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エルガーの名曲。人気のクラシック音楽

エドワード・エルガーはイギリスを代表とする作曲家で『威風堂々』や『エニグマ変奏曲』はあまりにも有名で、よくオーケストラのコンサートでも演奏されています。

また、エルガーの妻キャロライン・アリス・ロバーツへ贈った『愛の挨拶』もあり、エルガーの名前を聞いたことがなくてもこのメロディは聴いたことがある、という方も多いはず。

今回はそのエルガーの魅力に迫るため、多くの名曲をリストアップしてみました!

エルガーの魅力とかっこよくて楽しめるクラシック音楽の世界に入り込んでいけると幸いです。

エルガーの名曲。人気のクラシック音楽(1〜10)

愛の挨拶 作品12Edward Elgar

Itzhak Perlman • Sir Edward Elgar • Salut d’Amour Love’s Greeting Op 12
愛の挨拶 作品12Edward Elgar

1888年にのちに妻となるキャロライン・アリス・ロバーツとの婚約記念に贈った曲。

この結婚は妻が年長であったこともあり、まわりからの反対が多く、道のりの険しい結婚であったそうです。

エドワード・エルガーは楽譜の売れ行きは好調でピアノ独奏用、ピアノとヴァイオリン用、などいくつかの版を残しており、バイオリンだけでなく、ビオラ、チェロなどでも演奏されています。

甘美なメロディーが多くの人々をひきつけ、エルガーの作品の中では『威風堂々』、『エニグマ変奏曲』に続き人気の高い作品のひとつです。

Fantasia & Fugue in C minorEdward Elgar

Sir Andrew Davis conducts Bach-Elgar: Fantasia & Fugue in C minor
Fantasia & Fugue in C minorEdward Elgar

ここで一つエドワード・エルガーがバッハのオルガン曲をオーケストラ用に編曲した作品を紹介します。

エルガーは1857年生まれの英国人作曲家で、『威風堂々』や『エニグマ変奏曲』で知られています。

本作は1921年から22年にかけて制作され、バッハへの敬意と20世紀のオーケストラの表現力が融合しています。

バロック音楽の厳かさを保ちつつ、豊かな音色とダイナミクスを探求した点が魅力です。

クラシック音楽に興味がある方や、バッハの作品を新しい解釈で楽しみたい方におすすめです。

エルガーの編曲能力と音楽への情熱が感じられる一曲となっています。

南国にてEdward Elgar

序曲 南国にて (E.エルガー/鈴木栄一)
南国にてEdward Elgar

1903年から1904年にかけてのイタリア旅行中に作曲されたこの曲は、エドワード・エルガーが作曲した約22分の演奏時間を持つコンサート序曲です。

イタリアの豊かな自然や歴史にインスパイアされた曲調は、エルガーの特有のメロディーとともに自然の喜びや広大な空間を描写しています。

中でもソロ・ヴィオラによる優しいメロディーは、ナポリの恋歌として広く知られています。

イタリアの風景や文化に触れたい方、そしてエルガーの音楽世界に浸りたい方におすすめの一曲です。

エルガーの名曲。人気のクラシック音楽(11〜20)

子供の魔法の杖Edward Elgar

子どもの魔法の杖 〜エルガー〜 【エレクトーン演奏】
子供の魔法の杖Edward Elgar

イギリスを代表する作曲家エドワード・エルガーの初期の作品を紹介します。

幼少期のファンタジーの世界を描いた音楽で、エルガーが11歳の頃に作曲したメロディを基にしています。

50歳の誕生日を機に新たに編曲し直した本作は、2つの組曲から成り、それぞれ7つと6つの楽章で構成されています。

1907年12月14日にロンドンで初演された第1組曲と、翌年9月9日にウスターで初演された第2組曲は、エルガーの創造性と幼少期への郷愁を反映しています。

メロディックでシンプルな構造ながら、魅力的なオーケストレーションが特徴です。

子供時代の純粋さと夢を音楽で表現した本作は、イマジネーションが豊かな世界観を楽しみたい方におすすめです。

交響曲第二番 変ホ長調Edward Elgar

Elgar: Symphony No. 2 in E-flat major, Op. 63 (with Score)
交響曲第二番 変ホ長調Edward Elgar

エドワード・エルガーは1857年生まれのイギリスの作曲家です。

エルガーの『交響曲第二番 変ホ長調』は1911年5月に初演された後期ロマン派の名曲です。

この曲は4つの楽章からなり、約55分の長さがあります。

第一楽章の「喜びの精神」から始まり、第二楽章の葬送行進曲、第三楽章のロンド、そして第四楽章で再び「喜びの精神」が現れる構成になっています。

本作には、エルガーの個人的な悲しみや時代背景が反映されており、聴く人の心に深く響きます。

クラシック音楽が好きな方はもちろん、壮大な音楽に興味がある方にもおすすめの一曲です。

弦楽セレナード ホ短調Edward Elgar

E.エルガー:弦楽セレナード ホ短調 Op.20 E.Elgar: Serenade for Strings in E Minor, Op. 20
弦楽セレナード ホ短調Edward Elgar

クラシック音楽の中でも親しみやすい作品を探しているなら、イギリスの作曲家エドワード・エルガーの弦楽セレナードがおすすめです。

1892年に書かれたこの曲は、エルガーが36歳の時に出版されましたが、そのメロディーはエルガーが10歳の頃にさかのぼるかもしれません。

3つの楽章からなるこの作品は、ロマンティックな雰囲気とポスト・ロマンティックな要素を巧みに融合させています。

特に第2楽章は、エルガーの成熟したスタイルを予感させる魅力的な部分です。

弦楽器の豊かな音色と感情的な深みが探求されており、初心者の方でも十分に楽しめる作品となっています。

クラシック音楽に興味はあるけれど難しそうと感じている方にぴったりの入門曲かもしれませんね。

エニグマ変奏曲「ニムロッド」(piano ver.)Edward Elgar

Elgar ‘Nimrod’ from Enigma Variations – P. Barton, FEURICH grand piano
エニグマ変奏曲「ニムロッド」(piano ver.)Edward Elgar

この曲はオーケストラ版が1899年に初演されて以来、多くの人々の心を揺さぶり続けています。

エドワード・エルガーの親友への敬愛の念が込められた本作は、深い感情と荘厳な雰囲気を湛えています。

ゆったりとしたテンポで奏でられる美しい旋律は、聴く者の心に静かな力強さを感じさせます。

エルガーとイェーガーのベートーヴェンを巡る会話から生まれたこの曲は、友情の深さを音楽で表現しています。

クラシック音楽に親しみたい方や、心静かに音楽を楽しみたい方におすすめの一曲です。