エレキベース初心者のための練習曲
ベースという楽器は「縁の下の力持ち」と言われることも多く、地味な印象を持たれがちではあります。
実際にエレキベースを手に取って、8ビートのルート弾きを繰り返し練習することに飽きてしまった方もいらっしゃるかもしれません。
今回の記事では、そんなベーシスト初心者の方でも比較的弾きやすく、同時にベースの楽しさやおもしろさを味わえる楽曲をリサーチ、時代問わず邦楽を中心に洋楽の名曲もいくつかピックアップしてみました。
バンドアンサンブルの中でグルーヴを感じながらベースを弾けば、きっとあなたのプレイヤーとしての引き出しも増えるはず。
ぜひ挑戦してみてくださいね!
エレキベース初心者のための練習曲(61〜80)
ふわふわ時間桜高軽音部

良い感じに歪みが効いている、パンクのようなポップチューンが弾いていて楽しいと思います。
曲構成は特に難しい部分はありませんが、ノリや勢いが大切なのでもたつかないよう気を付けて、パフォーマンスを重視して弾ききってください。
彩りMr.Children

1990年代に爆発的な人気となって以降、現在でもJ-POPシーンの第一線を走り続けている4人組ロックバンド、Mr.Children。
13thアルバム『HOME』に収録されている楽曲『彩り』は、オリンパス『デジタル一眼レフカメラ E-410』のCMソングとして起用されました。
テンポがゆったりとしておりベースの音数も多くありませんが、フレーズ自体は動き回るためしっかり覚えて演奏しましょう。
また、ドラムをはじめとした他のパートとしっかり合わせないとアンサンブルがバラバラになってしまうため、初心者ベーシストの方は特に気をつけて挑戦してみてくださいね。
マリーゴールドあいみょん

2018年にリリースされたあいみょんさんの人気の曲がこちら。
夏の風景と男女の恋愛が重なりあったラブソングで、紅白歌合戦でうたわれたりCMなどにも使われ、よく耳にしますよね。
この曲のベースラインは最も基本的な同じ音が続く8ビート主体なので、初心者にもピッタリ。
とはいえ、後半は盛り上がってくるとベースラインも激しく動き始めるので、ハードルが高い人は少しずつクリアしていってはじめは前半のように弾き続けてもいいかもしれません。
SurroundedDream Theater

結成30年を超えるプログレッシブバンド。
この曲は彼らの曲の中でも、ベースはシンプルですので初心者の方でも弾けます。
Aメロが5/4拍子なので、慣れるまではモタモタしてしまうかもしれませんが、感覚が分かれば気持ち良く弾けます。
弦飛びのフレーズも結構あるので、指のトレーニングにもなります。
American IdiotGreen Day

1990年代のライブハウスでは、ニルヴァーナやグリーンデイのコピー・バンドが大抵1組はいたものです。
当時であれば、グリーンデイといえば『Basket Case』辺りは大体カバーされておりましたが、2000年代以降はむしろこの『American Idiot』のコピー率の方が高いかもしれませんね。
2004年にリリースされて特大ヒットを記録した、2000年代のグリーンデイの代表的な楽曲です。
グリーンデイはパンクを基本としたサウンドですから、ストレートで小細工不要のシンプルなアレンジが楽器初心者にとっても弾きやすいはず。
ベースはルート弾きが中心で、楽曲の切れ味鋭い疾走感を演出するために、速めのテンポに遅れないようにしつつ、しっかりとボトムを支えるようなプレイを心がけましょう。