【高齢者向け】楽しい脳トレ!盛り上がる頭の体操
高齢者施設でおこなわれているゲームや脳トレといった「頭の体操」は、認知症予防や進行を緩やかにするといわれています。
そこで今回は「高齢者向け頭の体操」のご紹介です!
頭の体操は、問題が解けたときの達成感を味わえ、脳の機能を活性化させるほか、周りの高齢者の方とコミュニケーションをとるきっかけになるなど、重要な役割を担っています。
また、同じような毎日を送りがちな高齢者の方のストレス発散にもオススメです。
高齢者の方の状況に応じて、難易度を変えるなど工夫して、取り組みやすくするとさらに満足感も高まりますよ。
レクリエーションや日課として取り入れてみてくださいね。
【高齢者向け】楽しい脳トレ!盛り上がる頭の体操(91〜100)
地名脳トレ

ワイワイ盛り上がりながら、頭の体操もできるのが、地名脳トレです。
こちらは、お題に沿った地名を複数人が交代で答えていくというもの。
そして、答えられなくなった人は脱落になります。
この時、お題が難しすぎるとやる気をそがれてしまうので気を付けましょう。
もし、参加者がそれぞれ違う地域から集まっている際は、東京都23区など、誰もがわかりそうな地名にするのがオススメですよ。
もしくは、都道府県を答えるというののもありです。
マス埋め計算

高齢者におすすめの脳トレに「しりとり」「なぞなぞ」「後出しじゃんけん」などがありますが、こちらは計算問題を暗算でおこなうものです。
「計算問題」と聞くと難しいイメージを持つかもしれませんが、脳を活性化するためには難しい問題よりも簡単な足し算、引き算から始めるのが良いそうです。
簡単な計算問題でも頭を使って解いた時に達成感が得られます。
問題が進むにつれて数字が大きくなりますが、徐々に計算のスピードアップにも挑戦してみましょう。
【高齢者向け】楽しい脳トレ!盛り上がる頭の体操(101〜110)
かるた

読み札を聞いて絵札を取り合うカルタ。
聴覚や視覚を刺激するといった意味で認知症の方にオススメできます。
大勢で楽しむときは市販のカルタでは少し小さいかもしれない、そこで「流行歌カルタ」や「全国旅行カルタ」などをみんなで自作するのも楽しいと思います。
昔はお正月の定番の遊びとされていたカルタ、ご高齢者の方々もきっとカルタに関する思い出の1つや2つはあると思います。
そのような思いで話とともにカルタを楽しめればいいですね。
しりとりでコグニサイズ

ゲーム感覚で気軽に楽しめる「しりとりコグニサイズ」です。
しりとりをしながら、椅子に座って足踏みをしていきましょう。
高齢者の方も一度は遊んだことがあるしりとりは、認知症予防にオススメなんですよ。
語尾の一文字から始まる単語を思い出すときに、記憶力や思考力を使うので脳を刺激します。
脳を鍛えるので、認知症予防につながりますよ。
普通のしりとりに慣れてきたら、答えるときに手拍子を加えるなどアレンジしてみてくださいね。
数人でできるので、ほかの方と交流も生まれそうな体操です。
じゃんけん体操

こちらのグーチョキパー体操は、声をだしながら行う運動です。
声を出すことも脳に良い刺激が与えられるのでおすすめです。
小さな声でも良いので、グーチョキパーの動きを加えて行うことがポイント。
他にも片方ずつ動きを変える運動も脳の活性化に効果的ですよ。
これが間違いやすいので、なかなかすぐにできるのは難しいかもしれません。
ただし間違えることも大切で、周りとのコミュニケーションをとる良いきっかけにもなります。
スタッフの方は運動を行いながら利用者さんに積極的に声掛けしていきましょう。
ひらがなカード

場にならんだ50音のカードを使って、制限時間内でなるべく多くの言葉を作ってもらうゲームです。
「2文字の言葉」などの文字数の指定、「野菜の名前」のようなテーマの指定など、さまざまなパターンで遊んでもらいましょう。
個人だと言葉が思いつかずに詰まってしまう場合もあるかと思うので、チームで協力して進行してもらうのがオススメですよ。
限られた文字から言葉を思い浮かべてもらうのもいいですし、50音のセットを増やして言葉の幅を広げても盛り上りそうですね。
わたしは誰でしょう?

限られた情報の中から、問題に出されている人や動物の名前を答えるわたしは誰でしょう?。
昭和に活躍した有名人などを出題して、回答者に考えてもらいましょう。
介護施設やデイサービスで開催される場合は、職員の方や入居者の方をテーマに出題してみるのもいいですね。
「お菓子の中ならチョコが好き」「パンよりご飯派」などのオリジナルのヒントを考えるのもいいでしょう。
正解の人を考えているうちに、脳トレにつながったり高齢者同士の交流を深められるクイズです。