エルガーの名曲。人気のクラシック音楽
エドワード・エルガーはイギリスを代表とする作曲家で『威風堂々』や『エニグマ変奏曲』はあまりにも有名で、よくオーケストラのコンサートでも演奏されています。
また、エルガーの妻キャロライン・アリス・ロバーツへ贈った『愛の挨拶』もあり、エルガーの名前を聞いたことがなくてもこのメロディは聴いたことがある、という方も多いはず。
今回はそのエルガーの魅力に迫るため、多くの名曲をリストアップしてみました!
エルガーの魅力とかっこよくて楽しめるクラシック音楽の世界に入り込んでいけると幸いです。
エルガーの名曲。人気のクラシック音楽(61〜70)
交響曲第一番 変イ長調Edward Elgar

1900年初頭にかけてエルガーが作曲した壮大な交響曲です。
この曲を初めて演奏会で発表した当時、イギリス国内では大変な話題と好評価を呼び、その後現在にいたるまで頻繁に演奏される楽曲です。
この動画ではフィルハーモニア管弦楽団の演奏で第一楽章をお楽しみください。
指揮者はジョン・バルビローリです。
威風堂々Edward Elgar

イギリス・イングランド出身の作曲家、エドワード・エルガーの作品です。
数多くの楽曲を制作してきたエルガーの代表曲で、日本では年末カウントダウンコンサートやCMなどで耳にすることが多い楽曲です。
イントロから中盤までは盛大に、後半はスローテンポで優雅な構成が特徴です。
運動会では、前半部分を選手の入退場に、後半部分を表彰などの式典に使われることが多いと思います。
また、最後の括りとして閉会式などで使われる事もあるようです。
チェロ協奏曲 ホ短調Edward Elgar
大ヒットしたTBSドラマ「カルテット」において、満島ひかりさん演じる「すずめ」が演奏していた楽器、チェロ。
そのチェロにエルガーがささげた名曲です。
この動画の演奏においては、ジャクリーヌ・デュ・プレがソリストを務めています。
その深く力強い旋律をぜひ一度お聴きになってみてください。
指揮はジョン・バルビローリ、オーケストラはロンドン交響楽団です。
行進曲「威風堂々」第1番Edward Elgar

イギリスの作曲家、エルガーによる作品で、「威風堂々」の中でも冒頭のこの第1番が特に有名です。
力強く、胸が高鳴るようなメロディー。
日本でも行進の際よく使われているのを耳にしますが、祖国イギリスでも国歌のように愛されています。
Sursum cordaEdward Elgar

エルガーが1894年に作曲したといわれる、作品番号11番の楽曲です。
音楽の世界で徐々に認められ、のちに国を代表する作曲家へと進化してく過程において産まれたこの曲を、この動画ではThe London Symphony Orchestraがオルガンとともに荘厳な音色で響かせます。
ぜひ一度お聴きになってください。
Christmas GreetingEdward Elgar

『愛の挨拶』などで知られるエルガーが1907年、ローマ滞在中に書いた曲がこちらです。
バイオリンとピアノの伴奏により、美しい高音の合唱が歌われます、歌詞はエルガーの妻アリスが書きました。
変則的な伴奏ですが、エルガーの手腕によりとても美しくまとめられており、まるで天使に囲まれているかのような気持ちにさせられます。
彼のほかの曲などと聴き比べてみるのも彼の曲の特色がわかって楽しいかもしれません。
ぜひ試してみてください。
チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85Edward Elgar

エドワード・エルガーの晩年の傑作『チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85』は、エルガーが病床にあるなかで書かれたとされる作品です。
心をえぐるように深く突き刺さる第1楽章冒頭のチェロのソロからは、病床にあった作曲家が世界大戦の影を背負いつつ、1曲の中にチェロの表現力を余すところなく注ぎ込もうとした様子が感じられるでしょう。
感傷に浸りたいときや、心を静めたいときなど、自分の心とじっくり向き合いたいときに、じっくり聴いてみてはいかがでしょうか?