ドヴォルザークの名曲。人気のクラシック音楽
『新世界』、『スラヴ舞曲』といえばチェコの作曲家、アントニン・レオポルト・ドヴォルザークです。
ドヴォルザークはクラシック作曲家の中ではベートーヴェンやモーツァルトのように当たり前のように名前が出てくる有名な作曲家で、そのはず弦楽四重奏曲『アメリカ』のヴィオラのソロや新世界の2楽章は日本では『家路』などで親しまれ、新世界の4楽章は作曲家の名前がわからなくてもメロディは知っていわれるほどクラシック屈指のメロディメーカーとしても知られています。
そんなドヴォルザークの作品の魅力を世界各地の奏者の名演とともに紹介します。
ドヴォルザークの名曲。人気のクラシック音楽(36〜40)
交響曲第8番より第1楽章Antonín Dvořák

「交響曲第8番から第1楽章」、アレグロ・コン・ブリオ(速く、生き生きと)。
序奏は叙情的なメロディでゆっくりと始まり、その後、曲は徐々に速さと変化を伴って進む、車窓に流れる景色を感じます。
演奏は、札幌室内管弦楽団、指揮は松本寛之さんです。
交響曲第8番より第3楽章Antonín Dvořák

「交響曲第8番から第3楽章」、アレグレット・グラツィオーソ、モルト・ヴィヴァーチェ(やや速く優美に、非常に速く)。
憂いを帯びた感傷的なメロディと、合間に見せる強さに胸がきゅんとします。
演奏は、アマチュアオーケストラ前橋交響楽団です。
交響曲第9番「新世界より」第1楽章Antonín Dvořák

「交響曲第9番より第1楽章」アダージョ、アレグロ・モルト(緩やかに、速く非常に)。
ドヴォルザークが、アメリカ滞在中に書いた作品で、親しみやすい曲の一つ。
ペトル・ヴロンスキーさん指揮、モラヴィア・フィルハーモニー管弦楽団の演奏です。
弦楽のためのセレナード 作品22 第1楽章Antonín Dvořák

「弦楽のためのセレナード 作品22 第1楽章」モデラート(中ぐらいの速さで)。
ゆったりとした暖かみのあるメロディと、途中のリズミカルな部分をはさみ、心地よい作品です。
演奏は、アーツ室内オーケストラ、指揮はコンスタンチン・マスリュクさん。
遠き山に日は落ちてAntonín Dvořák

ドヴォルザークによる1893年作曲の交響曲『交響曲第9番ホ短調 新世界より』に歌詞がつき、キャンプやレクソングとして定着しました。
よく歌われているのは第2楽章冒頭のメロディーです。
ドヴォルザーク9番目にして最後の交響曲ですね。