エレキベース初心者のための練習曲
ベースという楽器は「縁の下の力持ち」と言われることも多く、地味な印象を持たれがちではあります。
実際にエレキベースを手に取って、8ビートのルート弾きを繰り返し練習することに飽きてしまった方もいらっしゃるかもしれません。
今回の記事では、そんなベーシスト初心者の方でも比較的弾きやすく、同時にベースの楽しさやおもしろさを味わえる楽曲をリサーチ、時代問わず邦楽を中心に洋楽の名曲もいくつかピックアップしてみました。
バンドアンサンブルの中でグルーヴを感じながらベースを弾けば、きっとあなたのプレイヤーとしての引き出しも増えるはず。
ぜひ挑戦してみてくださいね!
エレキベース初心者のための練習曲(41〜60)
風の日ELLEGARDEN

00年代を代表するメロコアバンド、ELLEGARDEN。
彼らの楽曲『風の日』は日本語のメロコアナンバーの魅力がたっぷり詰まった1曲です。
ELLEGARDENのベースは疾走感がある八分音符のルート弾きが多く、初心者の方にとっても取り組みやすいと思います。
しかしながらシンプルゆえに手を抜かず、リズムにヨレがないように弾きたいですね。
音をピタッと止めるブレイクから、サビに入る時の1音目のアタックはバンドで息を合わせてしっかり迫力を持って決めたいですね。
若者のすべてフジファブリック

この曲はとても弾きやすい速さだと思います。
また、ベースラインの動きも少ないため、簡単に弾けると思います。
少し退屈だなあという方は同じフジファブリックの夜明けのbeatなども練習してみると良いかもしれません。
Black Market Blues9mm Parabellum Bullet

フェスの常連、9mm Parabellum Bulletです!
9mmといえばギターが難しいという印象がありますが、ベースはすぐに弾ける曲もあります。
このBlack Market Bluesのベースはずっと同じメロディを弾くだけなので曲の流れさえ覚えてしまえば弾けるようになります。
エトセトラONE OK ROCK

国内外から人気を集めるロックバンド、ONE OK ROCKが2007年にリリースした『エトセトラ』は、4人編成でロックな演奏を届けたい方にオススメの楽曲です。
ギターの哀愁のあるアルペジオの音色に合わせて、低音のベースラインがスライドで加わります。
重厚感のあるバンド演奏のリズムに合わせて、丁寧に単音弾きをしましょう。
そのあとは、同じフレーズを何度も繰り返すパートが続くので、リズムに合わせて練習するベースの練習にも向いています。
サビの開放的な音に合わせたピッキングを披露して、グルーヴを感じてみてくださいね。
焼け野が原Cocco

フレーズを覚えるという感覚を養うにはこのような楽曲が良いかもしれません。
4分音符4つを半音ずつ上昇下降するので他のパートとの音の兼ね合いやベースの役割を認識できると思います。
弾くこと自体はそれほど難しくないのでベースという楽器の音の役割に意識してください。