ドヴォルザークの名曲。人気のクラシック音楽
『新世界』、『スラヴ舞曲』といえばチェコの作曲家、アントニン・レオポルト・ドヴォルザークです。
ドヴォルザークはクラシック作曲家の中ではベートーヴェンやモーツァルトのように当たり前のように名前が出てくる有名な作曲家で、そのはず弦楽四重奏曲『アメリカ』のヴィオラのソロや新世界の2楽章は日本では『家路』などで親しまれ、新世界の4楽章は作曲家の名前がわからなくてもメロディは知っていわれるほどクラシック屈指のメロディメーカーとしても知られています。
そんなドヴォルザークの作品の魅力を世界各地の奏者の名演とともに紹介します。
ドヴォルザークの名曲。人気のクラシック音楽(31〜35)
交響曲第5番より第4楽章Antonín Dvořák

「交響曲第5番より第4楽章」アレグロ・モルト(速く、非常に)。
1879年にプラハで初演されました。
低音部の重々しく荘厳な序奏で始まります。
演奏は、スイスのバーゼル市を拠点とするバーゼル交響楽団、指揮は、カスパル・ツェーンダーさんです。
交響曲第6番より第4楽章Antonín Dvořák

「交響曲第6番より第4楽章」アレグロ・コン・スピリート(速く、元気に)。
この作品は作曲を依頼したハンガリーの指揮者ハンス・リヒターに献呈されました。
演奏はジョルジュ・エネスコ・フィルハーモニー、指揮はアレキサンダー・ウォーカーさんです。
交響曲第7番より第1楽章Antonín Dvořák

「交響曲第7番から第1楽章」アレグロ・マエストーソ(速く、荘厳に、堂々と)。
暗い旋律で始まり、激動と不安の時代背景が感じられます。
ダニエル・ライスキンさん指揮、香港シンフォニエッタの演奏、香港市庁舎のコンサート・ホールでの模様です。
交響曲第7番より第2楽章Antonín Dvořák

「交響曲第7番から第2楽章」ポコ・アダージョ(やや遅く)。
冒頭のクラリネットから他の木管楽器へ、そして弦楽器へと穏やかなメロディが続き、張り詰めた1楽章からのホッとするひととき。
映像はフィラデルフィア・ユース・オーケストラのコンサート。
交響曲第7番より第3楽章Antonín Dvořák

「交響曲第7番から第3楽章」スケルツォ:ヴィヴァーチェ(生き生きと速く)、トリオ:ポコ・メノ・モッソ(やや少し遅く)。
チェコの民族舞曲フリアントの3拍子をベースとしたリズムが心地よい。
ノーザン・イリノイ大学交響楽団の演奏です。