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【ピアノ発表会】男の子におすすめ!かっこいい&聴き映えする人気曲を厳選

ピアノの習い事といえば女の子の習い事というイメージもありましたが、今では動画サイトやSNS、ストリートピアノの流行の影響もあるのか男の子でもピアノを習いたい子が多くなっています。

「息子にも弾けるようになってほしい!」とピアノを習わせる保護者の方も多くなり、そこで必ず通る道にピアノの発表会があります。

そこで本記事では、ピアノを習うお子さんが必ず経験する発表会の曲の候補曲として、男の子にピッタリのかっこよくて舞台映えする作品をご紹介します。

先生から「何か弾きたい曲はある?」と聞かれた際に答えられるよう、早めにめぼしをつけておいてはいかがでしょうか?

もくじ

【ピアノ発表会】男の子におすすめ!かっこいい&聴き映えする人気曲を厳選(1〜20)

スピード自動車NEW!中田喜直

【ピアノ発表会おすすめ】スピード自動車 ♫ 中田喜直 / The Speedy Car, Yoshinao Nakada
スピード自動車NEW!中田喜直

ピアノの練習曲でよく使われるこの曲は、小気味よいリズムと軽快な躍動感に満ちています。

まるで自動車が道路を疾走していくかのような臨場感があふれる楽曲で、演奏していて思わず笑みがこぼれてしまいます。

本作は、アクセントやスタッカートなどの演奏記号が効果的に使われており、リズム感やタッチの使い分けなど、技術的な要素も学べる魅力的な1曲です。

男の子がピアノ発表会で弾くのにぴったりな選曲で、演奏しながら情景を思い浮かべ、聴衆の心もつかむことでしょう。

エネルギッシュなステージを作り出したい方や、音楽を通じて表現力を磨きたい方にぜひおすすめしたい楽曲です。

小さな黒人(ケークウォーク)Claude Debussy

【ピアノ発表会おすすめ】小さな黒人 ♫ ドビュッシー / The little nigar (Cakewalk), Debussy
小さな黒人(ケークウォーク)Claude Debussy

黒人の軽快なダンスステップであるケークウォークのリズムが楽しい、クロード・ドビュッシーの『小さな黒人』。

軽快な部分とシンコペーションのゆっくりとした部分が交互にあらわれ変化をつけやすいため、発表会でも聴き映えすること間違いなしの1曲です。

シンコペーションのリズムは、少しでも転ぶとたちまち軽快さが失われてしまいます。

タイをとった状態でも練習するなど、正確なリズムで弾くために練習を工夫してみましょう!

幻想即興曲Frederic Chopin

幻想即興曲−ショパン【Fantasie Impromptu-Chopin】ピアノ/CANACANA
幻想即興曲Frederic Chopin

ロマン派を代表する作曲家の一人で、ポーランド出身のフレデリック・ショパンが遺した名曲です。

ショパンは7歳で初めての作曲をした才能がある作曲家で、その後も多数の作品を生み出しました。

本作は1834年に作曲されましたが、ショパンの遺言によって死後の1855年に出版されました。

右手で十六分音符、左手で三連符というポリリズムが特徴的で、技巧的な挑戦と美しい旋律が織り交ざっています。

ピアノを習う男の子にも人気の曲で、発表会で演奏すると聴衆を魅了すること間違いなしです。

かっこよさと繊細さを兼ね備えた本作は、ピアノを始めたばかりの方から上級者まで、幅広い層に愛される一曲となっています。

風の即興曲中田喜直

中田喜直:風の即興曲 / 原 志拓(第43回入賞者記念コンサート A1級[金賞]) Nakada Yoshinao – The Wind’s Improvisation
風の即興曲中田喜直

アルバム『こどものゆめ』に収録された一曲は、まるで風が吹き抜けていくような爽やかな旋律が印象的です。

軽やかで流れるような自由なメロディが心地よく、グリッサンドの技法を取り入れた仕上がりは発表会でも魅力的な要素となっています。

本作は、流麗なフレーズと繊細なタッチが溶け合い、ピアノならではの表現力を存分に引き出した1分20秒の小品。

2011年のピティナ・ピアノコンペティションでC級の課題曲に選ばれた本作は、音楽の楽しさを感じながら技術を磨きたい方におすすめの一曲です。

手の大きさを考慮した自然な運指で、誰もが楽しく演奏できる工夫が施されています。

8つの演奏会用練習曲:トッカティーナNikolai Girshevich Kapustin

ウクライナ出身のロシアの作曲家、ニコライ・ギルシェヴィチ・カプースチンさんの作品です。

1937年生まれのカプースチンさんは、クラシックとジャズを融合させた独自のスタイルで知られています。

本作は、同音連打の技巧的なパッセージが特徴的で、8ビートのリズムが明瞭に刻まれています。

ブルーノート・スケールに基づく主題と歌謡性の高い主題の2つの旋律から構成されており、ジャズの即興性とクラシックの構築性が見事に調和しています。

こどもがピアノの発表会でチャレンジするには非常に難易度の高い楽曲ですが、リズミカルで躍動感があふれる本作は、ピアノの魅力を存分に引き出す楽曲として、多くのピアニストや聴衆に愛されています。

タランテラWilliam Gillock

数々のこども向けピアノ作品集を残したアメリカの作曲家ウィリアム・ギロック。

そのうちの1冊である『こどものためのアルバム』に収録されているのが、イタリア南部の急速な舞曲がモチーフの『タランテラ』です。

指の俊敏な動きやはずむリズムのとらえ方など、ピアノを学ぶうえで身に付けておきたい要素が詰まっているため、発表会曲にはもちろん、普段の練習曲としてもオススメ!

速いテンポで指をコントロールできるよう、リズムを変えたりすべての音をスタッカートにしたりして工夫しながら練習を進めてみてくださいね。