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エルガーの名曲。人気のクラシック音楽

エドワード・エルガーはイギリスを代表とする作曲家で『威風堂々』や『エニグマ変奏曲』はあまりにも有名で、よくオーケストラのコンサートでも演奏されています。

また、エルガーの妻キャロライン・アリス・ロバーツへ贈った『愛の挨拶』もあり、エルガーの名前を聞いたことがなくてもこのメロディは聴いたことがある、という方も多いはず。

今回はそのエルガーの魅力に迫るため、多くの名曲をリストアップしてみました!

エルガーの魅力とかっこよくて楽しめるクラシック音楽の世界に入り込んでいけると幸いです。

エルガーの名曲。人気のクラシック音楽(41〜50)

The KingdomEdward Elgar

Edward Elgar – The Kingdom Op. 51 – III. Pentecost – Repent and be baptized
The KingdomEdward Elgar

日本では「神の国」と呼ばれるこの曲は、独唱者とオーケストラのための楽曲となっています。

この曲も聖書を素材としたオラトリオのひとつで、カトリック色の強い宗教劇の構成となっているようです。

宗教的な背景の薄い日本ではなかなか理解しにくい作品かもしれませんが、興味があれば日本語訳を探してみてくださいね。

The Starlight ExpressEdward Elgar

Elgar: The Starlight Express, Op. 78: To the Children
The Starlight ExpressEdward Elgar

作品番号78番のこの曲は、エルガーが児童演劇のための音楽としてメロディと曲を作ったものです。

現代でいう劇伴音楽作家としての役割も果たしていたエルガーの多才ぶりには驚かされます。

この動画ではヴェルノン・ハンディレイの指揮でLondon Philharmonic Orchestra Conductedが美しく奏でます。

ため息Edward Elgar

エルガー: ため息[ナクソス・クラシック・キュレーション #切ない]
ため息Edward Elgar

はかなくも美しいハープの旋律が大人の熱情を感じさせるこの曲は、タイトルである「ため息」にぴったりです。

作品番号70番のこの曲は、初期の名曲「愛の挨拶」と対になる楽曲を作りたいというエルガーの構想から生まれたものだそうです。

この動画では、イングリッシュ・ノーザン・フィルハーモニアの情熱あふれる演奏をお楽しみください。

朝の歌Edward Elgar

エルガー:「朝の歌」 (ニュージーランド交響楽団)
朝の歌Edward Elgar

エルガーの初期作品「2つの小品」より第2曲「朝の歌」です。

これが発表された次の年に、「エニグマ変奏曲」でエルガーはスターダムを駆けあがります。

きらきらと光る希望の光のような明るさに満ちた小作品は、まだ無名だったころのエルガーの最後の作品ともいわれています。

この動画では指揮ジェイムズ・ジャッド、ニュージーランド交響楽団の演奏でお楽しみください。

ベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ 第4番Edward Elgar

エルガー作曲 ヴァイオリンソナタ ホ短調 第一楽章 / Elgar: Violin Sonata in E minor Op.82 1st movement
ベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ 第4番Edward Elgar

1920年、愛妻キャロラインを肺がんで喪ったエルガーは、いったん創作意欲を失ってしまいました。

自分の作品を発表せずに他の作曲家の作品を編曲していたと言われます。

このヴェートーヴェンのヴァイオリンソナタ第四番もそのうちの一曲であり、このフィナーレを編曲したのがエルガーとされています。

ゲロンティアスの夢Edward Elgar

Elgar: The Dream of Gerontius [Barbirolli] Janet Baker, Richard Lewis, Kim Borg
ゲロンティアスの夢Edward Elgar

オーケストラ作品「威風堂々」で有名なイギリスの作曲家、エルガーが作曲したオラトリオです。

エルガーが32歳で結婚した時に枢機卿からもらった長編詩「ゲロンティアスの詩」から感銘を受けて作曲した、壮大でロマンチックな作品。

『エニグマ変奏曲』より「ニムロッド」Edward Elgar

エルガー/エニグマ変奏曲 ~ニムロッド Elgar: Nimrod
『エニグマ変奏曲』より「ニムロッド」Edward Elgar

『威風堂々』といった作品でも知られるイギリスの作曲家、エドワード・エルガーの代表的な作品の1つである『エニグマ変奏曲』。

正式名称『独創主題による変奏曲』と呼ばれるこちらの作品は管弦楽のための変奏曲として作曲され、エルガーが友人たちを思い浮かべながら即興風の変奏を弾き、管弦楽曲へと発展させたというユニークな過程を経て作曲されたことでも知られています。

本作は14の変奏曲で構成されているのですが、特に有名なパートが第9変奏『ニムロッド』です。

単独での演奏や『ニムロッド』のみを独立させて編曲されたバージョンも存在しており、壮大でいてどこか哀愁を帯びた美しい旋律が理由なのか、本国イギリスでは葬送や追悼といった場面で使われる機会が多いというのも特徴です。

実際にそういった意図で作曲された作品ではないにもかかわらず、確かにこちらの楽曲を聴いているとまるで映画や式典のクライマックスの場面が頭に浮かんできてしまうというのが、音楽のおもしろみの1つと言えるかもしれませんね。