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80年代洋楽のクリスマスソング。ヒット曲から隠れた名曲まで

80年代の音楽シーンって、洋楽や邦楽を問わずなんとなくキラキラしたイメージがありますよね。

そんな時代ですから、一年中で最も華やかでロマンティックなイベントが開催されるクリスマスの名曲は、当然のように数多く誕生しています。

日本と欧米ではクリスマスのとらえ方が違う面もありますが、この記事では80年代にヒットした洋楽のクリスマスソングを多数紹介しています。

日本でも毎年クリスマスの時期になると流れるあの定番の曲や、あまり知られていない隠れた名曲、スタンダードナンバーのカバーなども含め、甘い楽曲もほろ苦いナンバーもそろえ、幅広いラインアップでお届けします!

80年代洋楽のクリスマスソング。ヒット曲から隠れた名曲まで(21〜30)

The Eyes of a ChildAir Supply

Air Supply – “The Eyes Of A Child”
The Eyes of a ChildAir Supply

オーストラリア出身のデュオエア・サプライが1987年にリリースしたアルバム『The Christmas Album』には、カバー曲に加えて2曲のオリジナル楽曲が収められています。

本作はGraham Russellさんと作曲家Ron Bloomさんによって共作されたバラードで、大人になった今だからこそ心に響く、子ども時代の純粋なまなざしを取り戻すことの大切さを問いかけます。

ストリングスやオーケストラ伴奏を織り交ぜた、静謐で情感豊かな仕上がりは、Air Supplyが得意とするロマンティックなサウンドそのもの。

プロモーション盤として配布された記録も残っており、クリスマスシーズンになると今もラジオで流れ続けている隠れた名曲です。

心穏やかに過ごしたい聖夜に、ゆっくりと耳を傾けてみてはいかがでしょうか。

All I Want For Christmas Is My GirlNew Edition

1983年に『Candy Girl』でデビューして以降、キャッチーなポップサウンドと洗練されたコーラスワークで80年代を代表するボーイズグループのニュー・エディション。

1985年にリリースされたホリデーEP『Christmas All Over the World』に収録された本作は、プレゼントやきらびやかな装飾よりも、恋人と一緒に過ごすことこそがクリスマスの本当の願いだと歌い上げるラブソングです。

シンセサイザーを活かした当時らしいアレンジと、甘く溶け合うハーモニーが心地よく響きます。

大切な人と過ごすクリスマスイブに、ロマンティックな気分を盛り上げてくれる一曲です。

It Wasn’t His ChildSawyer Brown

カントリー・ミュージック・バンドとして1981年に結成され、ライブ活動を中心に長年活動を続けているソーヤー・ブラウン。

1988年にアルバム『Wide Open』に収録された本作は、ソングライター、スキップ・ユーイングさんが書いた賛美歌的なクリスマス曲です。

聖書に登場するヨセフの視点から描かれ、血のつながらない子どもを受け入れる父性と信仰がテーマ。

静かなアコースティック・ギターで始まる落ち着いたサウンドが宗教的な情趣を醸し出しています。

チャートでは51位と控えめながら、トリーシャ・イヤウッドさんやリーバ・マカンタイアさんらにカバーされ、根強く愛され続けています。

静かな夜にじっくりと聴きたい1曲です。

She Won’t Be HomeErasure

She Won’t Be Home (Lonely Christmas)
She Won’t Be HomeErasure

ヴィンス・クラークさんとアンディ・ベルさんからなるシンセポップ・デュオ、イレイジャーのクリスマスソングです。

1988年のEP『Crackers International』に収録され、UKチャートで2位を記録したこちらの楽曲は、煌めくシンセサイザーのサウンドに乗せて、クリスマスを一人で過ごす切なさと寂しさを歌い上げています。

大切な人と過ごせない冬の夜、静かに降り積もる雪のような情景が心に染みてくるでしょう。

華やかなだけではない、ほろ苦さを秘めたクリスマスを感じたいときにぴったりの1曲です。

2013年のアルバム『Snow Globe』にはリダックス版も収録されており、より洗練された音像で楽しめます。

Do They Know It’s Christmas?Band Aid

Band Aid – Do They Know It’s Christmas? (Official Video) [4K]
Do They Know It's Christmas?Band Aid

エチオピアの飢饉救済のためのチャリティシングルとして、1984年11月に録音、翌月の12月3日にリリースされました。

UKチャートで5週1位、初週だけで100万枚超えという驚異的な売上を出しています。

メッセージ性がある曲なので、雰囲気だけで歌うより歌詞を理解してみるのも楽しむ一つです!

何人かでハモりながら歌うのも、もちろん楽しいですし、お一人で歌うのも、歌いあげるようなパートがあるので気持ちよく歌えそうですね。

歌手一人一人の歌い方の特徴はもちろんありますが、あまり気にせずご自分の声で歌うのが一番です!

胸に手を当てて声を響かせながら歌ってみてください!

Another Lonely ChristmasPrince

2016年に惜しまれながらも、この世を去ってしまったプリンスさん。

非常に知性の高い方で、生前は経済をテーマにした番組などでコメンテーターとしても活躍していました。

楽曲の方も知性を感じさせる複雑な作りになっており、彼が残してきた曲の数々が色あせることはいまだにありません。

そんな伝説的なアーティストであるプリンスさんのクリスマスソングが、こちらの『Another Lonely Christmas』です。

彼の代表曲である『Purple Rain』に近いメロディーなので、ぜひチェックしてみてください。

Fairytale Of New YorkThe Pogues Featuring Kirsty MacColl

少々、重たい歌詞ですが、毎年クリスマス・シーズンにはUKチャートの上位に入る定番として知られています。

イギリスで人気の高いクリスマスソングとなっています。

盛り上がる片隅でじっくりと聴きたくなるナンバーですね。