エレキベース初心者のための練習曲
ベースという楽器は「縁の下の力持ち」と言われることも多く、地味な印象を持たれがちではあります。
実際にエレキベースを手に取って、8ビートのルート弾きを繰り返し練習することに飽きてしまった方もいらっしゃるかもしれません。
今回の記事では、そんなベーシスト初心者の方でも比較的弾きやすく、同時にベースの楽しさやおもしろさを味わえる楽曲をリサーチ、時代問わず邦楽を中心に洋楽の名曲もいくつかピックアップしてみました。
バンドアンサンブルの中でグルーヴを感じながらベースを弾けば、きっとあなたのプレイヤーとしての引き出しも増えるはず。
ぜひ挑戦してみてくださいね!
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エレキベース初心者のための練習曲(1〜10)
LOVE ROCKETSThe Birthday

元THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのチバユウスケさんを中心に結成され、2023年に活動終了となった4人組ロックバンド、The Birthday。
2022年リリースの『月夜の残響 ep』に収録されている楽曲『LOVE ROCKETS』は、アニメーション映画『THE FIRST SLAM DUNK』のオープニングテーマとして起用されました。
ベースは繰り返しのルート弾きが多く、覚えることも少ないため初心者ベーシストにも挑戦しやすいですよ。
ガレージバンド然としたアンサンブルがクールな、シンプルでありながらもベースが目立つロックチューンです。
SupernovaELLEGARDEN

2018年に10年ぶりの活動再開を果たし、その変わらぬ人気ぶりを見せつけた4人組ロックバンド、ELLEGARDEN。
3rdアルバム『Pepperoni Quattro』のオープニングを飾る楽曲『Supernova』は、活動再開時のライブで一曲目に演奏されファンを熱狂させました。
楽曲そのもののテンポに対してベースのフレーズはそれほど速くない上にルート弾きがメインのため初心者ベーシストにもおすすめですよ。
ライブで演奏すればオーディエンスと一体になって盛り上がれる、ポップなアッパーチューンです。
祝日天国35.7

初めてスタジオに入った際の検温でメンバー全員が同じ体温であったことからバンド名が名付けられた4人組ロックバンド、35.7。
2ndEP『書を捨て、歌を編む』に収録されている楽曲『祝日天国』は、バンドの代表曲にもなっているアッパーチューンです。
基本的にはルート弾きのため難しいフレーズはありませんが、イントロや間奏部分でシンコペーションがあるため、リズムがずれないよう注意しましょう。
また、テンポが少し速いため他のパートと呼吸を合わせることを意識してくださいね。
エレキベース初心者のための練習曲(11〜20)
Don’t Look Back In AngerOasis

1995年にイギリスのロックバンド、オアシスがリリースした名曲がこちらです。
2017年にマンチェスターで起きたテロの際にはこの曲が追悼式の参列者によって歌われたのが印象的な曲でした。
曲としてはとても魅力がありますが、テンポがゆっくり目なうえ、ベースラインも簡単なので、ベース初心者がノリを覚えるにはうってつけの1曲といえるでしょう。
全体的に他のパートもやさしめなのでバンドでの練習曲としてもおススメできる曲です。
前前前世RADWIMPS

ロックバンドRADWIMPSの代表曲『前前前世』、ドラマチックで疾走感のあるロックサウンドが気持ちのいい1曲ですね。
RADWIMPSの楽曲はジャンルも豊富で、ベースラインもどれも一筋縄ではいかない遊び心のある楽曲が多いです。
こちらの楽曲もまさにそのような楽曲で、初心者の方にとって原曲でコピーするとなれば、なかなかの難易度だと思います。
しかしながらしっかり演奏できるようになればハイポジションやメロディごとのアレンジの違いが楽しめる、弾いていて気持ちのいいことまちがいなしの楽曲です。
簡単にアレンジするのもアリですね!
シャングリラチャットモンチー

日本のガールズスリーピースバンド、チャットモンチーの代表曲『シャングリラ』。
「ダンスビート」というリズムは聞いたことがありますでしょうか?
このビートの代名詞はドラムのキックの四つ打ち、つまり四分音符のバスドラムなのですが、その四つ打ちのダンスビートと最高の相性の「オクターブ奏法」がイントロなどに登場します。
このドラムとベースのグルーヴ感がヨレてしまうとこの曲のアンサンブルは半減です。
しかしながらしっかり決まると最高にダンサブルなリズムを生み出すことのできる、最高に気持ちのいい楽曲です。
POISON布袋寅泰

私事ながら、高校生の時にこの曲のベースを弾けたときの感動は今も忘れません。
1995年にリリースされ大ヒットを記録した布袋寅泰さんの名曲にして、布袋さん自身のキャリアの中でもターニングポイントとなったという重要な楽曲です。
この最高にカッコいいロック・ナンバーを語る上で欠かせないのが、ど頭から鳴り響くベース・ラインですよね。
実はこのベース、布袋さん自らが弾いたものなんですよ。
徹頭徹尾「ロック」なダイナミズムを持ったベースのフレーズは、まさに主役級の役割を担っております。
それほど難しいテクニックは必要ありませんし、多少のミスは気にせず、まずはノリと勢いで突っ走りましょう!