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【ピアノ発表会】男の子におすすめ!かっこいい&聴き映えする人気曲を厳選

ピアノの習い事といえば女の子の習い事というイメージもありましたが、今では動画サイトやSNS、ストリートピアノの流行の影響もあるのか男の子でもピアノを習いたい子が多くなっています。

「息子にも弾けるようになってほしい!」とピアノを習わせる保護者の方も多くなり、そこで必ず通る道にピアノの発表会があります。

そこで本記事では、ピアノを習うお子さんが必ず経験する発表会の曲の候補曲として、男の子にピッタリのかっこよくて舞台映えする作品をご紹介します。

先生から「何か弾きたい曲はある?」と聞かれた際に答えられるよう、早めにめぼしをつけておいてはいかがでしょうか?

もくじ

【ピアノ発表会】男の子におすすめ!かっこいい&聴き映えする人気曲を厳選(81〜100)

アレグレットAnton Diabelli

「4期のピアノ名曲集 第2巻」ディアベリ/アレグレット Op.125-10
アレグレットAnton Diabelli

ピアノ発表会でも頻繁に演奏される楽曲、『アレグレット』。

アントン・ディアベリの名作で『小人の踊り』とともにディアベリを代表する作品として知られています。

そんな本作のポイントは、強弱の変化。

スタッカートとスラーの差をはっきりと出さなければならないため、初心者にとっては良いペダルの練習になるでしょう。

短前打音も登場するので、メリハリのあるメロディに仕上がっているのもポイントです。

かっこよさも秘めた作品なので、ぜひチェックしてみてください。

こども音楽会 Op.210 第7曲「狩りの曲」Cornelius Gurlitt

グルリット, コルネリウス:こども音楽会 狩の曲,Op.210-7  pf. 鴨田 友梨香:Kamoda, Yurika
こども音楽会 Op.210 第7曲「狩りの曲」Cornelius Gurlitt

こどもらしいかわいらしさにあふれたコルネリウス・グルリットのピアノ曲集『こども音楽会 Op.210』。

第7曲『狩りの曲』は、小さなこどもが野原を駆けまわっている様子を連想させるような、快活で明るい1曲です。

軽やかなスタッカートや音の粒をそろえて弾く連符、2音間のスラーなど、基本的なテクニックも含まれているため、発表会で立派に演奏できれば、これからピアノを続けていくうえでの大きな自信につながるはずです!

よろこびのうたLudwig van Beethoven

初めてのピアノ発表会【5歳】【よろこびのうた】
よろこびのうたLudwig van Beethoven

偉大な作曲家、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの名作『交響曲第9番』の第4楽章のテーマを取り出した『歓喜の歌』は、『喜びの歌』としても知られており、さまざまなピアノ教本にも収録されていりる1曲。

ピアノを始めたばかりの初心者が挑戦する曲、そして発表会の定番曲としても親しまれています。

初心者にとって、両手で違う動きを取るのは至難の業。

この作品はそんな初心者でも演奏しやすい伴奏にまとめられています。

アレンジによって難易度が異なりますが、動画のような構成であればお子さんでも取り組みやすいはず!

ぜひチェックしてみてください。

ルーマニア民俗舞曲 Sz.56Bartók Béla

バルトーク:ルーマニア民族舞曲 Pf.高木早苗 Bartok:Roman nepi tancok Pf.Sanae Takagi
ルーマニア民俗舞曲 Sz.56Bartók Béla

ハンガリー王国に生まれ、作曲家、ピアニスト、民俗音楽研究家として活躍したバルトーク・ベーラの代表曲であるピアノ小品組曲『ルーマニア民俗舞曲 Sz.56』。

のちに自身の手で小管弦楽に編曲されており、どちらのアレンジもさまざまな演奏会や発表会で取り上げられています。

現在のハンガリーを中心とする地域を統治していたハンガリー王国の民謡を題材に作曲されており、民俗色の強い作品となっています。

「発表会はいつも練習している曲や定番曲とは異なる雰囲気の曲を演奏したい!」という方にピッタリの作品といえるでしょう。

ウインナーワルツGillock William

ギロック :ウィンナーワルツ ピアニスト 近藤由貴/Gillock: In Old Vienna Piano, Yuki Kondo
ウインナーワルツGillock William

音楽教育者として多大な功績を果たし、子ども向けのピアノ曲も多く世に残したウィリアム・ギロックのピアノ作品集『こどものためのアルバム』に収録されている『ウインナーワルツ』。

短い楽曲ながらロマン派風の優雅なメロディとドラマチックな展開を楽しめる1曲です。

特徴的なワルツのリズムをつかむまでにある程度練習が必要ですが、テクニック的に難易度が高い作品というわけではないため、ピアノ初級者でも取り組みやすいはず。

リズムをつかめたら、自分なりの表現を求めて強弱も工夫してみましょう。

30のこどもの小品 トッカティーナ Op.27-12Dmitri Kabalevsky

【ピアノ発表会おすすめ】トッカティーナ ♫ カバレフスキー / Toccatina Op.27-12, Kabalevsky
30のこどもの小品 トッカティーナ Op.27-12Dmitri Kabalevsky

こども向けのピアノ作品や、音楽教育に関する著書を数多く残したロシアの作曲家ドミトリー・カバレフスキーの『30のこどもの小品 Op.27』。

個性が豊かな小品集の第12曲目に収録されている『トッカティーナ』は、歯切れのよいリズミカルな楽曲です。

「トッカティーナ」とは、小さな即興曲のこと。

即興的な軽やかさが際立つ作品であり、スラーとスタッカートをはっきり弾き分けてメリハリを付けることが求められます。

カバレフスキー特有の民俗的なリズムを味わいながら演奏しましょう。