルの要素も融合した進化したサウンドを聴かせてくれます。
英語とロシア語が混在する歌詞構成も魅力的で、スリップノットへのオマージュとも取れるフレーズも盛り込まれています。
熊とアレックスさんが日常を楽しんでいるシュールな光景と、UFCヘビー級ファイターのアレクサンダー・ヴォルコフさんも出演するミュージックビデオも必見ですよ!
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