洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】
この記事では、2025年6月の洋楽リリース情報を紹介していきますね。
アメリカのラッパー、カーディ・Bさんの赤裸々な心境を綴った話題作から、イギリスのウェット・レッグによる意外性に満ちたラブバラード、さらにはゲーム音楽という新たな舞台で輝くキャロライン・ポラチェックさんの運命的な楽曲まで。
それぞれが異なる魅力を放ちながらも、聴く人の心に深く刻まれる力強さを秘めています。
音楽が持つ無限の可能性を感じられる、珠玉の作品群をじっくりとご堪能ください。
洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】(161〜170)
Mechanical ChaosShadow of Intent

アメリカ・コネチカット州を拠点とするシャドウ・オブ・インテントは、2013年にスタジオプロジェクトとして始動し、シンフォニック・デスコアの領域で注目を集めるバンドですね。
彼らが2025年6月に公開した、アルバム『Imperium Delirium』からの一曲は、テクニカルなデスコア、壮大なオーケストレーション、そしてメロディック・デスメタルの要素が見事に融合した、まさに彼らの真骨頂と言えるサウンドが展開されています。
この楽曲は現代の無人兵器がもたらす戦争の非人間性を告発するという重いテーマを掲げており、公式ミュージックビデオもそのメッセージを強調。
複雑さと破壊力を兼ね備え、かつドラマティックな本作は、深遠な世界観を求めるエクストリームミュージックファンに強く響くことでしょう。
Black SheepStory Untold

カナダはケベック州出身、ヤニック・ティボーさん率いるストーリー・アンロールド。
2009年頃に活動を開始し、2016年には名門Hopeless Recordsと契約、アルバム『Waves』などで確かな足跡を残してきました。
2019年からは独立しデュオとして新たな音楽を追求する彼らが、2025年6月にドロップしたナンバーがこちら。
これまでのポップパンクの枠を超え、エモーショナルかつシンフォニックな要素を取り入れたサウンドは実に野心的ですね。
本作から感じられる彼らの進化と挑戦的な姿勢は、多くのリスナーの心を揺さぶるはず。
just have PATIENCE$NOT

1997年生まれ、ニューヨーク出身フロリダ育ちのスノットさん。
2016年にSoundCloudで活動を開始して2018年公開のシングル『Gosha』で知名度を上げたスノットさんですが、2024年までに4枚のアルバムをリリースして精力的な活動を続けています。
そんな彼の新しい作品が2025年5月末にリリースされていますよ。
この楽曲は、彼の持ち味であるミニマルでメロウなサウンドと、落ち着いたラップが見事に融合。
周囲の喧騒に流されず、忍耐強く目標に集中することの大切さを伝える内容は多くの若者の心を動かすはず。
シンプルながら洗練されたビートも心地よく、彼の音楽的成長も感じさせますね。
アルバム『Viceroy』に続く本作は、夜、一人でじっくりと音楽の世界に浸りたい時に聴きたくなるタイプの曲ですね。
Human Now (feat. Luke Steele)Anyma

イタリア出身の音楽家アニマさんは、テクノデュオTale of Usの一員としてもその名を馳せるプロデューサーです。
彼のソロプロジェクトによる音楽は、感情豊かで内省的なエレクトロニックサウンドが特徴です。
2025年5月に公開された、エンパイア・オブ・ザ・サンのルーク・スティールさんをフィーチャーした作品は、メロディック・テクノとダンス・ポップが絶妙に融合し、聴く者の心を深く揺さぶります。
本作は、壮大なアルバム三部作の最終章となるアルバム『The End of Genesys』に収められており、テクノロジーと人間性の融和というテーマを鮮やかに描き出していますよ。
ラスベガスのSphereでの公演でルーク・スティールさんと共演したことも話題になりましたね。
没入感のある音楽体験を求める夜にぴったりの一曲と言えそうです。
IncomprehensibleBig Thief

ブルックリンで結成されたアメリカのインディーフォーク・バンド、ビッグ・シーフが2025年6月に素晴らしい新曲を公開しています。
この楽曲は、ベーシストが2024年に脱退し3人体制となった彼らの新たな門出を示すもので、アドリアンヌ・レンカーさんの繊細かつ感情豊かなボーカルと、ネオサイケデリアの影響を感じさせるサウンドが見事に融合しています。
ギターフィードバックやホーン、シタールまでもが用いられた豊かな音響空間が織りなす、これまた素晴らしい音世界となっておりますね。
本作は2025年9月発売予定の6枚目のアルバム『Double Infinity』からのリードシングルで、バンドの音楽的探求心が詰まった意欲作と言えそうです。
内省的で深みのある音楽や、フォークと実験的なサウンドの融合を楽しみたい方に聴いてほしい一曲ですね。