美しすぎるクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽
美しすぎるクラシックを一挙紹介!
クラシックには美しい曲がたくさんありますよね~。
今回は、その中でも特に美しい「美しすぎるクラシック」をピックアップしてみました!
長い歴史をこえて語り継がれる名曲たちがラインナップしていますよ!
美しいクラシックといえば、穏やかで爽やかものをイメージする方は多いと思いますが、ピアノだけではなく声楽やオーケストラで演奏される曲もピックアップしてみました。
それでは、ゆっくりとご覧ください!
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美しすぎるクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽(41〜50)
水の戯れMaurice Ravel

『水の戯れ』という邦題だけでも、とても涼やかな雰囲気を感じ取れますね!
演奏に高度な技術が要求される難曲としても知られるこちらの『水の戯れ』は、フランスの作曲家であるモーリス・ラヴェルが1901年に作曲、師匠のガブリエル・フォーレに献呈されたピアノ曲です。
原題の『Jeux d’eau』は「噴水」という意味で、人工的に制御された規則正しい水の動きが生み出す美を見いだしているような雰囲気を感じますね。
水の音を表現している以上、そのタッチはアルペジオの多用もあって実に軽やか、当時としては大胆な不協和音を用いながらも美しい響きを損なわずにいるというのが天才ならではの仕事と言えそうですね。
真夏の暑さを和らげるような、美しい水の音色をぜひ楽しんでください。
アヴェ・マリアFranz Peter Schubert

グノー/バッハやカッチーニのアヴェ・マリアと並び、世界三大アヴェ・マリアとされています。
歌詞は、スコットランドの詩人ウォルター・スコットによる叙事詩『湖上の美人』から採られている。
『湖上の美人』の物語の中で王から追われる身となった「湖上の貴婦人」ことエレン・ダグラスが、聖母マリアに助けを求めて口ずさんだ祈りの言葉が歌詞となっています。
祈りの切実さが伝わっていくるような美しい旋律が魅力的です。
愛の悲しみFritz Kreisler

古き良きウィーンの情緒をたっぷりと含んだ、哀愁と優美さが溶け合う名作『愛の悲しみ』。
オーストリア出身のバイオリンの巨匠、クライスラーさんが作曲したサロン音楽を代表する傑作です。
甘美な旋律のなかにほろ苦い感情が漂う本作は、1910年5月にクライスラーさん自身の演奏で録音が残されており、その歌うような音色は今も色あせません。
1923年にはジョージ・バランシンさんがバレエ音楽として採用するなど、演奏会だけでなく舞台芸術の世界でも愛されてきました。
ワルツの心地よいリズムと優雅な響きは、心を落ち着かせたい作業中や、勉強に集中したいときにピッタリといえるでしょう。
美しきロスマリンFritz Kreisler

ウィーンの舞踏会を思わせる、軽やかで愛らしい旋律がとても印象的ですね。
オーストリア出身の名バイオリニスト、フリッツ・クライスラーさんが作曲した『美しきロスマリン』は、可憐な花を音楽で描いたようなバイオリンとピアノのための小品です。
ワルツのリズムに乗って跳ねるような音色は、聴く人の心を自然と明るくしてくれます。
本作は1910年に楽譜が出版され、1912年12月にはクライスラーさん自身による録音も行われました。
『愛の喜び』『愛の悲しみ』と並ぶ3部作のひとつですので、あわせて聴いてみるのもオススメです。
CMや映像作品のBGMとしてもよく使われていますから、作業の合間のリフレッシュや、穏やかな気分の勉強用BGMとしてぜひチェックしてみてください。
弦楽四重奏曲第1番 第2楽章「アンダンテ・カンタービレ」Pyotr Tchaikovsky

ウクライナの民謡から着想を得た珠玉の名曲です。
弦楽器の調和が生み出す静謐な旋律は、聴く者の心に深い感動を呼び起こします。
恋する若者の想いを優しく包み込むような美しいメロディは、人間の感情の機微を繊細に描き出しています。
ロシアの大文豪トルストイも涙したという逸話が残る本作は、恋愛の不安と希望を見事に表現しており、恋に悩む人々の心に寄り添う楽曲といえるでしょう。
1876年12月の特別音楽会での感動的な演奏は、作曲家本人も生涯の誇りとして日記に記しています。
美しすぎるクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽(51〜60)
讃美歌第312番「いつくしみ深き」Charles Crozat Converse

弁護士としても活動したチャールズ・クロザット・コンヴァースによる、世界中で親しまれている賛美歌です。
この楽曲の原詩は、婚約者を二度も失うという深い悲しみを経験した人物によって書かれたそうです。
どんな悩みも分かち合ってくれる友への祈りがあふれているかのような、温かく包み込むメロディーは心を穏やかにしてくれますね。
本作は1868年頃に作られ、作曲したコンヴァースは1895年に名誉法学博士の学位を授与されています。
静かに自分と向き合いたいときや、安らかな気持ちで眠りにつきたい夜に聴くのにオススメな一曲です。
ワルツ第10番Frederic Chopin

