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80年代洋楽のクリスマスソング。ヒット曲から隠れた名曲まで

80年代の音楽シーンって、洋楽や邦楽を問わずなんとなくキラキラしたイメージがありますよね。

そんな時代ですから、一年中で最も華やかでロマンティックなイベントが開催されるクリスマスの名曲は、当然のように数多く誕生しています。

日本と欧米ではクリスマスのとらえ方が違う面もありますが、この記事では80年代にヒットした洋楽のクリスマスソングを多数紹介しています。

日本でも毎年クリスマスの時期になると流れるあの定番の曲や、あまり知られていない隠れた名曲、スタンダードナンバーのカバーなども含め、甘い楽曲もほろ苦いナンバーもそろえ、幅広いラインアップでお届けします!

80年代洋楽のクリスマスソング。ヒット曲から隠れた名曲まで(21〜30)

She Won’t Be HomeNEW!Erasure

ヴィンス・クラークさんとアンディ・ベルさんからなるシンセポップ・デュオ、イレイジャーのクリスマスソングです。

1988年のEP『Crackers International』に収録され、UKチャートで2位を記録したこちらの楽曲は、煌めくシンセサイザーのサウンドに乗せて、クリスマスを一人で過ごす切なさと寂しさを歌い上げています。

大切な人と過ごせない冬の夜、静かに降り積もる雪のような情景が心に染みてくるでしょう。

華やかなだけではない、ほろ苦さを秘めたクリスマスを感じたいときにぴったりの1曲です。

2013年のアルバム『Snow Globe』にはリダックス版も収録されており、より洗練された音像で楽しめます。

All I Want For Christmas Is My GirlNEW!New Edition

1983年に『Candy Girl』でデビューして以降、キャッチーなポップサウンドと洗練されたコーラスワークで80年代を代表するボーイズグループのニュー・エディション。

1985年にリリースされたホリデーEP『Christmas All Over the World』に収録された本作は、プレゼントやきらびやかな装飾よりも、恋人と一緒に過ごすことこそがクリスマスの本当の願いだと歌い上げるラブソングです。

シンセサイザーを活かした当時らしいアレンジと、甘く溶け合うハーモニーが心地よく響きます。

大切な人と過ごすクリスマスイブに、ロマンティックな気分を盛り上げてくれる一曲です。

It Wasn’t His ChildNEW!Sawyer Brown

カントリー・ミュージック・バンドとして1981年に結成され、ライブ活動を中心に長年活動を続けているソーヤー・ブラウン。

1988年にアルバム『Wide Open』に収録された本作は、ソングライター、スキップ・ユーイングさんが書いた賛美歌的なクリスマス曲です。

聖書に登場するヨセフの視点から描かれ、血のつながらない子どもを受け入れる父性と信仰がテーマ。

静かなアコースティック・ギターで始まる落ち着いたサウンドが宗教的な情趣を醸し出しています。

チャートでは51位と控えめながら、トリーシャ・イヤウッドさんやリーバ・マカンタイアさんらにカバーされ、根強く愛され続けています。

静かな夜にじっくりと聴きたい1曲です。

Merry, Merry ChristmasNew Kids On The Block

クリスマスの雰囲気満載の楽曲が、ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックの魅力をたっぷり詰め込んで届けられます。

世界中の人々に喜びと愛を伝えたいという思いが、爽やかなメロディと温かな歌声に乗せて表現されています。

1989年9月にリリースされたアルバム『Merry, Merry Christmas』に収録された本作は、Billboard 200チャートで9位を記録。

クリスマスの魔法や、この季節ならではの美しさ、そして平和への願いが込められた歌詞は、聴く人の心を優しく包み込みます。

クリスマスパーティーや家族との団らんのBGMとして、ぴったりの1曲ですよ。

Jingle Bell RockDaryl Hall & John Oates

Daryl Hall & John Oates – Jingle Bell Rock (Daryl’s Version – HD)
Jingle Bell RockDaryl Hall & John Oates

ダリル・ホールさんとジョン・オーツさんによって、1969年に結成されたブルー・アイド・ソウル・グループ、ダリル・ホール&ジョン・オーツ。

70年代にデビューしたグループですが、長きにわたって活躍を続けており、70歳をこえた現在でも現役で活動を続けています。

こちらの『Jingle Bell Rock』はロバート・リー・ヘルムズさんが1950年代にリリースしたものを、R&Bやソウルの要素を加えてアレンジしています。

ぜひ原曲と聴き比べてみてください。

Another Lonely ChristmasPrince

2016年に惜しまれながらも、この世を去ってしまったプリンスさん。

非常に知性の高い方で、生前は経済をテーマにした番組などでコメンテーターとしても活躍していました。

楽曲の方も知性を感じさせる複雑な作りになっており、彼が残してきた曲の数々が色あせることはいまだにありません。

そんな伝説的なアーティストであるプリンスさんのクリスマスソングが、こちらの『Another Lonely Christmas』です。

彼の代表曲である『Purple Rain』に近いメロディーなので、ぜひチェックしてみてください。

Driving Home For ChristmasChris Rea

Chris Rea – Driving Home For Christmas (Official Lyric Video)
Driving Home For ChristmasChris Rea

クリスマスの季節にぴったりの心温まるメロディが特徴的な名曲。

本作は、帰省する喜びと期待を描いたナンバーで、リリカルなピアノの音色とクリス・レアさんの温かみのある歌声が印象的です。

1988年にアルバム『New Light Through Old Windows』からのシングルとしてリリースされましたが、実は1986年に録音されたものです。

渋滞に巻き込まれながら、他のドライバーの表情を見て着想を得たというエピソードも興味深いですね。

クリスマスに家族や恋人のもとへ帰る人々の気持ちを優しく包み込むような曲調で、帰省の車中でぜひ聴いてほしい1曲です。