エレキベース初心者のための練習曲
ベースという楽器は「縁の下の力持ち」と言われることも多く、地味な印象を持たれがちではあります。
実際にエレキベースを手に取って、8ビートのルート弾きを繰り返し練習することに飽きてしまった方もいらっしゃるかもしれません。
今回の記事では、そんなベーシスト初心者の方でも比較的弾きやすく、同時にベースの楽しさやおもしろさを味わえる楽曲をリサーチ、時代問わず邦楽を中心に洋楽の名曲もいくつかピックアップしてみました。
バンドアンサンブルの中でグルーヴを感じながらベースを弾けば、きっとあなたのプレイヤーとしての引き出しも増えるはず。
ぜひ挑戦してみてくださいね!
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エレキベース初心者のための練習曲(11〜20)
The TrooperIron Maiden

アイアン・メイデンの1983年の楽曲『The Trooper』。
メタルバンドのレジェンドの楽曲ですが、これはもう教科書のようにたくさんのアイディアにあふれた素晴らしい楽曲です。
この曲をコピーしてみれば、ベースが「半分リズム楽器」と言われるような理由もわかるかもしれません。
バンドのリズムのグルーヴに大きな影響を与えるプレイを感じてみてください。
この曲をコピーし終わると、あなたのベーシストとしての引き出しもいくつか増えていると思いますよ!
FatlipSUM41

ノリのいいSUM41の楽曲です。
バンドで合わせると最高にかっこいいです。
出す音、止める音、つまり休符に関するメリハリを付ければ良い感じに仕上がると思います。
そして勢いを重視するのも大切な要素。
頭を振ったり、ジャンプしたりして弾く練習もしてみましょう。
ピースサイン米津玄師

2017年にリリースされた米津玄師さんのシングル曲「ピースサイン」は人気アニメ『僕のヒーローアカデミア』の第2期第1クールオープニングテーマとしても起用され、2025年時点でのYouTube動画の再生回数は3.1億回超えという数字を記録している大人気曲です。
メジャーキーの爽やかな疾走タイプのロックチューンで、バンドでのカバーもおすすめですね。
ベースラインは基本的にルート弾きメインのシンプルなもので、初心者の方にとってはBPMが200という速いテンポの曲に慣れるための練習曲としてぜひ推薦したいです。
いわゆるシンコペーションを多用したリズム、休符をうまく使ったフレーズは正確なオルタネイトピッキングの練習にもなりますね。
テンポの速さがつらいという方は、まずはゆっくりめのテンポから徐々にスピードを上げていくようにしましょう!
Smoke on the WaterDeep Purple

ディープ・パープルのスーパーヒット曲といえばこちらの曲でしょう。
1972年に発表されたこちらの曲は、スイスのモントルーで起きた火事の一部始終を歌った曲で、印象的なギター・リフを聴いただけで、ほとんどの人があの曲だとわかるほどです。
コード進行や構成は簡単で、初心者にも覚えやすい曲ですが、平歌の部分は予想以上にベースが活躍するのでやりがいがありそうです。
有名なリフ部分はギターとユニゾンではないものの一緒に弾くことによって盛り上がれるでしょう。
Re:makeONE OK ROCK

ONE OK ROCK2011年のヘビーなロックナンバー『Re:make』。
やはり楽器ごとの絡み合いが最高に美しく、迫力のある楽曲ですね。
ギターが前面に出されたギターロックらしい音の作り方ですが、この重みはやはりベースの仕事ですので、ドラムのキックとのグルーヴ感を意識して演奏するといいかもしれません。
ギターのさらに低音部分は俺に任せろ!的な感覚でどっしりベースの効いた音でバンドを支えてあげてください!
TRUE BLUELUNA SEA

1989年に結成、90年代の音楽シーンにおいていわゆるヴィジュアル系という枠内をこえた数多くの伝説を生み出すも2000年に終幕、再始動後は若い世代にも多くのファンを獲得して現在進行形の伝説として音楽ファンはもちろん、ミュージシャンたちからも絶大な支持を受けるバンドがLUNA SEAです。
LUNA SEAのベーシストであるJさんは「何となく地味なポジション」といったステレオタイプのイメージがあったベーシスト像を破壊した存在の一人でもありますし、令和の今も彼に憧れてベースを始めた方はきっと多いでしょう。
Jさんのベースは土台に徹することも主役級に動き回ることもできるタイプですが、初心者ベーシストにおすすめなのがこちらの名曲『TRUE BLUE』です。
作曲もJさんが手掛けており、Jさんらしいアグレッシブでアップテンポな楽曲ながらベースラインはルート弾き中心で割合にシンプルにまとめられており、速いテンポに慣れるという意味でもぜひ挑戦してみてほしいですね。
ピック弾きの方にとっては正確なオルタナテイトピッキングの練習にもなりますし、キメの部分はドラムと息を合わせて歯切れよいプレイを心がけてください。
エレキベース初心者のための練習曲(21〜30)
STAY AWAYL’Arc〜en〜Ciel

私も含めて、1990年代に10代を過ごしたベース弾きで、ラルクのTETSUYAさんによる華麗なプレイに憧れたという方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
ローポジションからハイポジションまで縦横無尽に弾きまくるプレイは、地味なイメージを持たれがちなベースの概念には当てはまらないものがありますよね。
今回は、比較的シンプルなプレイが中心の『STAY AWAY』を紹介します。
2000年にリリースされて大ヒットを記録したシングル曲で、作曲も手がけたTETSUYAさんらしいポップなナンバー。
イントロの印象的なフレーズはエフェクターで歪ませないといけませんが、基本的にはルートがメインですし、いかにもTETSUYAさんらしいグリッサンドを使ったメロディアスなフレーズなどもしっかり学べますよ。