哀愁がただよう旋律に胸がギュッと締め付けられるような感覚をおぼえる、フレデリック・ショパン作曲のワルツ第10番 Op.69-2。
ショパンが19歳の頃に作曲したとされているシンプルな構成と素朴なメロディが印象的な作品です。
切なさに満ちた主題に対して、中間部は楽しかった昔に思いをはせているかのような温かく幸せな雰囲気に。
しかしそれも長くは続かず、深い悲しみに引き戻されます。
切ない気分に浸りたいとき、悲しみをゆっくり消化したいときに聴いてみてはいかがでしょうか?
スラヴ舞曲 作品72の2Antonín Leopold Dvořák

チェコを代表する作曲家ドヴォルザークの出世作。
全8曲からなる『スラヴ舞曲集第1集』は、ベルリンの国民新聞に「神々しい、この世ならぬ自然らしさ」と絶賛されるほどの人気を得ました。
情緒があふれる旋律で感傷的な雰囲気を持つ一方、人々が舞い踊る様子が目に浮かんでくるような軽やかで愛らしい旋律をも持つ1曲。
スラヴの民謡らしい甘美な響きながらも哀愁をたたえた調べで、たちまち聴く人の心を魅了する作品です。
無言歌集より「春の歌」Felix Mendelssohn

全48曲ある無言歌集の中でも最も有名な曲。
小曲で親しみやすいメロディーを持つ無言歌集は、メンデルスゾーンの代表曲となっています。
曲名はメンデルスゾーン本人がつけたものではなく、楽譜の冒頭に「春の歌のように」という指示が書いてあるため、通称で「春の歌」と呼ばれるようになりました。
春への憧れや爽やかで楽しい雰囲気が伝わってくる1曲となっています。
愛の夢 第3番Franz Liszt

新ドイツ楽派や交響詩を作り出した、偉大なハンガリーの作曲家、フランツ・リスト。
クラシック界のターニング・ポイントを作った作曲家で、いくつものオリジナリティにあふれる名曲を残してきました。
なかでも、本作は特に美しい作品として、長年にわたって愛されていますね。
愛をテーマにした楽曲で、リスト自身の恋愛経験が色濃く反映されているそうです。
1845年に歌曲として作曲され、1850年にピアノ独奏版に編曲されました。
ピアノの音色だからこそ生み出せる表現が見事に演出されています。
愛の深さや儚さを感じたい方は、ぜひこの曲を聴いてみてください。
シシリエンヌGabriel Urbain Fauré

1898年にフォーレによって作曲された室内楽曲。
曲名のシシリエンヌとは、17-18世紀イタリアのシチリア島起源の舞曲のことです。
美しい旋律を持つだけでなく、付点のリズムを多く用いたリズミカルな曲となっています。
この曲は後に、戯曲『ペレアスとメリザンド』の一部として管弦楽曲に編曲されており、2人の主人公が噴水のもとで愛を語り合うときの伴奏音楽として使われています。
弦楽四重奏曲第2番 1楽章Alexander Borodin

叙情美があふれる名曲として知られるこの弦楽四重奏は、恋に落ちたかのような甘美なメロディと儚さが魅力です。
チェロのソロから始まり第1ヴァイオリンへと受け継がれる旋律、各楽器の掛け合いが聴きどころ。
演奏する側にとっても非常にやりがいのある曲といえるでしょう。
1881年7月に着手し9月に完成という異例の速さで書き上げられたこの作品には、愛に満ちた温かな響きが溢れています。
美しい旋律と豊かな表現力を味わいたい方におすすめの一曲です。
歌劇「クセルクセス」より「オンブラ・マイ・フ」Georg Friedrich Händel

ヘンデル作曲のオペラ『クセルクセス』第1幕で歌われるアリア。
ペルシャ王クセルクセス1世が樹の陰で心地よく休みながら、「かつて、これほどまでに愛しく、優しく、心地の良い木々の陰はなかった」とプラタナスの木陰への愛を歌っています。
木漏れ日が差して穏やかな風が吹き、優しく包み込まれるようなほどに心地よい木陰が想像できるような1曲です!
組曲「動物の謝肉祭」より「白鳥」Camille Saint-Saëns

フランスを代表する作曲家サン・サーンスが作曲した、全14曲からなる組曲『動物の謝肉祭』の中の1曲。
ライオンや象などが登場する組曲『動物の謝肉祭』の中で光り輝く宝石のようなチェロの名曲である『白鳥』。
にぎやかな動物たち後、最後に登場します。
湖の水面を表現しているピアノの伴奏の上で、水しぶきをあげながら優雅に泳ぐ白鳥の様子をチェロが表現しています。
その美しい旋律から多くの人に愛されており、組曲の中で1番の人気を誇る作品です。
生まれたばかりの王女のためのパヴァーヌCharles-Henry

優雅で穏やかな旋律が特徴の本作は、新たな生命の誕生を祝福する喜びと希望に満ちています。
約1分25秒という短い演奏時間の中に、繊細なタッチと表現力が要求される楽曲です。
フレージングやダイナミクスの微妙な変化を通じて、曲の持つ優雅さや喜びを表現することが演奏のポイントです。
ピアノ教育の現場でも取り上げられることがある本作は、表現力を養いたい方や、リサイタルのアンコールピースを探している方におすすめです。
2023年5月には、パリのコンセルヴァトワールでこの曲を含むコンサートが開催され、聴衆を魅了しました。



