洋楽最新リリース曲【2025年9月】
いつもの洋楽プレイリストに飽きてきた、新しいサウンドに出会いたい……そんな気持ちになったら、最新リリース曲をチェックするのが一番の近道です!
2025年9月は、ポップスからロック、R&Bまで幅広いジャンルから話題作が続々と登場しています。
この記事では、今月リリースされた洋楽の中から、聴き逃せない注目作品をピックアップしてお届けしますよ。
通勤、通学のBGMや作業用、気分転換にもピッタリなラインナップですので、ぜひ最後まで楽しんでくださいね!
洋楽最新リリース曲【2025年9月】(131〜140)
In & OutRich Amiri
2024年のアルバム『War Ready』も記憶に新しい、ボストン出身のラッパー、リッチ・アミリさん。
彼の2025年9月に公開された作品は、クラブのフロアを揺らすような、パワフルなビートがとことん詰め込まれた一曲です。
Playboi Cartiらの影響も感じさせる、いわゆる”underground rage”シーンのサウンドというやつですね。
そこに彼特有のメロディアスで内省的なフロウが乗ることで、ただ攻撃的なだけではない深みが生まれています。
本作では、成功の裏にある人間関係の移ろいや不安定な心情が描かれているのではないでしょうか。
2024年2月に『One Call』がビルボードHot 100で60位を記録した、彼の勢いが凝縮されたナンバーです。
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Baby Blue (feat. Oliver Sim)SG Lewis
シンガーソングライターやプロデューサーとして多才な活動を展開する、イギリスのSGルイスさん。
ディープハウスやシンセポップ、ファンクといったジャンルを自在に横断し、デュア・リパさんをはじめとする数々のアーティストに楽曲提供も行う実力派なのですね。
そんな彼が、2025年9月に公開する3枚目のアルバム『Anemoia』からの先行シングルです。
この楽曲はザ・エックス・エックスのオリヴァー・シムさんをボーカルに迎え、ディスコのきらめきをまとったダンス・トラックといった趣にまとめられています。
アルバム全体のテーマである「体験したことのない時代への郷愁」を反映しており、華やかなサウンドの中にどこか切ない感情が溶け込んでいますね。
淡い恋の思い出を呼び覚ますような、ノスタルジックな世界観が心地良いです。
洗練されたサウンドで少し感傷に浸りたい時にぴったりの一曲なのではないでしょうか?
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PEACESPEED
オーストラリアのハードコアシーンで今、最も勢いのあるバンドといえばスピードではないでしょうか。
2024年には名盤『ONLY ONE MODE』でARIA Awardsを受賞するなど、その実力は折り紙付きですよね。
そんな彼らが、2025年10月にリリースするEP『ALL MY ANGELS』からの先行シングルを公開しました。
この楽曲は、バンドが18か月で3人の親しい友人を失ったという、あまりにも深い悲しみを原動力としています。
冒頭から叩きつけられる強烈なリフと切迫したボーカルは、まさにハードコアの真骨頂。
しかし本作の核にあるのは、喪失の先に見出したという静けさと、亡き友への無条件の愛への確信です。
激情と静謐が同居するこのサウンドは、悲しみを乗り越えるための精神的な武器のようにも感じられますね。
逆境に立ち向かうためのサウンドトラックを探している方に、間違いなくおすすめの一曲です。
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16/25Softcult
90年代グランジやシューゲイザーからの影響を公言するカナダの双子デュオがソフトカルトです。
DIY精神で社会的なメッセージを発信するスタイルでも知られ、2024年にはEP『See You in the Dark』がJUNO Awardsにノミネートされたことも記憶に新しいですね。
そんな彼女たちが2025年9月、初のフルアルバム『When A Flower Doesn’t Grow』から新曲を公開。
この楽曲で歌われているのは、年長の人物によるグルーミングといった非常にシリアスな告発です。
その怒りを体現するかのような歪んだギターノイズの壁と、対照的にドリーミーで甘美なメロディを共存させるセンスがさすがですね!
痛烈なリリックをノイジーかつポップに描く、社会派なロックファンはもちろんシューゲイザー好きにも刺さる作品と言えるでしょう。
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DynoSoul Blind
90年代オルタナやグランジの質感を現代的なヘヴィサウンドでよみがえらせるバンド、ソウル・ブラインド。
ディストーションが渦巻く轟音と感傷的なメロディの同居は、結成された2018年ごろからじわじわと注目を集めていますね。
そんな彼らのセカンドアルバム『Red Sky Mourning』から先行で公開された作品が、本作です。
ファーストアルバム『Feel It All Around』の路線を継承しつつ、よりダークでヘヴィな側面を押し出したサウンドに仕上がっていますね。
壁のように分厚いギターノイズの中で、閉塞感や内側から湧き上がる葛藤が描かれており、そこから抜け出そうとする主人公の切実な心情がリリックの見どころです。
この重苦しくも美しい世界観は、デフトーンズやマイ・ブラッディ・ヴァレンタインといったバンドが好きな方には深く刺さる作品なのではないでしょうか。
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AntidepressantsSuede
1990年代にブリットポップの先駆けとしてシーンを席巻したイギリスのロックバンド、スウェード。
再結成後も精力的に活動し、2022年にはアルバム『Autofiction』で示した生々しいサウンドも記憶に新しいですね。
そんな彼らが2025年9月にリリースした通算10作目のアルバム『Antidepressants』からの表題曲は、現代への鋭い問いをたたえたパワフルなロックナンバーです。
この楽曲は、ポストパンク的な疾走感に満ちたリズムと切り裂くようなギターリフが強烈なインパクトを放ちます。
ブレット・アンダーソンさんの焦燥と恍惚が入り混じる歌声は、まるで管理された世界からの解放を求める魂の叫びのよう。
日常の閉塞感や漠然とした不安を吹き飛ばしたい時にぴったりの一曲で、聴けば内側からエネルギーが湧いてくるのを感じられるはずですよ。
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depletedTallah
ペンシルベニア州出身のヘヴィメタルバンド、タラー。
ドリーム・シアターのドラマーとして著名なマイク・ポートノイさんの息子さんらによって結成されたバンドで、ニューコアと呼ばれる独自のサウンドで知られていますね。
そんな彼らの2025年9月にリリースされたアルバム『Primeval: Obsession // Detachment』からの一曲です。
この楽曲は、ボーカルのジャスティン・ボニッツさんが「アルバムで最も奇妙な曲」と語るほど、予測不能で混沌としたサウンドに仕上げられています。
アルバム自体がSF的な物語を軸にしており、本作も登場人物の揺れ動く道徳観を音で表現しているかのようです。
クリックや編集を排した生々しい演奏が、その狂気をさらに際立たせています。
スリップノットのような激しさに実験的なアプローチを求める方には、たまらない1曲と言えるでしょう。
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