洋楽リリース曲まとめ【2025年5月】
2025年5月の洋楽リリースは、デジタル社会への内省を込めたトム・グレナンさんの深みあるサウンド、TikTokスターから音楽界へ華麗に転身したアディソン・レイさんのキラキラとしたシンセポップ、そして母への愛情をつづったベンソン・ブーンさんの心温まるバラードなど、多彩な物語が紡がれています。
それぞれのアーティストが込めた思いと革新的な音楽表現が、あなたの日常に新しい彩りを添えてくれることでしょう。
洋楽リリース曲まとめ【2025年5月】(231〜240)
DamoclesSleep Token
仮面をまとった謎のロックバンド、スリープ・トークンが2025年4月、新たな音楽的境地を切り開く先行シングルを公開。
イギリス・ロンドン発の彼らが今回届けた曲は、5月発売予定のアルバム『Even In Arcadia』に収録される第3弾シングル。
静謐なピアノから始まり、壮大なサウンドへと広がる構成が特徴で、メタルやR&B、ジャズまで幅広い要素を見事に融合させています。
名声の裏にある精神的葛藤をテーマにした歌詞も、バンドらしい深い内省性を感じさせますね。
リリース直後からiTunesアメリカで1位、ヨーロッパでも3位を獲得するなど国際的な成功を収めており、2025年秋には初のアメリカアリーナツアーも予定されています。
ジャンルの垣根を超えた多様な音楽性に興味がある方、深い感情表現を求める方にぜひ聴いていただきたい一曲です。
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ParadiseSmash Into Pieces & Elize Ryd
スウェーデンのエレブルー出身によるオルタナティブロックバンド、スマッシュ・イントゥ・ピーシズとアマランスのボーカリストであるエリーゼ・リードさんとのコラボによる壮大な楽曲が登場!
エレクトロニックな要素と重厚なギターサウンドが絡み合う中で、未来的でアポカリプティックな世界観を描き出しています。
夢と現実の狭間で葛藤する人間の内面をドラマチックに表現した歌詞も魅力的ですね。
2025年4月27日にリリースされたこの作品は、9月発売予定の新アルバムに先駆けたシングルとなっています。
本作の公開に合わせて映像美と物語性の融合したミュージックビデオも公開中。
壮大なスケール感のある音楽と映像の世界へ浸りたい方にぴったりの一曲です。
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洋楽リリース曲まとめ【2025年5月】(241〜250)
VertigoSophie Ellis-Bextor
めまいがするほどの陶酔感に満ちた新曲をイギリスのシンガーソングライター、ソフィー・エリス=ベクスターさんが2025年4月に公開しました。
彼女の8枚目のスタジオアルバムから3曲目のシングルとなる本作は、ドラマチックなストリングスと感情の高まりを表現するブリッジが印象的な楽曲に仕上がっています。
恋愛による心の揺れ動きを直接的かつ情熱的に描いた歌詞も魅力のひとつです。
2023年に映画『Saltburn』で代表曲『Murder on the Dancefloor』が使用され再び脚光を浴びた彼女は、これを機にユニバーサル・ミュージックと契約。
夏にはアルバムのリリースも予定されています。
エレクトロニックでディスコ調のサウンドは、ダンスフロアで心地よく体を揺らしたいときや、恋の高揚感に浸りたいときにぴったりでしょう。
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SandboxThe All-American Rejects
13年ぶりとなるフルアルバムの先行シングルとして登場したのは、オクラホマ州出身の人気ロックバンド、The All-American Rejectsの渾身の一曲。
レトロな雰囲気から始まり、徐々にエネルギッシュな展開へと移行する楽曲構成は、バンドの原点であるエモやポップパンクの要素を継承しつつも、現代的なアレンジを加えた見事な仕上がりとなっています。
子供時代の純粋さを象徴する「砂場」をテーマに、大人になる過程で失われる無邪気さや社会に適応する中での葛藤を描いた歌詞にも注目です。
本作は2025年4月にリリースされた作品で、ジョナス・ブラザーズとの2025年8月からのツアーでも披露される予定です。
懐かしさと新しさが融合したサウンドは、2000年代のポップパンクファンは勿論、現代のオルタナティブロックを好む新しいリスナーにもぴったりの一曲と言えるでしょう。
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MetalThe Beths
ニュージーランド出身のインディーロックバンド、ザ・ベスの新曲は人間の身体と生命の複雑さをテーマにした意欲作です。
エリザベス・ストークスさんの率直でユーモラスな歌詞と、ジャングリーなギターサウンドが織りなす緻密なアレンジが魅力。
身体機能を機械に例えた独創的な表現で、生命維持の神秘を描いています。
2025年4月にANTI- Recordsへの移籍後初となる楽曲をリリースした彼らは、同年秋からヨーロッパ、イギリス、北米を巡るワールドツアーも発表。
9月18日にアイルランド・ダブリンで開幕し、12月9日にワシントンD.C.で締めくくる予定です。
ザ・チルスやザ・クリーンを彷彿とさせるジャングル・ロックの要素も感じさせる本作は、バンドサウンドの魅力を再確認したい方におすすめです。
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Don’t Let Me GoTom Odell
聴いているだけで身も心もとろけてしまいそうな、繊細なピアノのタッチと感情豊かな歌声が持ち味のイギリスのシンガーソングライター、トム・オデルさん。
エルトン・ジョンさんやレナード・コーエンさんの影響を受けた彼の音楽性は、2023年にLOS40 Music Awardsで「Best International Live Act」を受賞するなど高く評価されているのですね。
そんな彼が、2025年4月に『Don’t Let Me Go』を公開。
現在ビリー・アイリッシュさんの「Hit Me Hard and Soft」ツアーのオープニングアクトとしてヨーロッパを巡回中の彼らしい60年代のラブソングを彷彿とさせる温かみのあるサウンドの楽曲をリリース。
終わりゆく関係の中での切実な思いを歌ったリリックが実に心に響きますよ。
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Next To DieUgly
イギリス・ロンドンを拠点に活動する6人組アートロックバンド、アグリーの意欲作が2025年4月に公開されました。
約10年前の結成以来の集大成とも言える本作は、インディーロックを基調としながらもエモーショナルな要素やポストパンクの影響を感じさせるサウンドが魅力です。
力強いギターリフとリズムセクション、感情のこもったボーカルが見事に調和し、関係性の中での妥協や努力、そして破綻というテーマを表現しています。
バンドによれば「うまくいかないと分かっていても、何とかしようと努力することの物語」なのだとか。
1年間の激しいライブ活動を経て磨き上げられた彼らの音楽は、インディーロック好きなら必聴の一曲です。
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