80年代洋楽のクリスマスソング。ヒット曲から隠れた名曲まで
80年代の音楽シーンって、洋楽や邦楽を問わずなんとなくキラキラしたイメージがありますよね。
そんな時代ですから、一年中で最も華やかでロマンティックなイベントが開催されるクリスマスの名曲は、当然のように数多く誕生しています。
日本と欧米ではクリスマスのとらえ方が違う面もありますが、この記事では80年代にヒットした洋楽のクリスマスソングを多数紹介しています。
日本でも毎年クリスマスの時期になると流れるあの定番の曲や、あまり知られていない隠れた名曲、スタンダードナンバーのカバーなども含め、甘い楽曲もほろ苦いナンバーもそろえ、幅広いラインアップでお届けします!
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80年代洋楽のクリスマスソング。ヒット曲から隠れた名曲まで(1〜10)
Merry Christmas Strait To YouNEW!George Strait

「カントリーの王」と称されるジョージ・ストレイトさんが1986年に発表した初のクリスマス・アルバムから生まれた珠玉のタイトル・ナンバー。
静かなギターとピアノの響きに乗せて、ホリデーシーズンの暖かな挨拶や思いやりの心を丁寧に歌い上げています。
本作はソングライターのボブ・ケリーによるオリジナル作品で、派手さはないものの、ストレイトさんならではの抑制された歌声が聴く者の心にしみわたります。
アルバム全体はビルボードのカントリー・チャートで17位を記録し、ダブル・プラチナ認定を獲得しました。
伝統的なカントリーの温もりを感じながら、しっとりと静かにクリスマスを過ごしたい方にオススメです。
Christmas In The CaribbeanNEW!Jimmy Buffett

南国志向のトロピカル・ロックで知られるジミー・バフェットさんが1985年に送り出したクリスマスナンバー。
当初は7インチシングルとしてリリースされ、後に1992年の4枚組ベストボックスアルバム『Boats, Beaches, Bars & Ballads』にも収録された作品です。
雪のない南国でクリスマスを祝うというユニークな世界観が描かれており、サンタがイルカに乗って現れる情景や、ミストルートを取り寄せる様子など、従来のクリスマスイメージとは一線を画した内容になっています。
12月25日生まれのバフェットさん自身が「雪がすべてではない」と語るように、型にはまらないクリスマスの過ごし方を提案してくれる1曲です。
ビーチでのんびり過ごしたい方や、いつもと違うクリスマス気分を味わいたい方にオススメできる隠れた名曲でしょう。
Colorado ChristmasNEW!Nitty Gritty Dirt Band

1966年に結成され、フォーク、カントリー、ブルーグラスを横断してきたニッティ・グリティ・ダート・バンド。
彼らが1983年にシングルとしてリリースしたクリスマスソングは、静寂に包まれた雪景色の美しさを歌い上げた作品です。
コロラドの雪の朝にこそ天国が宿るという、自然への深い敬愛がつづられており、ゆったりとしたバラード調のメロディが心に染み入ります。
アリソン・クラウスさんのハーモニーやジョン・マキューエンさんのバンジョーが彩りを加え、温かみとノスタルジーを感じさせる仕上がりですね。
派手さを抑えた情景描写が魅力で、静かにクリスマスの朝を迎えたい方にぴったりの1曲です。
80年代洋楽のクリスマスソング。ヒット曲から隠れた名曲まで(11〜20)
Thank God For KidsNEW!The Oak Ridge Boys

ゴスペルから出発し、カントリー・ポップへと転向したヴォーカル・クァルテット、オーク・リッジ・ボーイズさんによる温かなナンバー。
1982年にリリースされたクリスマスアルバム『Christmas』からシングルカットされ、カントリーチャートで16週間のランクイン、最高3位を記録しました。
子どもたちの存在に感謝し、その無邪気さや笑顔が神からの贈り物であると歌い上げる内容で、親子の絆や家族の愛を温かく描いています。
アコースティック・ギターやピアノ、ストリングスを伴う穏やかなアレンジに、彼ららしいハーモニーが重なり、祈りのような雰囲気を醸し出しています。
クリスマスシーズンはもちろん、季節を超えてライブで演奏され続けるほど愛されている1曲です。
ご家族でゆったりと過ごしたい方や、心温まる曲をお探しの方にオススメです。
Thank God It’s ChristmasQueen

クイーンの隠れた名曲として有名な『Thank God It’s Christmas』。
1984年にリリースされ、6週間にわたって週間チャートに入り、最高位は21位を記録しています。
クイーンの楽曲のわりにはチャートのランキングが低いのですが、いくつかのクリスマスのコンピレーションアルバムに収録されたことから、じわじわと注目を集め、現在の人気を獲得しました。
曲調は80年代のシティポップのような感じですが、ボーカルラインは「これぞクイーン」といった感じのものに仕上げられています。
Wonderful Christmas TimePaul McCartney

1979年にポール・マッカートニーさんによってリリースされた、クリスマスソング『Wonderful Christmas Time』。
11月にリリースされたことと、ポール・マッカートニーさんのネームバリューによって、80年代に突入しても愛され続けた楽曲です。
同じくビートルズのメンバーであったジョン・レノンさんの『Happy Xmas』は反戦を歌っているのに対し、こちらの曲はただただクリスマスの楽しい雰囲気を歌っています。
ポール・マッカートニーさんの”らしさ”を感じる1曲です。
Last ChristmasWham!

クリスマソングといえば真っ先に『Last Christmas』を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
80年代を代表するポップアーティスト、ワムの1984年のナンバーで、日本でも多くのアーティストにカバーされ愛されています。
しんしんと降る雪のようなサウンド。
失恋の曲でとても切ないのに口ずさみたくなるのはなぜなのでしょう。
控えめだけど力強いドラムも魅力的ですね。
色あせない不朽の名曲、いつ聴いても胸に染みます。






