RAG MusicClassic
素敵なクラシック
search

ドヴォルザークの名曲。人気のクラシック音楽

『新世界』、『スラヴ舞曲』といえばチェコの作曲家、アントニン・レオポルト・ドヴォルザークです。

ドヴォルザークはクラシック作曲家の中ではベートーヴェンやモーツァルトのように当たり前のように名前が出てくる有名な作曲家で、そのはず弦楽四重奏曲『アメリカ』のヴィオラのソロや新世界の2楽章は日本では『家路』などで親しまれ、新世界の4楽章は作曲家の名前がわからなくてもメロディは知っていわれるほどクラシック屈指のメロディメーカーとしても知られています。

そんなドヴォルザークの作品の魅力を世界各地の奏者の名演とともに紹介します。

ドヴォルザークの名曲。人気のクラシック音楽(41〜50)

3つのスラヴ狂詩曲 Op.45 B.86Antonín Dvořák

Dvořák: 3 Slavonic Rhapsodies, Op. 45, B 86 (with Score)
3つのスラヴ狂詩曲 Op.45 B.86Antonín Dvořák

チェコ出身の作曲家アントニン・ドヴォルザークの『3つのスラヴ狂詩曲 Op.45 B.86』。

ドヴォルザークは、幼少期から音楽的才能を発揮し、チェコ民族の音楽を世界に広めた立役者ともいえる作曲家です。

1878年に作曲されたこの曲は、3つの楽章からなり、それぞれ異なる民族的なテンペラメントの情景を描きながらも、互いに対照的なバランスを成し遂げています。

第1の狂詩曲は田園的な雰囲気、第2の狂詩曲はドラマチックな調子、第3の狂詩曲は生命の喜びを表現しており、ドヴォルザークならではの独自の音楽言語が感じられます。

彼の作品を初めて聴く方にもオススメですが、クラシック音楽をより深く理解したい方にとっても魅力的な1曲といえるでしょう。

8つのワルツ Op.54 第1番Antonín Dvořák

Antonín Dvořák – 8 Waltzes, B. 101 (Audio + Score)
8つのワルツ Op.54 第1番Antonín Dvořák

チェコが生んだ国民的作曲家アントニン・ドヴォルザークは、故郷の民俗音楽にインスピレーションを得た情感豊かな作品を多く残しました。

『8つのワルツ Op.54』は、彼の繊細でロマンティックなピアノ音楽の特徴を余すところなく示す魅力的な曲集です。

特に第1番は、穏やかで親しみやすいメロディが印象的。

スラヴ的な旋律やリズムが絶妙に織り交ぜられ、ドヴォルザークならではの音楽世界を堪能できます。

ドヴォルザークの作品を通して、チェコの美しい情景に思いをはせてみてはいかがでしょうか。

「スラヴ舞曲集」より 第2番ホ短調Antonín Dvořák

「スラヴ舞曲集」は、もともとは自宅で音楽を楽しむためのピアノ連弾曲でしたが、管弦楽用に編曲され、出版しなおされました。

第2番ホ短調は、ウクライナが起源といわれる「ドゥムカ」の曲調が取り入れられています。

緩やかで抒情的な部分と急速に展開する部分とが交互に現れます。

やや哀愁を帯びた曲調です。

スラヴ舞曲 Op.46 第5番Antonín Dvořák

【国際コンクール優勝曲②】ドヴォルジャーク|スラヴ舞曲Op.46-5 |大音量で聴いて欲しい、最高にかっこいい連弾曲|Dvořák Slavonic dances Op.46-5
スラヴ舞曲 Op.46 第5番Antonín Dvořák

『新世界より』の愛称で親しまれている『交響曲第9番 ホ短調 作品95 B. 178』の作曲家として知られるアントニン・ドヴォルザークが残した『スラブ舞曲』。

第1集、第2集合わせて全16曲からなるピアノ連弾作品で、のちに作曲家自身の手で管弦楽用に編曲されています。

『第1集 Op.46』の第5曲は、明るく陽気な雰囲気と可憐で繊細な雰囲気の両方を楽しめる楽曲です。

連弾曲として難易度の高い作品ですが、息の合った演奏ができた瞬間、言葉では言い表せない爽快感に包まれるはず!

ぜひ挑戦してみてくださいね。

スラヴ舞曲 作品72-2Antonín Dvořák

スラヴ舞曲 作品72の2 ドヴォルザーク
スラヴ舞曲 作品72-2Antonín Dvořák

チェコの作曲家、アントニン・ドヴォルザークが1886年6月にかいた曲で『スラヴ舞曲集』第2集に入っています。

もともとピアノ連弾のために書かれた曲でしたが、ドヴォルザーク本人が1886年11月から1887年1月に管弦楽編曲を完成させました。

また彼は『ハンガリー舞曲集』を作ったブラームスに才能を見いだされ、『スラヴ舞曲集』もブラームスの紹介によってつくることとなりました。

たしかに2人には似た魅力があるかもしれません。

作品を聴き比べるのも楽しいですね。

スラヴ舞曲 第1集 Op.46 第1番Antonín Dvořák

A. Dvořák – Slavonic Dances, First Series, Op. 46 (Duo Kasík)
スラヴ舞曲 第1集 Op.46 第1番Antonín Dvořák

チェコを代表する作曲家アントニン・ドヴォルザークが遺した連弾曲『スラヴ舞曲』。

1878年に作曲された第1集は、チェコやスラブの民俗舞曲をモチーフにした8曲で構成されており、特に舞曲『フリアント』をベースにした激しいリズムと力強いメロディが印象的な第1番は、コンサートや発表会で頻繁に演奏され親しまれています。

クラシック初心者にとっては、息の合った演奏が求められる難易度の高い曲ですが、民族色豊かな音楽を存分に味わえる魅力的な1曲です!

スラヴ舞曲 第2集 Op.72 第2番Antonín Dvořák

2010コンペティション決勝 デュオ上級最優秀賞/西口彰浩, 岩井良裕
スラヴ舞曲 第2集 Op.72 第2番Antonín Dvořák

チェコの国民的作曲家アントニン・ドヴォルザークが、祖国への愛を込めて紡いだピアノ連弾のための『スラヴ舞曲』。

第2集の第2番『ドゥムカ』は、スラヴ地方の哀愁を帯びためい想的な舞曲をモチーフに、静寂と情熱が交錯する独特の世界観を描き出しています。

彼の緻密なオーケストレーション技術により生み出された表情豊かな音楽は、聴く者の心に直接語りかけてくるよう。

ドヴォルザークの思いに寄り添いつつ、ピアノ連弾ならではの息のあった演奏を楽しんでみてはいかがでしょうか。