【高齢者向け】指先の運動になるオススメの簡単な手芸
手先の衰えが気になっている高齢者の方、いませんか?
楽しみながらおこなう手芸は、指先を動かすすてきな趣味として注目されているんですよ。
「難しそう……」「手先が不器用だから……」そんな不安は一切不要です。
近年では布用接着剤やフェルトなど、誰でも扱いやすい材料が充実しているんです。
針や糸を使わなくても、切って貼るだけですてきな作品が完成しますよ。
世界にひとつだけのハンドメイド作品を作りながら、指先の運動を楽しみませんか?
今回は、高齢の方でも安心して始められる手軽な手芸のアイデアをたっぷりとご紹介します。
もちろん手芸が得意な方向けの、凝った作品もご用意していますよ!
【高齢者向け】指先の運動になるオススメの簡単な手芸(101〜120)
和風ひし形ペン立て

不思議な形で「どうやって作るの?難しいのでは?」と思ってしまうこのペン立て。
ですが牛乳パック1本と折り紙があれば作れる、そして好みの折り紙や千代紙を使えば違った雰囲気を楽しめるペン立てです。
牛乳パックの注ぎ口の部分は角の4カ所に切り込みを入れ、そこから10センチのところに印を付けて底の部分を切り落とします。
切り込みが入っている部分は底になるため注ぎ口の部分は切り落とし、本体部分に対角線上、☓の印を描き込んでハサミやボールペンなどのかたいものでなぞり、折りやすくします。
上から折り紙を貼り、へこませる部分のひし形は別の折り紙を貼って完成です。
小さな帽子

冬の飾りつけにも取り入れやすいミニチュアのニット帽です。
トイレットペーパーの芯を使う手軽さにも注目ですよ。
トイレットペーパーの芯をカットした輪っかに毛糸をとおして結び、それを隙間が出来ないように何度も繰り返します。
全体を包めたら毛糸の先端を芯の内側にくぐらせて出して作りたい長さで束ね、先端をハサミで整えれば完成です。
「赤とグレーを3本ずつ交互に結ぶ」といったように本数をしっかりと意識することが美しい帽子に仕上げるためのポイントですね。
毛糸の色のチョイスだけでなく、何色の毛糸を使用するかなど、自分なりのデザインを考えてみましょう。
持ち手がかわいいバスケット風

牛乳パックの3辺を使って、残りの1面は持ち手として作るので牛乳パックが一つあれば作れる持ち手がかわいいバスケット。
サイズに切り、表と裏を好きな包装紙などを貼ってホチキスで留め、持ち手やホチキスを隠すための飾りを付ければ完成です。
ポイントは切り込みを入れて角度を付けてホチキスで留めているところがバスケットらしくなるところ。
ほどよい大きさでフルーツを入れたりあまり目立たせたくないものを入れておいたりといろんな用途に使えそうですよね。
カラー手袋で花束

2枚の違う色のカラー手袋を使って花束が作れます。
針や糸は使わず、輪ゴムを使って止めていくだけなので誰でも簡単にできてしまいます!
お花の色になる手袋と葉っぱになる緑の手袋を用意。
お花になる方をまずは指先だけ輪ゴムで止め、その周りにぐるりと囲むように緑の手袋を巻きます。
2つの手袋を輪ゴムでまとめ、外側の手袋を折り返し、また表へ向けて止めて花の先の部分を内側へへこませればできあがりです。
黄色い毛糸を花の先にあしらえばぐっとお花らしさが際立ちますね。
羊毛フェルトボール

おしゃれな雑貨屋さんなどでよく見かけるフェルトボールのコースターや鍋敷きなど。
そのフェルトボール、実はとても簡単に作れるんです。
細長くした羊毛フェルトをいろんな方向に巻いて丸めます。
いろんな色の羊毛フェルトを丸めていきましょう。
洗面器などに40度くらいのぬるま湯を用意してそこへ台所用洗剤を数滴たらし、そこへ丸めた羊毛フェルトを入れ、しっかりと洗剤液を染み込ませながら丸めていきます。
台所用洗剤の界面活性剤の成分が羊毛の表面を固める性質があり、丸めてしっかりと乾かせば出来上がりです。
フェルトボールを元に小物を作ってみましょう。