RAG MusicClassic
素敵なクラシック
search

美しすぎるクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽

美しすぎるクラシックを一挙紹介!

クラシックには美しい曲がたくさんありますよね~。

今回は、その中でも特に美しい「美しすぎるクラシック」をピックアップしてみました!

長い歴史をこえて語り継がれる名曲たちがラインナップしていますよ!

美しいクラシックといえば、穏やかで爽やかものをイメージする方は多いと思いますが、ピアノだけではなく声楽やオーケストラで演奏される曲もピックアップしてみました。

それでは、ゆっくりとご覧ください!

美しすぎるクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽(41〜50)

シャコンヌ ト短調Tomaso Antonio Vitali

甘美で物悲しげでありながらも、華々しさも伴うバイオリン曲。

この曲が世に出たのは、ヴィターリが生きた時代から1世紀弱過ぎた19世紀のこと。

バイオリニストのダヴィッドが、世に知られていなかった『シャコンヌ ト短調』を編曲し発表したことによって、この曲は広く知られるようになりました。

しかし、編曲の際に参考にした楽譜がヴィターリが直接書いたものではなかったため、偽作ではないかという説もある疑惑つきの曲でもあります。

「讃美歌」320番「主よ 御許に近づかん」Eliza Flower)

ヤコブの夢を原典とした賛美歌は、神に近づく願いをテーマにした作品です。

エリザ・フラワーが美しい旋律を付けたこの曲は、深い感動を与え続けています。

歌詞には困難を経ても神に近づく意義が込められ、タイタニック号のエピソードでも知られています。

日本でも『フランダースの犬』最終回や葬儀で使われ、哀愁を帯びた別れの曲として親しまれています。

本作は、人生の試練に向き合う方々や、心に響く賛美歌を求める人におすすめです。

1841年に発表されて以来、世界中で歌い継がれる名曲となっています。

ラ・カンパネラFranz Liszt

Arthur Rubinstein plays “La campanella”
ラ・カンパネラFranz Liszt

イタリアのバイオリニストで、その超絶技巧で特に有名であったニコロ・パガニーニの『バイオリン協奏曲第2番第3楽章』のロンド「ラ・カンパネラ」の主題を編曲して書かれたピアノ曲です。

パガニーニの演奏技術は「悪魔に魂を売り渡した代償として手に入れたものだ」と言われるほどであり、その高度な技法がこの曲にもよく表れています。

ラ・カンパネラはイタリア語で鐘という意味をあらわし、冒頭の旋律から鐘の音が鳴り響いている様子が想起できますよね。

タイスの瞑想曲Jules Emile Frédéric Massenet

『タイス』というオペラに登場する間奏曲。

『タイス』は、4世紀の北アフリカ・ナイル河畔の町を舞台に、売春婦のタイスと修道士のアタナエルが繰り広げる破天荒な恋物語です。

この曲は、タイスがアタナエルの説得により売春婦をやめ、心を入れかえて信仰の道に入ることを受け入れる重要な局面で流れる間奏曲です。

タイスの心の葛藤や覚悟がよく描写されている1曲です。

亡き王女のためのパヴァーヌJoseph-Maurice Ravel

ラヴェル - 亡き王女のためのパヴァーヌ  カラヤン ベルリンフィル 1985
亡き王女のためのパヴァーヌJoseph-Maurice Ravel

フランスの作曲家モーリス・ラヴェルが作曲したピアノ曲です。

作曲から10年以上後にラヴェル自身によってオーケストラ用の曲に編曲されました。

「亡き王女」のモデルと言われているのが、17世紀のスペイン王女マルガリータです。

ラヴェルは彼女の肖像画をルーヴル美術館でみて、インスピレーションをえたといわれています。

ラヴェルはこの曲を「昔、スペインの宮廷で小さな王女が踊ったような曲」と語っています。

古き良き時代を懐かしむかのような感傷的な曲調のなかに、踊りを想起できる軽やかな旋律が垣間見る作品です。

アヴェ・ヴェルム・コルプスWolfgang Amadeus Mozart

名作『レクイエム』と並んで晩年の傑作とされている宗教曲。

モーツァルトがこの世を去るわずか半年前に作曲されており、あたかも自分の死とその後を予見するかのような作品です。

合唱と弦楽器、オルガンのみというシンプルな編成で5分弱という短い曲ですが、そこに描かれているのは全ての闘いを終えて天に帰ったような、やすらぎに満ちた清澄で透明な世界です。

無言歌集より「春の歌」Felix Mendelssohn

全48曲ある無言歌集の中でも最も有名な曲。

小曲で親しみやすいメロディーを持つ無言歌集は、メンデルスゾーンの代表曲となっています。

曲名はメンデルスゾーン本人がつけたものではなく、楽譜の冒頭に「春の歌のように」という指示が書いてあるため、通称で「春の歌」と呼ばれるようになりました。

春への憧れや爽やかで楽しい雰囲気が伝わってくる1曲となっています。