エレキベース初心者のための練習曲
ベースという楽器は「縁の下の力持ち」と言われることも多く、地味な印象を持たれがちではあります。
実際にエレキベースを手に取って、8ビートのルート弾きを繰り返し練習することに飽きてしまった方もいらっしゃるかもしれません。
今回の記事では、そんなベーシスト初心者の方でも比較的弾きやすく、同時にベースの楽しさやおもしろさを味わえる楽曲をリサーチ、時代問わず邦楽を中心に洋楽の名曲もいくつかピックアップしてみました。
バンドアンサンブルの中でグルーヴを感じながらベースを弾けば、きっとあなたのプレイヤーとしての引き出しも増えるはず。
ぜひ挑戦してみてくださいね!
エレキベース初心者のための練習曲(81〜100)
The Attitude SongSteve Vai

スティーヴ・ヴァイのソロ作品です。
ポリリズムの練習になる1曲ですね。
どこが頭かをきちんと意識して弾くことが重要です。
ドラムの音を良く聴きましょう。
オリジナルではスラップで弾いていますが、指弾きでもピックでも良いと思います。
難しいイメージがありますが、ベースはお休み部分も多いので大丈夫です。
Sir DukeStevie Wonder

この曲はブラックミュージックの「後ノリ」を学ぶにはとっても良いです。
ドラムとの絡みも気持ち良く、ベースフレーズも多岐に及ぶので、指弾きが上達したい人はぜひ練習してください。
ブラスとのユニゾンは完璧に覚えないと、なかなかうまくいきません。
追憶のマーメイドTHE YELLOW MONKEY

ミディアムテンポの8ビートなので初心者にもおすすめの1曲。
そして一貫してルート弾きではないので、やりがいもあるかと思います。
ピックをゴリゴリ当てつつ、ていねいに弾く。
そんなイメージでしょうか。
サビは解放されたイメージでおおらかに弾くと懐の深さを醸し出せるかもしれません。
ROCK ME BABYTHE BAWDIES

ベースボーカルが印象的な邦楽ロックバンド、THE BAWDIESです。
最初から歌いながらベースを弾くのは難しいと思いますので、まずはベースだけ練習してみましょう。
ベースと歌のタイミングが合うように弾けると楽しいです。
ないものねだりKANA-BOON

男女のちょっとしたケンカのやり取りの歌詞が楽しいカナブーンのこちらの曲は2013年にリリースされました。
ベースのパターンは簡単なのですが、ベースの音が頭ではなく裏の拍から変わるパターンが多く、ちょっとトリッキーな感じなので間違えないよう注意が必要です。
サビの部分は単純な8ビートなので問題なく演奏できそうです。
初心者ははじめは曲の再生テンポをゆっくりにして流しながら一緒に練習すると楽に弾けるようになりますよ。