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【ピアノ発表会】男の子におすすめ!かっこいい&聴き映えする人気曲を厳選

ピアノの習い事といえば女の子の習い事というイメージもありましたが、今では動画サイトやSNS、ストリートピアノの流行の影響もあるのか男の子でもピアノを習いたい子が多くなっています。

「息子にも弾けるようになってほしい!」とピアノを習わせる保護者の方も多くなり、そこで必ず通る道にピアノの発表会があります。

そこで本記事では、ピアノを習うお子さんが必ず経験する発表会の曲の候補曲として、男の子にピッタリのかっこよくて舞台映えする作品をご紹介します。

先生から「何か弾きたい曲はある?」と聞かれた際に答えられるよう、早めにめぼしをつけておいてはいかがでしょうか?

もくじ

【ピアノ発表会】男の子におすすめ!かっこいい&聴き映えする人気曲を厳選(61〜80)

こどものためのアルバム 作品39-20「ババヤガ(魔女)」Pyotr Tchaikovsky

【ピアノ発表会おすすめ】ババヤガ Op.39-20 ♫ チャイコフスキー / Baba-Yaga Op.39-20 (Children’s Album), Tchaikovsky
こどものためのアルバム 作品39-20「ババヤガ(魔女)」Pyotr Tchaikovsky

なにか悪いことが起こりそうな、不穏な空気が漂う『こどものためのアルバム 作品39』の第20曲『ババヤガ(魔女)』。

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキーが甥にささげたピアノ小品集の中の1曲です。

ババガヤとは、ロシアに古くから伝わる民話に出てくる人間の肉を食らう恐ろしい魔女の名前。

まさに曲の雰囲気とピッタリですよね。

スピード感と力強い曲調で、ピアノを習っている男の子のあいだで人気の作品でもあります。

かっこいい衣装を身にまとい、歯切れよく演奏しましょう!

ピアノソナタ 第11番 イ長調 作品311 第3楽章「トルコ行進曲」Wolfgang Amadeus Mozart

ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトの『トルコ行進曲』は、実は『ピアノソナタ 第11番』の第3楽章。

この楽章だけがあまりに有名なため、ピアノソナタとしてではなく、単独で演奏されることも多い作品です。

『トルコ行進曲』といえば、同タイトルのベートーヴェンの作品も有名ですが、モーツァルトの作品の方がテクニックや弾ききる体力が必要なため難易度は高めです。

しかし、弾き終わったときには大きな達成感が得られるはず!

名曲をかっこよく弾きこなして、発表会で日頃の成果を思いきり発揮しましょう!

【ピアノ発表会】男の子におすすめ!かっこいい&聴き映えする人気曲を厳選(81〜100)

トルコ行進曲Ludwig van Beethoven

トルコ行進曲 ベートーヴェン Turkish March Beethoven
トルコ行進曲Ludwig van Beethoven

兵隊が足並みをそろえて行進していく様子が目に浮かぶ、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲の『トルコ行進曲』。

ピアノを習い始めたこどもたちが一度は弾いてみたいと憧れる作品であり、発表会の定番曲としても知られています。

明るく平和な雰囲気の中に力強さも感じられる、かっこよく演奏したい男の子にピッタリの1曲!

左手はテンポをしっかりキープしながら歯切れよく、右手は音が転ばないように正確に弾いて、兵隊の行進のりりしさを表現できるといいですね。

25の練習曲 Op.100 第25曲「貴婦人の乗馬」Johann Burgmüller

第46回 A2級入賞者記念コンサート【貴婦人の乗馬】5歳 ピティナ・ピアノコンペティション2022 age 5 Burgmüller:25 No.25 La chevaleresque
25の練習曲 Op.100 第25曲「貴婦人の乗馬」Johann Burgmüller

ブルグミュラーの名作『25の練習曲 Op.100』の最終曲である『貴婦人の乗馬』。

『アラベスク』『やさしい花』『天使の声』と並んで、ブルグミュラーの作品のなかで知名度が高く、発表会でもたびたび演奏される人気曲としても知られています。

そんな本作のポイントは、初心者が習得すべき技術が詰まっている点!

幅広い音域や力強い和音、俊敏な指の動きが求められるパッセージなど、ピアノ演奏においてクリアすべき課題が詰まっています。

まさに、ピアノテクニックの基礎力をつけるにはうってつけの作品といえるでしょう!

エチュードアレグロ中田喜直

中田 喜直/こどものピアノ曲 17.エチュードアレグロ/演奏:佐久間 あすか
エチュードアレグロ中田喜直

アップテンポで疾走感があふれる『エチュードアレグロ』は、発表会映えすること間違いなしの楽曲!

この作品は、童謡などの作曲者として知られる中田喜直さんが「こどものためのピアノ曲集を作ってほしい」という依頼を受けて作曲した小品集『こどものピアノ曲』の中の1曲です。

ワクワクさせてくれる冒頭部分のあと静かな中間部がやってきて、明るい曲調が戻ってきたかと思いきや、そっと終わりを迎える。

そんな変化を楽しみながら、勢いよく元気に弾けるとよいでしょう!

ポロネーズ ハ長調 Op.155-4Theodor Oesten

19世紀のドイツで活躍したピアノ教師兼作曲家、テオドール・エステンの『ポロネーズ』は、初級の終わりが見えてきた段階のお子さんにぜひ発表会の課題曲として挑戦してほしい楽曲です!

快速でリズミカルなワルツのテンポは難しく感じられるかもしれませんが、左手の伴奏は非常にシンプルで右手のメロディも単旋律なので、譜面通りに弾くだけならそれほど難しくはないはず。

まずはゆっくりと、徐々にスピードアップしてぜひかっこよく弾きこなしてみてくださいね。