エルガーの名曲。人気のクラシック音楽
エドワード・エルガーはイギリスを代表とする作曲家で『威風堂々』や『エニグマ変奏曲』はあまりにも有名で、よくオーケストラのコンサートでも演奏されています。
また、エルガーの妻キャロライン・アリス・ロバーツへ贈った『愛の挨拶』もあり、エルガーの名前を聞いたことがなくてもこのメロディは聴いたことがある、という方も多いはず。
今回はそのエルガーの魅力に迫るため、多くの名曲をリストアップしてみました!
エルガーの魅力とかっこよくて楽しめるクラシック音楽の世界に入り込んでいけると幸いです。
エルガーの名曲。人気のクラシック音楽(21〜30)
行進曲「威風堂々」第1番 ニ長調Edward Elgar

あまりにも有名なこの曲を知らない人はいないのではないでしょうか。
エルガーが1905年ごろに作曲したとされる世界的に有名な行進曲です。
この第一番は「イギリス第二の国歌」と呼ばれるほど地元イギリスに深く愛され続けています。
この動画では東京フィルハーモニー交響楽団の演奏をお楽しみください。
CockaigneEdward Elgar

1900年初頭にエルガーが作曲した管弦楽曲で、作品番号は40番です。
発表された当時、瞬く間に評判を呼び、エルガーは成功を収めました。
当時最も演奏された楽曲の中の一つだそうです。
この動画ではアレクサンダー・ギブソンの指揮で、Royal Scottish National Orchestraの演奏をお楽しみください。
威風堂々 Op.39Edward Elgar

エドワード・エルガーの代表作『威風堂々 Op.39』は、1901年初演で瞬く間に英国民に愛され、イギリスの愛国歌としても親しまれている作品。
さまざまなセレモニーで耳にする機会も多い、クラシックの名曲です。
輝かしい未来への期待と感傷的な雰囲気、そして作曲者の情熱がちりばめられた本作は、別れや旅立ちの瞬間を華麗に彩ってくれます。
卒業式のBGMに選ぶなら、歴史に裏打ちされた本作は間違いない選択でしょう!
愛の挨拶Edward Elgar

ロマンティックな雰囲気に満ちたこの曲は、1888年にエドワード・エルガーが愛妻キャロライン・アリス・ロバーツへ婚約記念として贈られた作品です。
優美で甘美な旋律が特徴で、結婚式や記念日の音楽としても親しまれています。
ヴァイオリンとピアノのために作曲されましたが、ピアノ独奏や管弦楽版などさまざまな編成で楽しめます。
シンコペーションのリズムが印象的で、緩やかに始まり、中間部で転調し、再び主題が戻って高揚しながら終わります。
愛に溢れたこの名曲は、新しい出会いの季節として春の雰囲気にもぴったりです。
4つの合唱曲Edward Elgar

エルガーの作品番号53番「4つの合唱曲」より、No.1「There is Sweet Music」です。
ゆったりとしたオーケストレーションと変化するハーモニーの美しさは、まさに「甘き調べ」です。
第一曲目のこの曲だけではなく、残り3曲の合唱曲も興味があればぜひ聴いてみてくださいね。
Introduction and AllegroEdward Elgar

New Russian QuartetとMoscovia Orchestraによって優美に演奏されるこの曲は、日本では「序曲とアレグロ」と呼ばれている弦楽四重奏の楽曲です。
当時「威風堂々」で大成功を収めていたエルガーは、イギリス王室からナイトの称号を授与しました。
約13分間、美しく織り成す弦楽のハーモニーをお楽しみください。
愛のあいさつEdward Elgar

イギリスの作曲家、エドワード・エルガーが、1888年にキャロライン・アリス・ロバーツとの婚約記念に贈った『愛のあいさつ』。
年上で身分も上だった妻への大きな愛を感じる、やさしく穏やかな1曲です。
この曲はピアノやヴァイオリン、フルートなどさまざまな楽器や編成で演奏されているため、楽器による雰囲気の違いを楽しめるのも魅力の一つ。
お気に入りの演奏をストックしておいて、作業中に「ほっと一息つきたい」と思ったタイミングで、そっと流してみてはいかがでしょうか?