エレキベース初心者のための練習曲
ベースという楽器は「縁の下の力持ち」と言われることも多く、地味な印象を持たれがちではあります。
実際にエレキベースを手に取って、8ビートのルート弾きを繰り返し練習することに飽きてしまった方もいらっしゃるかもしれません。
今回の記事では、そんなベーシスト初心者の方でも比較的弾きやすく、同時にベースの楽しさやおもしろさを味わえる楽曲をリサーチ、時代問わず邦楽を中心に洋楽の名曲もいくつかピックアップしてみました。
バンドアンサンブルの中でグルーヴを感じながらベースを弾けば、きっとあなたのプレイヤーとしての引き出しも増えるはず。
ぜひ挑戦してみてくださいね!
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エレキベース初心者のための練習曲(71〜80)
ParanoidBlack Sabbath

「へビーメタルの元祖」ブラックサバスです。
構成はいたってシンプルです。
雰囲気を出すのはなかなか難しいですが、1曲通して弾く練習にはとっても良いです。
ギターもドラムもシンプルかつほぼユニゾンなので、バンドとして合わせる喜びを感じやすい1曲です。
SurroundedDream Theater

結成30年を超えるプログレッシブバンド。
この曲は彼らの曲の中でも、ベースはシンプルですので初心者の方でも弾けます。
Aメロが5/4拍子なので、慣れるまではモタモタしてしまうかもしれませんが、感覚が分かれば気持ち良く弾けます。
弦飛びのフレーズも結構あるので、指のトレーニングにもなります。
MoreEARTHSHAKER

現在も活躍するジャパニーズメタルの雄。
この曲は8分音符と16分音符の組み合わせで、いわゆる「ダッタカ、ダッタカ」というリズム。
スピードが速いので大変に感じますが、ベースはシンプルです。
サビに関しては半音ずつ下がるフレーズなので、リズムの練習にもおすすめです。
エレキベース初心者のための練習曲(81〜90)
All Right NowFree

「16歳の天才ベーシスト」アンディー・フレイザーが在籍していた伝説的バンドです。
彼はフレットを端から端まで使うベーシストでした。
この曲は比較的落ち着いたフレーズ回しをしていますが、ソロの部分のベースフレーズは、4弦の開放弦から一気に1弦のハイフレットまで飛んでいます。
HOWEVERGLAY

J-POP黄金期の1990年代において、特大ヒットとなったGLAYの代表曲の1つが『HOWEVER』です。
楽曲の素晴らしさはもちろん、実際にバンドでコピーしてみれば分かるのですが、ストレートなロックとは一味違ったバンド・アンサンブルの妙が肝となっているのです。
その独自のグルーヴをけん引しているのが、JIROさんによるベースといっても過言ではないでしょう。
休符をうまく使ったレゲエ調のベース・ラインは、日ごろは8ビートの曲ばかり練習しているという初心者のプレイヤーからすれば、最初は戸惑ってしまうかもしれませんね。
運指の複雑さやテクニックというよりも、いかに独特の「ノリ」生み出せるかといったことが重要ですから、ぜひこの曲で裏の拍や16を意識したグルーヴを学んでみてください!
Know Your EnermyGreen Day

アメリカのパンクバンド、Green Dayの楽曲です。
この曲は速さもほどよく、ベースラインの動きも少ないので弾きやすいのではないでしょうか。
ベース以外の楽器も簡単なので、初心者で組んだバンドで演奏するのもオススメです。
The ChickenJaco Pastorius

この曲はどちらかと言うと、曲構成を覚えてほしいのと、ジャコ・パストリアスというベーシストのすばらしさを知ってもらいたいです。
構成はシンプルなのですが、その都度のベースプレイが同じコードとは思えないほど多様です。
この感覚を覚えていただきたいですね。






