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【ピアノ発表会】男の子におすすめ!かっこいい&聴き映えする人気曲を厳選

ピアノの習い事といえば女の子の習い事というイメージもありましたが、今では動画サイトやSNS、ストリートピアノの流行の影響もあるのか男の子でもピアノを習いたい子が多くなっています。

「息子にも弾けるようになってほしい!」とピアノを習わせる保護者の方も多くなり、そこで必ず通る道にピアノの発表会があります。

そこで本記事では、ピアノを習うお子さんが必ず経験する発表会の曲の候補曲として、男の子にピッタリのかっこよくて舞台映えする作品をご紹介します。

先生から「何か弾きたい曲はある?」と聞かれた際に答えられるよう、早めにめぼしをつけておいてはいかがでしょうか?

もくじ

【ピアノ発表会】男の子におすすめ!かっこいい&聴き映えする人気曲を厳選(61〜80)

こどもの音楽-12のやさしい小品 Op.65 第4曲「タランテラ」Sergei Prokofiev

プロコフィエフ:「子供のための音楽」より タランテラ Op.65-4 / 水谷 碧(第37回入賞者記念コンサート/A1級[金賞])
こどもの音楽-12のやさしい小品 Op.65 第4曲「タランテラ」Sergei Prokofiev

ロシアの作曲家セルゲイ・プロコフィエフが「古典的でわかりやすいこどものための音楽」として作曲した『こどもの音楽-12のやさしい小品 Op.65』。

第4曲の『タランテラ』は、イタリアの急速な舞曲「タランテラ」のリズムによって展開される疾走感があふれる1曲です。

歯切れのよさと力強さがポイントのこの曲は、速さをキープしながらも隣の指同士がくっついて音が濁らないようクリアな音で弾くのがポイント!

テンポを上げることだけにとらわれず、指の基礎練習をしっかり行いながら仕上げていきましょう。

ライオンの大行進Camille Saint-Saëns

「ライオンの大行進」サン・サーンス作曲(夢みるピアニスト こどものピアノ名曲集2より)
ライオンの大行進Camille Saint-Saëns

フランスの作曲家カミーユ・サン=サーンス作曲の組曲『動物の謝肉祭』の第1曲目『序奏と獅子王の行進』の主題を取り出したのが、複数のピアノ初級者向け楽譜に収録されている『ライオンの大行進』です。

ライオンが堂々と歩く様子を連想させる力強い曲調は、発表会の舞台でかっこいい演奏を披露したい男の子にピッタリ!

左手が跳躍するアレンジ、ポジション移動がほとんどないアレンジなど、楽譜によって譜面が異なるので、お子さんや生徒さんのレベルに合ったバージョンを選んであげてくださいね。

ワルツエチュードWilliam Gillock

【ピアノ発表会おすすめ】ワルツ エチュード ♫ ギロック / Valse Etude, Gillock
ワルツエチュードWilliam Gillock

ウィリアム・ギロックの『ワルツエチュード』は、こどもが駆け回っているような部分もあれば、優雅にステップを踏んでいる光景が目に浮かぶ部分もある、変化に富んだ作品です。

発表会で「かっこよかったよ!」と言ってもらうためには、聴いている人を飽きさせないインパクトのある演奏に仕上げたいところ。

この曲は、華やかで強弱や表現でたっぷり変化をつけられるので、強く印象に残る演奏に仕上げやすいといえるでしょう。

お友達やご家族をあっと驚かせる演奏をしたい男の子は、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

ルパン三世のテーマ ’78大野雄二

【楽譜あり】ルパン三世のテーマ ’78 /『ルパン三世』より(ピアノソロ中級)大野雄二【ピアノアレンジ楽譜】Lupin The Third
ルパン三世のテーマ '78大野雄二

リアルタイムで観ていない世代にも広く知られている、国民的アニメ『ルパン三世』のテーマ曲!

アニメが放送された年代によってテーマのアレンジは異なりますが、『ルパン三世のテーマ ’78』がもっともポピュラーで人気が高いといえるのではないでしょうか?

刻みがかっこいいイントロ部分を聴くだけでテンションが上がってしまうのは、こどもたち含め全世代共通!

発表会で演奏すれば、本人が気持ちよく弾けるのはもちろん、観客もノリノリで聴いてくれるでしょう!

幸せな魔女Jane Bastien

バスティン:幸せな魔女  pf. 中田 雄一朗:Yuichiro Nakada
幸せな魔女Jane Bastien

発表会の定番曲とは一線を画す怪しげな雰囲気に引き込まれる、ウィリアム・バスティン作曲の『幸せな魔女』。

音数が少なくピアノを始めたばかりのお子さんでも取り組みやすい作品ですが、スタッカートの歯切れのよさや間の取り方など、雰囲気を作り出すうえで重要なポイントが多く含まれています。

絵本やアニメ、映画で魔女や魔法使いが怪しげな動きをする場面などをイメージしながら、劇の一部分のような感覚で音楽を作れるとよいでしょう。

25の練習曲 Op.100 第20曲「タランテラ」Johann Burgmüller

【ブルグミュラーコンクール】ファイナル 金賞 タランテラ(小学3年生)2021年
25の練習曲 Op.100 第20曲「タランテラ」Johann Burgmüller

ピアノを練習するうえで誰しも必ずは通る有名な曲集である、ブルグミュラーの『25の練習曲 Op.100』。

その第20曲目に収録されている『タランテラ』は、8分の6拍子または8分の3拍子を主体とした激しい舞曲。

なかでも17小節から始まる2つの8分音符の間の8分休は、長すぎても短すぎてもダメで、絶妙なバランスが求められます。

繊細なタッチや正確な音のコントロールを習得するのに役立つ作品ですので、ステップアップのために発表会曲として取り組んでみてはいかがでしょうか?