RAG Musicにほんのうた
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日本の哀歌に込められた魂の叫び。心に響く至極の名曲を紐解く

悲しみや切なさを美しい旋律に昇華した日本の哀歌の世界。

忌野清志郎さん率いるRCサクセションが紡ぐ寂しい情景から、あがた森魚さんの心揺さぶる詩世界、そしてVOCALOID「GUMI」が歌う透明な想いまで。

時代を超えて人々の心に寄り添い続けてきた珠玉の名曲には、失恋、孤独、別れ…。

人生の様々な場面で感じる魂の叫びが込められています。

静かに心に染み入る歌声と共に、深い感動の世界へ誘います。

日本の哀歌に込められた魂の叫び。心に響く至極の名曲を紐解く(51〜60)

令和哀歌(エレジー)清水節子

懸命に生きる人々の姿を描いた哀愁漂う演歌が、清水節子さんの力強い歌声で響き渡ります。

家族への愛情、将来への不安、故郷への郷愁など、都会で働く人々の心情を丁寧に描き出した歌詞は、誰もの胸に染み入るはずです。

2023年11月に発表された本作は、昭和の名曲『山谷ブルース』の魂を受け継ぎ、令和の時代に生きる人々へのエールとなっています。

夕暮れの工場、路地裏の赤ちょうちん、小雨降る夜道…情景描写の細やかさも見事な一曲です。

都会の騒がしさに疲れた心を癒やしたい時、故郷を思い出した時、明日への活力が欲しい時に聴きたい楽曲となっています。

挽歌由紀さおり

挽歌 由紀さおり カラオケのみ.wmv
挽歌由紀さおり

1969年「夜明けのスキャット」で世に出て以来、大人の歌謡曲を発表し続けていたのが由紀さおり。

「挽歌」という言葉は歌謡曲の世界では「エレジー」と同義語に扱われ、1974年発表されたこの曲も普段通りの大人ムードで歌っています。

夜のブランコ神聖かまってちゃん

神聖かまってちゃん「夜のブランコ」 Music Video
夜のブランコ神聖かまってちゃん

三日月の優しい光に照らされた夜の遊び場に、一人たたずむ主人公の姿が印象的な哀しい佳曲。

神聖かまってちゃんが2025年1月に発表したアルバム『団地テーゼ』に収録された本作は、幻想的な世界観と独特の浮遊感あるサウンドで、孤独や喪失感を見事に表現しています。

3拍子の揺らめくメロディに乗せて、主人公の心情が静かに描き出されていく中で、現実と夢の境界が溶けていくような不思議な魅力を放ちます。

卒業や別れなど、人生の転換期に寄り添ってくれる楽曲です。

夜の静けさの中で、心が揺れ動くような瞬間に聴いていただきたい一曲です。

湯の町エレジー近江俊郎

素人弾き語り 湯の町エレジー 近江俊郎
湯の町エレジー近江俊郎

終戦後間もない1948年に世に出た、近江俊郎の楽曲です。

レコード売り上げ40万枚というのは当時としては大ヒットでした。

物悲しいギターの旋律で当時の日本人の心を震えさせた古賀政男の名曲の数々は「古賀メロディー」と称されました。

江の島悲歌(エレジー)菅原都々子

菅原都々子「江の島悲歌(エレジー)」
江の島悲歌(エレジー)菅原都々子

終戦後、エレジーというジャンルが一時ブームになりました。

その中でも菅原都々子はビブラートのある特徴的な歌唱法で「エレジーの女王」と呼ばれていました。

この「江の島悲歌」は1951年のリリースで、同年映画化もされています。