エレキベース初心者のための練習曲
ベースという楽器は「縁の下の力持ち」と言われることも多く、地味な印象を持たれがちではあります。
実際にエレキベースを手に取って、8ビートのルート弾きを繰り返し練習することに飽きてしまった方もいらっしゃるかもしれません。
今回の記事では、そんなベーシスト初心者の方でも比較的弾きやすく、同時にベースの楽しさやおもしろさを味わえる楽曲をリサーチ、時代問わず邦楽を中心に洋楽の名曲もいくつかピックアップしてみました。
バンドアンサンブルの中でグルーヴを感じながらベースを弾けば、きっとあなたのプレイヤーとしての引き出しも増えるはず。
ぜひ挑戦してみてくださいね!
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エレキベース初心者のための練習曲(21〜30)
ワタリドリ[Alexandros]
![ワタリドリ[Alexandros]](https://i.ytimg.com/vi/O_DLtVuiqhI/sddefault.jpg)
疾走感あふれるサウンドと夜明け前の爽やかさを感じさせるメロディが印象的な[Alexandros]による本作は、目標に向かって努力する姿勢を力強く描いた楽曲です。
挑戦や旅立ちをテーマに、音楽を通じて人々とつながりたいという願いが込められた歌詞は、聴く人の心に寄り添い、前向きなエネルギーを与えてくれます。
2015年3月に発売されたシングル『ワタリドリ/Dracula La』に収録され、映画『明烏 あけがらす』の主題歌として起用されたことで知名度を高めました。
また、テレビ番組『魁!
音楽番付~EIGHT~』のエンディングテーマとしても使用され、メディアでの露出も増加。
力強いベースラインと印象的なコード進行が特徴で、ベースプレイの練習曲としても最適です。
基本的なフレーズを習得したい方にぜひおすすめしたい1曲です。
リンダリンダTHE BLUE HEARTS

名前を連呼し続けるTHE BLUE HEARTSの印象的な曲がこちら。
1987年にリリースされた曲ですがミュージカルになったり、映画になったりCMに使われるなど、長い間愛されている曲ですよね。
こちらの曲のベースラインはコードのルート音を弾き続けるシンプルなもの。
とはいえテンポがそこそこ速いので、そこでつまずく初心者の方もいるかもしれません。
はじめはできるテンポからゆっくりと弾き、少しずつテンポを上げて練習するといいですね。
怪獣の花唄Vaundy

希望に満ちた未来へと心を揺さぶる青春の応援歌が、Vaundyさんにより2020年5月に届けられました。
アルバム『strobo』に収録された本作は、大切な思い出と共に心に残り続ける「歌」をモチーフに、無邪気な夢や情熱を見つめ直す物語を紡ぎ出します。
力強いビートとキャッチーなメロディが織りなすサウンドは、マルハニチロのWILDishシリーズCMソングにも起用され、ライブを意識した盛り上がりも魅力です。
2022年末には紅白歌合戦で披露され、多くの人々の心をつかみました。
ベースの練習曲としても最適で、YouTubeなどに練習動画があるのでチェックしてみてください!
GIVE ME FIVE !AKB48

アイドルグループの曲はスタジオミュージシャンが担当していて高度な演奏技術が頻出する、なんていうのはよくあることですがAKB48によるこちらの『GIVE ME FIVE !』はバンド風のアンサンブルでまとめられたもので、ホーンセクションを除けばシンプルなロックバンド体制でも挑戦できる楽曲としておすすめです。
選抜メンバーで練習を重ね、実際に生バンドとして披露されたことでも知られていますよね。
ベースプレイについては基本はルート弾きながらイントロでやや動くフレーズも盛り込まれており、練習曲としてちょうどよい難易度ですから初心者ベーシストの方もぜひ挑戦してみてください!
Smells Like Teen SpiritNirvana

1990年代初頭にアメリカを中心に大ブームを巻き起こした、グランジ~オルタナティブ・ロックの伝説的なバンド、ニルヴァーナの代表曲です。
あまりにも有名になりすぎて、当時の本人たちにとってはこの曲ばかり求められることに不本意なものを感じていたようですが、これほどシンプルな楽曲構造でありながら、これほどまでにカッコいい曲を作り上げられるという事実こそが重要ですよね。
この曲はどうしてもカート・コバーンさんのボーカルとギターに注目してしまいがちですが、Aメロはベースとドラムが主役のようなものですから、ここはしっかりと弾いておきたいところ。
基本的にギターとユニゾンしているシンプルなフレーズですから、ベースの練習としてはもちろん、バンド・アンサンブルの練習曲としても推薦したい1曲です。
空も飛べるはずスピッツ

優しさと希望に満ちた幻想的なメロディと共に、若者の成長と自己実現への願いをつづった心温まる楽曲です。
スピッツのフロントマン草野マサムネさんが紡ぎ出す詩的な歌詞には、未熟さや不安を抱えながらも、純粋な思いを胸に前へ進もうとする青春の姿が描かれています。
本作は1994年4月にリリースされ、のちに1996年1月からのフジテレビ系ドラマ『白線流し』の主題歌として起用され、オリコンチャートで初の週間1位を獲得するミリオンセラーとなりました。
メロディアスなギターと透明感のあるボーカルが印象的な楽曲は、アルバム『空の飛び方』にも収録され、世代を超えて愛され続けています。
これからベースを始める方にオススメの1曲なのでぜひチャレンジしてみてください!
小さな頃からJUDY AND MARY

1990年代において爆発的な人気を誇るも2001年に解散を表明、令和の今も伝説的な存在として語り継がれるJUDY AND MARY。
見た目もバラバラなメンバー4人の個性がぶつかり合うサウンドはキャッチーながら一筋縄ではいかないものが多く、実際に曲をカバーしようとしても難しいと感じられた方もきっと多いでしょう。
ベース初心者という想定でおすすめしたい曲が、1995年にリリースされたシングル曲『小さな頃から』です。
後期のライブにおいても披露されていた人気曲で、切ないミディアムバラードの名曲ですよね。
作曲も務めたベーシスト、恩田快人さんはこの曲にかんしては非常にシンプルなルート弾きに徹しており、まだそれほど激しい運指は難しいという方でも挑戦しやすいですよ。
ギターソロ前の大胆なグリッサンドを使ったプレイは、大げさなくらいにばっちり決めてくださいね!