歌詞が深イイ。聴くほどに沁みる曲。邦楽の名曲、おすすめの人気曲
あなたは音楽を聴くとき、何に注目して聴いていますか?
歌声や曲調、曲作りをする方なら全体の楽曲の構成など、いろいろなポイントがあると思います。
その中で「歌詞に注目して聴いている」という方も多いのではないでしょうか。
曲に込められたメッセージをもっともストレートに感じられるのが、歌詞の良いところですよね!
この記事では、味わい深い歌詞がとっても魅力的な曲をたっぷりと紹介していきます!
意味がわかると感動できるような作品もたくさんピックアップしましたので、ぜひじっくりと聴いてみてください。
歌詞が深イイ。聴くほどに沁みる曲。邦楽の名曲、おすすめの人気曲(71〜80)
言葉はさんかく こころは四角くるり

くるりが歌う優しくて心が温かくなるようなすてきな1曲、『言葉はさんかく こころは四角』。
この曲、よく言われているのは、三角形は四角形の半分、つまり言葉は心の半分しか表せないということを歌っているのでは、という説。
その一方で、この曲のタイトルを見たときに「さよなら三角、また来て四角」という言葉遊びのフレーズを思い出した方もいらっしゃるのではないでしょうか?
これとこの曲のタイトルを重ねると、言葉では「さよなら」と言っているけれど、心では「また来てね」と思っているという解釈もできると思うんです!
これは、結婚した娘に対するお父さんの気持ちが歌われているのかも……、などなどさまざまな解釈ができますね!
10人居れば10通りの解釈を持てる歌詞、これこそ名曲だと思います。
遥かGReeeeN

GReeeeNの11作目のシングルとして2009年に発売されました。
東宝配給映画『ROOKIES -卒業-』の主題歌に起用され、オリコン週間シングルチャートでは2位を記録。
自分で決めた道を突き進むことの大切さ、支えてくれる家族への感謝、思いがあふれた曲です。
歌詞が愛にあふれていて心に染みます。
ソラニンASIAN KUNG-FU GENERATION

イントロからもうグッときますよね。
映画『ソラニン』の主題歌でもあるASIAN KUNG-FU GENERATIONの超名曲『ソラニン』です。
映画では主人公の男女2人が最後には別れてしまうというストーリーですね。
本作も映画の世界観を映した作品で、過ぎ去った日々や後悔など2人の間に流れるストーリーを軸に、成長していくことで生まれた別れを歌っています。
その中には必然の別れも、自分であえて選択した別れもあるでしょう。
かなり切ないですね。
ちなみに「ソラニン」とはジャガイモの芽に含まれることの毒のことだそう。
でもこの毒、ジャガイモの成長には欠かせないそうで、そんな意味と歌詞を重ねてみてください。
深い!
生きていたんだよなあいみょん

冒頭のストーリーフィラー的なセリフと、登場人物の心情を繊細に描いた歌詞が印象的な作品です。
2016年11月にメジャーデビューを飾ったあいみょんさんのシングルで、テレビドラマ『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』のオープニングテーマに起用された楽曲です。
アコースティックギターを中心としたミディアムテンポの曲調に乗せて、自死を選んだ人物への深い共感と寄り添いの気持ちを歌い上げています。
本作は社会問題を独自の視点で切り取り、命の重さを淡々と語りかけるような歌詞が若い世代を中心に共感を呼び、メジャーデビュー作品として大きな反響を巻き起こしました。
命の尊さや生きることの意味について考えさせられる、重みのある1曲です。
心に穴が空いたヨルシカ

セカンドアルバム『エルマ』の収録曲。
前作『だから僕は音楽を辞めた』とつながっています。
主人公のエルマは、前作の主人公から手紙を受け取り、旅に出るんです。
歌詞を追うと、エルマの旅の風景を味わえるようになっています。
この曲は前作の主人公の面影をさがしたのに、手に入らないエルマのもどかしさを歌っています。