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美しすぎるクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽

美しすぎるクラシックを一挙紹介!

クラシックには美しい曲がたくさんありますよね~。

今回は、その中でも特に美しい「美しすぎるクラシック」をピックアップしてみました!

長い歴史をこえて語り継がれる名曲たちがラインナップしていますよ!

美しいクラシックといえば、穏やかで爽やかものをイメージする方は多いと思いますが、ピアノだけではなく声楽やオーケストラで演奏される曲もピックアップしてみました。

それでは、ゆっくりとご覧ください!

もくじ

美しすぎるクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽(41〜60)

シャコンヌ ト短調Tomaso Antonio Vitali

甘美で物悲しげでありながらも、華々しさも伴うバイオリン曲。

この曲が世に出たのは、ヴィターリが生きた時代から1世紀弱過ぎた19世紀のこと。

バイオリニストのダヴィッドが、世に知られていなかった『シャコンヌ ト短調』を編曲し発表したことによって、この曲は広く知られるようになりました。

しかし、編曲の際に参考にした楽譜がヴィターリが直接書いたものではなかったため、偽作ではないかという説もある疑惑つきの曲でもあります。

亡き王女のためのパヴァーヌJoseph-Maurice Ravel

ラヴェル - 亡き王女のためのパヴァーヌ  カラヤン ベルリンフィル 1985
亡き王女のためのパヴァーヌJoseph-Maurice Ravel

フランスの作曲家モーリス・ラヴェルが作曲したピアノ曲です。

作曲から10年以上後にラヴェル自身によってオーケストラ用の曲に編曲されました。

「亡き王女」のモデルと言われているのが、17世紀のスペイン王女マルガリータです。

ラヴェルは彼女の肖像画をルーヴル美術館でみて、インスピレーションをえたといわれています。

ラヴェルはこの曲を「昔、スペインの宮廷で小さな王女が踊ったような曲」と語っています。

古き良き時代を懐かしむかのような感傷的な曲調のなかに、踊りを想起できる軽やかな旋律が垣間見る作品です。

ラ・カンパネラFranz Liszt

Arthur Rubinstein plays “La campanella”
ラ・カンパネラFranz Liszt

イタリアのバイオリニストで、その超絶技巧で特に有名であったニコロ・パガニーニの『バイオリン協奏曲第2番第3楽章』のロンド「ラ・カンパネラ」の主題を編曲して書かれたピアノ曲です。

パガニーニの演奏技術は「悪魔に魂を売り渡した代償として手に入れたものだ」と言われるほどであり、その高度な技法がこの曲にもよく表れています。

ラ・カンパネラはイタリア語で鐘という意味をあらわし、冒頭の旋律から鐘の音が鳴り響いている様子が想起できますよね。

ピアノソナタ 第8番「悲愴」第2楽章Ludwig van Beethoven

ベートーヴェンの初期のピアノ作品を代表する『ピアノソナタ 第8番 悲愴』。

なかでも第2楽章は、ベートーヴェンが書いたメロディーのうちでもっとも美しいといわれ、多くの映画やドラマの挿入曲として使用されています。

シンプルなメロディーで音域もそれほど広くありませんが、それ以外のパートの音に厚みがあるため、バランスを注意深く聴きながら演奏しないとメロディーが埋もれてしまいがち。

聴く者の心を温かく包み込んでくれるゆったりと流れる優雅なメロディーと、それを支える重厚な和音を意識しながら、穏やかに聴いてみましょう。

「レクイエム」より「涙の日(ラクリモーサ)」Wolfgang Amadeus Mozart

モーツァルト: レクイエム:「涙の日」[ナクソス・クラシック・キュレーション #切ない]
「レクイエム」より「涙の日(ラクリモーサ)」Wolfgang Amadeus Mozart

モーツァルトが最後に残した曲である『レクイエム』。

この『涙の日』を作曲している最中に亡くなったため、モーツァルトによる作曲は未完成で終わり、残りの部分は弟子により書かれ完成されました。

レクイエムの作曲依頼がきた時のことをモーツァルトが「この曲は自分自身のレクイエムだ」と手紙に残していることから、レクイエムの依頼者は「死の世界からの使い」だったと語られることもあります。

「レクイエム」は死者に向かってその魂を鎮めるための歌ではなく、死んだ人が死後、神から受ける罰を軽くしてもらい、永遠の光を与えられるように祈るという曲です。

EARTH村松崇継

【高木綾子 earth】T.Muramatsu-“earth” by Ayako Takagi of live performance with pianist Itsuko Sakano.
EARTH村松崇継

フルートとピアノのデュオで奏でられるこの曲は、地球環境や自然の美しさをテーマにした壮大な作品です。

フルートの柔らかな旋律とピアノの豊かな響きが絶妙に絡み合い、まるで大自然の中を巡る旅をしているような感覚を与えてくれます。

曲の構成は静かな導入から始まり、次第にドラマティックな展開を迎え、最後は穏やかな終息へと向かいます。

この抑揚のある展開が、楽曲に深い感情表現をもたらし、聴く人の心を惹きつけます。

自然や地球への想いを音楽で感じたい方、フルートの魅力を堪能したい方におすすめの一曲です。