歌詞が深イイ。聴くほどに沁みる曲。邦楽の名曲、おすすめの人気曲
あなたは音楽を聴くとき、何に注目して聴いていますか?
歌声や曲調、曲作りをする方なら全体の楽曲の構成など、いろいろなポイントがあると思います。
その中で「歌詞に注目して聴いている」という方も多いのではないでしょうか。
曲に込められたメッセージをもっともストレートに感じられるのが、歌詞の良いところですよね!
この記事では、味わい深い歌詞がとっても魅力的な曲をたっぷりと紹介していきます!
意味がわかると感動できるような作品もたくさんピックアップしましたので、ぜひじっくりと聴いてみてください。
歌詞が深イイ。聴くほどに沁みる曲。邦楽の名曲、おすすめの人気曲(81〜90)
レーテンシー日食なつこ

何気なく過ごす毎日に疑問をもつ方にぜひ聴いてほしい曲は『レーテンシー』です。
独自の目線で描くソウルフルな楽曲をリスナーに届けるシンガーソングライター・日食なつこさんが2017年にリリースしたアルバム『鸚鵡』に収録されました。
ピアノとドラムを主体としたシンプルながらも胸を打つサウンドに仕上がっています。
彼女のダイナミックな演奏や歌唱とともに、力強いメッセージが感じられるでしょう。
「なんだかモヤモヤするなぁ……」という方の心に響くロックナンバーです。
異邦人久保田早紀

イントロのインパクトが強烈な、いわゆる昭和歌謡の神曲。
中東の世界やシルクロードにトリップさせてくれるようなオリエンタルなムードは、1979年にリリースされた当時から、お茶の間に一大旋風を巻き起こしました。
異邦人とは、旅人のことなのか、異国の恋を歌ったことなのか……いろんな解釈ができそうですよね。
価値観や感性の違う人が出会い、新鮮な世界を一緒に味わい、けれどもやはり手の届かないところに戻ってしまう、というもどかしさや切なさは誰でも感じたことのある感情なのではないでしょうか。
SignFLOW

アニメ『NARUTO -ナルト-』のテーマソングに起用されたことでもなじみ深いFLOWの『Sign』。
仲間とともに戦い、成長していくアニメの世界観ともマッチしていて、ナルトファンの間でも神曲と呼び名の高い1曲です。
歌詞のなかでも優しさこそが強さだということを教えてくれている部分が心に響きますね。
誰かが自分のことを思っていてくれている心強さと、怖くても前に進んでいかなきゃという勇気があふれ出してきます。
PretenderOfficial髭男dism

ヒゲダン旋風を巻き起こしたキッカケとも言える曲がこの『Pretender』。
美しいバラード調でありながらもどこかファンキーでかっこいいノリが魅力的ですよね!
そんなこの曲の歌詞、とっても切ない歌詞がつづられています。
思いを寄せて交際が始まったけれど、実際に付き合ってみると相手の心の中に自分はいなかった……そんな悲しいストーリー。
相手を幸せにできるのは自分ではないと自ら身を引く歌詞の主人公の姿に涙があふれます。
また、好きだと言うことすらできずに「きれいだ」としか言えない彼の心情を察するといっそう胸が苦しくなります。
春を愛する人GLAY

こちらはGLAYが1996年にリリースした3作目のアルバムに収録されている『春を愛する人』です。
本作はギターのTAKUROさんがアイスランドを旅行したときに、現地の人々のたくましい生き方に感銘を受けて制作にあたったそう。
そのことを踏まえて聴いてみると、厳しい寒さのなかを生き抜いたからこそ感じられる暖かい春の温もりと、つらい日々を乗り越えたからこそ手に入れることができた愛がリンクして伝わってきますね。
時代中島みゆき

中島みゆきさんが作詞作曲して1975年にシングルとして発表されました。
2006年、文化庁や日本PTA全国協議会による日本の歌百選にも選ばれました。
不遇な時代があっても、いつか笑える日が来るよというメッセージが、いつの時代も胸に響きますよね。
生きている限り、出会いや別れをくり返し、喜びと悲しみをくり返していく、という人間の性のようなものを、しっとりと聴かせてくれます。
だからこそ人生は素晴らしいのだと思わせてくれる、まさに世代を超えた人生の賛歌です。
歌詞が深イイ。聴くほどに沁みる曲。邦楽の名曲、おすすめの人気曲(91〜100)
黒い羊欅坂46

『サイレントマジョリティー』をはじめ、鋭くてグッと心に突き刺さる歌詞が印象的な欅坂46の1曲。
この曲も葛藤や弱くなりそうな心を強くしてくれる力強いメッセージが込められていますね。
タイトルの『黒い羊』ですが、白い羊の中に1匹だけ迷い込んだ黒い羊は、周りとは違う個性を持った歌詞の主人公を表しています。
きっと誰しもが周りとは違う自分の特徴を指摘されたり、矯正されたりした経験ってあると思うんですが、この曲を聴いているとそれはそのままにしておいていいし、それこそが自分らしさなんだと気付かせてくれます。