80年代洋楽のクリスマスソング。ヒット曲から隠れた名曲まで
80年代の音楽シーンって、洋楽や邦楽を問わずなんとなくキラキラしたイメージがありますよね。
そんな時代ですから、一年中で最も華やかでロマンティックなイベントが開催されるクリスマスの名曲は、当然のように数多く誕生しています。
日本と欧米ではクリスマスのとらえ方が違う面もありますが、この記事では80年代にヒットした洋楽のクリスマスソングを多数紹介しています。
日本でも毎年クリスマスの時期になると流れるあの定番の曲や、あまり知られていない隠れた名曲、スタンダードナンバーのカバーなども含め、甘い楽曲もほろ苦いナンバーもそろえ、幅広いラインアップでお届けします!
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80年代洋楽のクリスマスソング。ヒット曲から隠れた名曲まで(71〜80)
Christmas WrappingThe Waitresses

1981年にシングルとして発表された楽曲。
日本ではそこまで知られていませんが、ニューウェイブバンドであるThe Waitressesのこのバージョンがオリジナルで、gleeというドラマで使われたり、Kylie Minogueがカバーしたりと、根強い人気の残る楽曲です。
当時の時代性、ニューウェーブの空気感がよく伝わるPVも必見です。
Christmas in DixieAlabama

カントリーサザン・ロックの代表的バンド、アラバマ。
こちらの『Christmas in Dixie』彼ららしい、やわらかいメロディに仕上がっています。
クセのないクリスマスソングなので、ロックやハイテンポなポップスのような激しい曲が苦手な方にオススメの1曲です。
The Coventry CarolAlison Moyet

16世紀から伝わる伝統的なクリスマスキャロルに、アリソン・モイエさんの深く感情的な歌声が新たな解釈を加えた一曲です。
暗く厳粛な雰囲気を持つ本作は、彼女の他の作品とは対照的な魅力を放っています。
1987年10月にリリースされたチャリティーアルバム『A Very Special Christmas』に収録され、スペシャルオリンピックスの支援に一役買いました。
ヘロデ王の命令による幼児虐殺を嘆く母親の悲しみを描いた歌詞は、モイエさんのブルージーな声によって一層心に響きます。
クリスマスの季節に、より深い思索を求める方にぴったりの一曲ですね。
walk out to winterAztec Camera

スコットランドが生んだ人気バンド、Aztec Cameraが1983年に発表したデビューアルバム『High Land, Hard Rain』に収録されている、ニューウェーブの魅力が詰まったナンバーです。
季節の移り変わりを通して、若者の恋と成長を描いた歌詞は、ロディ・フレイムさんの詩的な才能が遺憾なく発揮されていますね。
エネルギッシュでロマンチックなサウンドは、リラックスした雰囲気を醸し出しつつも、心に深く響きます。
本作は、イギリスやスペインなど複数の国でリリースされ、その後のAztec Cameraの活躍を予感させる一曲となりました。
若さゆえの不安と希望が交錯する日々を過ごしているあなたに、共感と勇気を与えてくれるはずです。
Peace On Earth / Little Drummer BoyBing Crosby, David Bowie

異色の組み合わせで生まれた名曲として知られるこの楽曲。
ビング・クロスビーさんの深みのある声と、デヴィッド・ボウイさんの澄んだ歌声が絶妙なハーモニーを奏でています。
伝統的なキャロルと新しい曲が融合した構成は、クリスマスの温かさと平和への願いを見事に表現していますね。
1977年9月に録音され、クロスビーさんの急逝後、1982年にシングルとしてリリースされました。
イギリスでは3位にランクインする大ヒットとなり、北米でもクリスマスの定番曲として愛され続けています。
世代を超えて楽しめる本作は、クリスマスシーズンにぴったりの1曲。
家族や友人と過ごす温かな時間のBGMにいかがでしょうか。
Happy XmasSarah McLachlan

この歌、大好きです。
サラ・マクラクランがとてもすてきなアレンジで歌い上げています。
ハッピークリスマス(戦争は終わった)はいまでもクリスマスの定番の曲として、今でもよく街でも耳にする機会が多いと思います。
懐かしいカバーです。
WinterTori Amos

静寂の中に響く温かなピアノの音色が、冬の寒さを感じさせながらも心に染み入る名曲です。
Tori Amosさんの透き通った歌声が、自己発見の旅路を綴る歌詞と相まって、聴く人の心に深く響きます。
1992年1月にリリースされたデビューアルバム『Little Earthquakes』からのシングルで、彼女のキャリアの転換点となった1曲ですね。
家族との絆や自己受容をテーマに、成長の過程で感じる不安や喜びを繊細に表現しています。
自分自身と向き合いたい時、あるいは大切な人との思い出を振り返りたい時に聴くのがおすすめです。
本作は、冬の季節に限らず、人生の転機を迎えた時にも心の支えとなってくれるでしょう。






