【ピアノ発表会】男の子におすすめ!かっこいい&聴き映えする人気曲を厳選
ピアノの習い事といえば女の子の習い事というイメージもありましたが、今では動画サイトやSNS、ストリートピアノの流行の影響もあるのか男の子でもピアノを習いたい子が多くなっています。
「息子にも弾けるようになってほしい!」とピアノを習わせる保護者の方も多くなり、そこで必ず通る道にピアノの発表会があります。
そこで本記事では、ピアノを習うお子さんが必ず経験する発表会の曲の候補曲として、男の子にピッタリのかっこよくて舞台映えする作品をご紹介します。
先生から「何か弾きたい曲はある?」と聞かれた際に答えられるよう、早めにめぼしをつけておいてはいかがでしょうか?
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【ピアノ発表会】男の子におすすめ!かっこいい&聴き映えする人気曲を厳選(31〜40)
ラ・カンパネラFranz Liszt

世界的に有名なロマン派の作曲家、フランツ・リストが作曲した超絶技巧のピアノ曲です。
パガニーニのヴァイオリン協奏曲を元に、リストが21歳の時に作曲しました。
曲名の意味は「小さな鐘」。
高音で鐘の音を表現したメロディーが印象的で、ピアノの技術的な限界に挑戦した曲として知られています。
リストは「ピアノのパガニーニになる」という目標を掲げ、この曲で超絶技巧を追求しました。
大きな跳躍や速いトリルなど、高度な技術が要求される難曲ですが、その分演奏すると聴衆を圧倒する迫力があります。
ピアノの魅力を存分に引き出した名曲なので、男の子が弾くとかっこよく決まりそうですね。
木馬「こどものためのアルバム1 “少年時代の画集”」Aram Khachaturian

ピアノ独奏曲集『こどものアルバム 第1集』に収められたこの楽曲は、作曲家アラム・ハチャトゥリアンさんが1926年にこども向けに作り上げた10曲のうちの一つで、こどもの無邪気さや遊び心を軽快に表現しています。
リズムに工夫を凝らした楽曲は、アルメニアの民族音楽の色彩を取り入れたメロディが特徴で、聴く者を異国情緒があふれる情景へと誘います。
本作は発表会やコンクールの曲としても最適で、舞台での演奏を通じて、観客の心を捉える魅力を持っています。
ソナチネ 第3楽章William Gillock

古典的なソナタ形式に基づきながら、明るく快活な雰囲気が魅力の本作。
現代的な感覚も取り入れた親しみやすいメロディーと構造で、ピアノ発表会での演奏に花を添えます。
アルバム『Accent on Analytical Sonatinas』に収録され、ロサンゼルス音楽教師協会のソナタ・コンテストでも課題曲として採用されています。
技術的な要素と音楽的表現のバランスが絶妙で、華やかな演奏効果も期待できます。
小学校高学年の生徒さんの実力を存分に引き出せる本作は、ピアノ発表会で聴衆を魅了するのに最適な1曲です。
アクロバットDmitri Shostakovich

交響曲作曲家として高い評価を得ているロシアの作曲家ドミトリイ・ショスタコーヴィチが残したピアノ作品の一つである『アクロバット』は、スピード感があふれる軽快な1曲!
スタッカートを多用し、強拍ではない部分にアクセントを持ってくることで、コミカルさもプラスされています。
この曲のおもしろさを表現しかっこよく弾きこなすためには、やはりアクセントや強弱に注目したいところ!
さらに、左手がメロディの部分で勢いを失わないようにするのもポイントです!
勇敢な騎手 「こどものためのアルバム」よりRobert Schumann

疾走感があふれる音の連なりと力強いリズムが印象的な名曲で、アルバム『こどものためのアルバム』に収録されています。
1848年に長女マリーの誕生日プレゼントとして作曲された本作は、わずか1分ほどの短い演奏時間ながら、豊かな音楽性と高い芸術性を備えています。
スタッカートを効かせた躍動的なフレーズと、イ短調の調性が生み出す緊張感が絶妙に調和し、馬に乗って駆け抜ける騎士の勇ましい姿が目に浮かぶようです。
シンプルな構成でありながら表現力に富んだ本作は、短い演奏時間で聴衆を魅了したい方や、力強い曲調がお好みの方におすすめです。
国際的なピアノ検定試験の課題曲としても採用され、世界中で親しまれている1曲です。
【ピアノ発表会】男の子におすすめ!かっこいい&聴き映えする人気曲を厳選(41〜50)
おどりとうたと中田喜直

「踊り」と「歌」の2つの要素が織り込まれた、魅力的なピアノ独奏曲です。
リズミカルな和風の旋律と、柔らかな歌心が見事に調和しており、夏の夜の情景が目に浮かぶような印象的な一曲となっています。
「5/8拍子」による変拍子やシンコペーションを取り入れた躍動感があふれる「踊り」のパートと、優美な和音の上で奏でられる「歌」のパートが交互に現れ、聴く人の心を惹きつけます。
ご家族で楽しめる発表会向けの曲を探している方や、和の雰囲気を大切にしながらリズム学習を深めたい方におすすめです。
スタッカートやペダリングの工夫で、さらに表現の幅を広げることが可能な学びがいのある作品といえるでしょう。
「虹のリズム」より 真夜中の火祭平吉毅州

力強いリズムと華麗なメロディーが織りなす情熱的な小品は、アルバム『虹のリズム』収録の意欲作です。
8分の6拍子と4分の3拍子が交互に現れる「ヘミオラ」と呼ばれるリズム手法により、スペイン音楽やフラメンコを思わせる野性的な躍動感を生み出しています。
本作は2024年のピティナ・ピアノコンペティションC級の課題曲に選ばれ、多くの若手ピアニストたちが魅了されています。
右手と左手のエキサイティングなやり取りや、スラー、スタッカート、アクセントなどの繊細な表現が織りなす世界観は、演奏者の技量を存分に引き出してくれます。
挑戦的でありながら、3分以内で演奏できる小品として、発表会やコンクールのレパートリーにぴったりの1曲です。