エレキベース初心者のための練習曲
ベースという楽器は「縁の下の力持ち」と言われることも多く、地味な印象を持たれがちではあります。
実際にエレキベースを手に取って、8ビートのルート弾きを繰り返し練習することに飽きてしまった方もいらっしゃるかもしれません。
今回の記事では、そんなベーシスト初心者の方でも比較的弾きやすく、同時にベースの楽しさやおもしろさを味わえる楽曲をリサーチ、時代問わず邦楽を中心に洋楽の名曲もいくつかピックアップしてみました。
バンドアンサンブルの中でグルーヴを感じながらベースを弾けば、きっとあなたのプレイヤーとしての引き出しも増えるはず。
ぜひ挑戦してみてくださいね!
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エレキベース初心者のための練習曲(21〜30)
Smells Like Teen SpiritNirvana

1990年代初頭にアメリカを中心に大ブームを巻き起こした、グランジ~オルタナティブ・ロックの伝説的なバンド、ニルヴァーナの代表曲です。
あまりにも有名になりすぎて、当時の本人たちにとってはこの曲ばかり求められることに不本意なものを感じていたようですが、これほどシンプルな楽曲構造でありながら、これほどまでにカッコいい曲を作り上げられるという事実こそが重要ですよね。
この曲はどうしてもカート・コバーンさんのボーカルとギターに注目してしまいがちですが、Aメロはベースとドラムが主役のようなものですから、ここはしっかりと弾いておきたいところ。
基本的にギターとユニゾンしているシンプルなフレーズですから、ベースの練習としてはもちろん、バンド・アンサンブルの練習曲としても推薦したい1曲です。
若者のすべてフジファブリック

この曲はとても弾きやすい速さだと思います。
また、ベースラインの動きも少ないため、簡単に弾けると思います。
少し退屈だなあという方は同じフジファブリックの夜明けのbeatなども練習してみると良いかもしれません。
TRUE BLUELUNA SEA

1989年に結成、90年代の音楽シーンにおいていわゆるヴィジュアル系という枠内をこえた数多くの伝説を生み出すも2000年に終幕、再始動後は若い世代にも多くのファンを獲得して現在進行形の伝説として音楽ファンはもちろん、ミュージシャンたちからも絶大な支持を受けるバンドがLUNA SEAです。
LUNA SEAのベーシストであるJさんは「何となく地味なポジション」といったステレオタイプのイメージがあったベーシスト像を破壊した存在の一人でもありますし、令和の今も彼に憧れてベースを始めた方はきっと多いでしょう。
Jさんのベースは土台に徹することも主役級に動き回ることもできるタイプですが、初心者ベーシストにおすすめなのがこちらの名曲『TRUE BLUE』です。
作曲もJさんが手掛けており、Jさんらしいアグレッシブでアップテンポな楽曲ながらベースラインはルート弾き中心で割合にシンプルにまとめられており、速いテンポに慣れるという意味でもぜひ挑戦してみてほしいですね。
ピック弾きの方にとっては正確なオルタナテイトピッキングの練習にもなりますし、キメの部分はドラムと息を合わせて歯切れよいプレイを心がけてください。
ワタリドリ[Alexandros]
![ワタリドリ[Alexandros]](https://i.ytimg.com/vi/O_DLtVuiqhI/sddefault.jpg)
疾走感あふれるサウンドと夜明け前の爽やかさを感じさせるメロディが印象的な[Alexandros]による本作は、目標に向かって努力する姿勢を力強く描いた楽曲です。
挑戦や旅立ちをテーマに、音楽を通じて人々とつながりたいという願いが込められた歌詞は、聴く人の心に寄り添い、前向きなエネルギーを与えてくれます。
2015年3月に発売されたシングル『ワタリドリ/Dracula La』に収録され、映画『明烏 あけがらす』の主題歌として起用されたことで知名度を高めました。
また、テレビ番組『魁!
音楽番付~EIGHT~』のエンディングテーマとしても使用され、メディアでの露出も増加。
力強いベースラインと印象的なコード進行が特徴で、ベースプレイの練習曲としても最適です。
基本的なフレーズを習得したい方にぜひおすすめしたい1曲です。
Rock’n RollLed Zeppelin

シンプルなコード進行とキャッチーなメロディーラインで、さまざまなアーティストがカバーしている名曲ですね。
最初のドラムが若干トリッキーなので面食らうかもしれませんが、基本がブルース進行のコードなので、曲の流れは覚えやすいと思います。
またアドリブを入れやすいので、自分らしい演奏が入れ込めますよ。
空も飛べるはずスピッツ

優しさと希望に満ちた幻想的なメロディと共に、若者の成長と自己実現への願いをつづった心温まる楽曲です。
スピッツのフロントマン草野マサムネさんが紡ぎ出す詩的な歌詞には、未熟さや不安を抱えながらも、純粋な思いを胸に前へ進もうとする青春の姿が描かれています。
本作は1994年4月にリリースされ、のちに1996年1月からのフジテレビ系ドラマ『白線流し』の主題歌として起用され、オリコンチャートで初の週間1位を獲得するミリオンセラーとなりました。
メロディアスなギターと透明感のあるボーカルが印象的な楽曲は、アルバム『空の飛び方』にも収録され、世代を超えて愛され続けています。
これからベースを始める方にオススメの1曲なのでぜひチャレンジしてみてください!
怪獣の花唄Vaundy

希望に満ちた未来へと心を揺さぶる青春の応援歌が、Vaundyさんにより2020年5月に届けられました。
アルバム『strobo』に収録された本作は、大切な思い出と共に心に残り続ける「歌」をモチーフに、無邪気な夢や情熱を見つめ直す物語を紡ぎ出します。
力強いビートとキャッチーなメロディが織りなすサウンドは、マルハニチロのWILDishシリーズCMソングにも起用され、ライブを意識した盛り上がりも魅力です。
2022年末には紅白歌合戦で披露され、多くの人々の心をつかみました。
ベースの練習曲としても最適で、YouTubeなどに練習動画があるのでチェックしてみてください!






