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秋におすすめのクラシックの名曲

秋をイメージさせる、オススメのクラシックの名曲を紹介!

クラシックのなかには四季をテーマにした作品が多く存在します。

今回は直接「秋」をテーマにしたものから、秋っぽさをイメージさせる曲までをピックアップしてみました!

暗い曲調のものから明るい曲調のものまで、さまざまな曲調からチョイスしているので、お気に入りの雰囲気の曲が見つかると思いますよ!

エピソードやちょっとした豆知識も紹介しているので、クラシックが好きな方は、ぜひ最後までご覧ください!

秋におすすめのクラシックの名曲(71〜80)

愛のあいさつEdward Elgar

イギリスの作曲家エドワード・エルガーが1888年に妻アリスとの婚約記念に贈った曲がこちらです。

アリスはエルガーより8歳年上で、宗教や身分も違ったため、アリスの家族からは結婚を反対されていたそうですが、こんなにステキな曲を贈ってくれるなんて、粋な夫ですよね。

彼らは生涯仲が良く、支えあって生きたそうで、それを聴くとほっこりした気分になります。

エルガーはピアノ独奏用、ピアノとヴァイオリン用、小編成の管弦楽などいくつかのバージョンの楽譜を残しました。

カルメンGeorges Bizet

さまざまな場面で使用され、思わず体が揺れ動いてしまう前奏曲部分の特徴的なメロディーは、誰もが一度はきっと耳にしたことがあることでしょう。

フランスの作曲家、ジョルジュ・ビゼーが作曲したオペラの代表作です。

プロスペル・メリメの小説をもとに作られたこの曲は、日本でも藤原歌劇団などの上演によって幅広く長く親しまれています。

晴れやかになるメロディーで鮮やかな音像が心地よいですね。

運動会でもよく使用される楽曲なので秋のイメージと重なります。

はやる気持ちを抑えられないといった雰囲気が、楽しみな秋の行事やイベントによく合います。

交響曲第五番一楽章「運命」Ludwig van Beethoven

ベートーベン『運命』交響曲第五番第一楽章
交響曲第五番一楽章「運命」Ludwig van Beethoven

こちらの曲はベートーヴェンの作曲した5番目の交響曲で、日本では『運命』と呼ばれ親しまれています。

印象的な曲の冒頭部分、どん底の暗さから、徐々に段階を踏んで明るい世界に入っていく、巧妙な曲の構成を追って聴いていると、とてもワクワクしますよ。

まるでジェットコースターに乗っているかのような印象です。

1楽章の中でも暗さから明るさへの変化はあるのですが、1から4楽章にかけても徐々に明るくなってきますので、すべての楽章を通して聴くのもおススメです。

魔法つかいの弟子デュカス

Dukas : L’apprenti sorcier, scherzo symphonique
魔法つかいの弟子デュカス

こちらはフランスの作曲家ポール・デュカスが1897年に作曲した管弦楽曲です。

ゲーテが、サモサタのルキアノスの詩『嘘を好む人たち』をもとに書いたバラード『魔法使いの弟子』をもとにデュカスが作った曲です。

1940年にミッキーマウスが魔法使いの弟子を演じるディズニーのアニメ映画『ファンタジア』に使われてより有名になりました。

クラシックでありながらじっくり聴かせるというよりは劇的でアニメに合いそうなポップなイメージもある曲です。

おわりに

誰もが一度は聴いたことがあるような古典的な傑作から、クラシック愛好家でないとなかなか知ることのできない戦後以降の作品など、秋にぜひ聴いてほしいクラシックの名曲をお届けしました。

秋の夜長に時間を忘れてクラシックに耳を傾ける……そんな贅沢なひと時をぜひ今回のプレイリストをおともにしてお過ごしくださいね!