ドヴォルザークの名曲。人気のクラシック音楽
『新世界』、『スラヴ舞曲』といえばチェコの作曲家、アントニン・レオポルト・ドヴォルザークです。
ドヴォルザークはクラシック作曲家の中ではベートーヴェンやモーツァルトのように当たり前のように名前が出てくる有名な作曲家で、そのはず弦楽四重奏曲『アメリカ』のヴィオラのソロや新世界の2楽章は日本では『家路』などで親しまれ、新世界の4楽章は作曲家の名前がわからなくてもメロディは知っていわれるほどクラシック屈指のメロディメーカーとしても知られています。
そんなドヴォルザークの作品の魅力を世界各地の奏者の名演とともに紹介します。
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ドヴォルザークの名曲。人気のクラシック音楽(71〜80)
春の歌Antonín Dvořák

アントニン・ドヴォルザークの名曲『春の歌』。
本作は『詩的な音画 Op.85 B.161』に収録されています。
ドヴォルザークといえば、流れるような美しいメロディーが印象的ですが、『春の歌』もそういった作品と同じく、軽やかで流れるようなメロディーが特徴です。
演奏者にとっては右手も左手も激しい楽曲ですが、聴いている分にはそういった激しさを感じないと思います。
優雅な朝を迎えたい時のBGMにオススメです。
ぜひチェックしてみてください。
ドヴォルザークの名曲。人気のクラシック音楽
糸杉Antonín Dvořák

ドヴォルザークの名曲。人気のクラシック音楽(71〜80)
組曲 イ長調 Op.98Antonín Dvořák

アントニン・ドヴォルザークの『組曲 Op.98』は、彼のアメリカ時代の作品のひとつです。
当初はピアノのために書かれましたが、のちに管弦楽版にも編曲されました。
5つの楽章からなるこの組曲は、それぞれが異なる表情を持ち、スラヴ舞曲の影響が感じられる一方で、アメリカの民俗音楽のエッセンスもちりばめられています。
ピアノ版は連弾曲としても人気が高く、息の合った演奏ができれば格別の喜びが味わえるでしょう。
彼の故郷への愛が注がれた作品をぜひ堪能してみてください。
聖ルドミラAntonín Dvořák

交響曲第9番「新世界」で有名なチェコの作曲家アントニン・ドヴォルザークのオラトリオです。
ほとんど演奏されることはありませんが、有名な「スターバト・マーテル」をはじめさまざまな宗教音楽の作曲も多く手掛け、本曲もそのうちひとつです。
チェコに古くから伝わる聖ルドミラの伝説をモチーフにしている作品で、ルドミラは9世紀に実在した人物だそうです。
曲想がドヴォルザークらしく新世界の4楽章の中間部や「スラブ舞曲」が似ていますね。
ドヴォルザークが「スラブ舞曲」などを作曲した円熟期に書かれた隠れた名作です。
詩的な音画 Op.85 第1曲「夜の道」Antonín Dvořák

チェコの国民的作曲家アントニン・ドヴォルザークが遺した『詩的な音画 Op.85』。
全13曲から成るこのピアノ曲集は、どの曲も独自の雰囲気を持ち、さまざまな感情を巧みに描き出しています。
特に第1曲『夜の道』は、穏やかなメロディと静ひつな雰囲気で、夜の静けさや美しさを感じさせてくれる美しい楽曲。
ドヴォルザークの繊細な感性と高い作曲技術が存分に発揮された本作は、ピアノ曲に親しみたい方にぜひオススメしたい名曲です。
ユーモレスク 変ト長調 Op101 第7番Antonín Dvořák

チェコ出身の作曲家で、チェコ国民楽派というジャンルのパイオニアでもある、アントニン・ドヴォルザーク。
彼は『交響曲第9番 ホ短調、作品95、B.178 新世界より』という力強い雰囲気の曲でよく知られています。
その曲のイメージが強い彼ですが、こちらの『ユーモレスク 変ト長調 Op101 第7番』のように、ゆったりとしたメロディーの曲も多く残しているんです。
疲れ切った体を包み込んでくれるようなこの曲の旋律は、クールダウンしたい閉会式にはきっとマッチしますよ。
「新世界」より第2楽章Antonín Dvořák

チェコの作曲家アントニン・ドヴォルザークが晩年に手掛けた交響曲。
1893年にアメリカで作曲され、新世界の多様な音楽文化をヨーロッパの音楽様式に見事に融合させています。
第2楽章の美しい旋律は、日本では『家路』として親しまれ、夕暮れ時の音楽としても広く使われています。
本作はオーケストラの作品ですが、ピアノアレンジ版も多く存在し、初めて両手奏に挑戦する方にもオススメ。
シンプルな音の重なりを大切にしながら、広大な景色や新世界への希望を感じさせる演奏を目指せるとよいですね。





