RAG MusicClassic
素敵なクラシック
search

エルガーの名曲。人気のクラシック音楽

エドワード・エルガーはイギリスを代表とする作曲家で『威風堂々』や『エニグマ変奏曲』はあまりにも有名で、よくオーケストラのコンサートでも演奏されています。

また、エルガーの妻キャロライン・アリス・ロバーツへ贈った『愛の挨拶』もあり、エルガーの名前を聞いたことがなくてもこのメロディは聴いたことがある、という方も多いはず。

今回はそのエルガーの魅力に迫るため、多くの名曲をリストアップしてみました!

エルガーの魅力とかっこよくて楽しめるクラシック音楽の世界に入り込んでいけると幸いです。

もくじ

エルガーの名曲。人気のクラシック音楽(1〜20)

南国にてEdward Elgar

序曲 南国にて (E.エルガー/鈴木栄一)
南国にてEdward Elgar

1903年から1904年にかけてのイタリア旅行中に作曲されたこの曲は、エドワード・エルガーが作曲した約22分の演奏時間を持つコンサート序曲です。

イタリアの豊かな自然や歴史にインスパイアされた曲調は、エルガーの特有のメロディーとともに自然の喜びや広大な空間を描写しています。

中でもソロ・ヴィオラによる優しいメロディーは、ナポリの恋歌として広く知られています。

イタリアの風景や文化に触れたい方、そしてエルガーの音楽世界に浸りたい方におすすめの一曲です。

交響曲第二番 変ホ長調Edward Elgar

Elgar: Symphony No. 2 in E-flat major, Op. 63 (with Score)
交響曲第二番 変ホ長調Edward Elgar

エドワード・エルガーは1857年生まれのイギリスの作曲家です。

エルガーの『交響曲第二番 変ホ長調』は1911年5月に初演された後期ロマン派の名曲です。

この曲は4つの楽章からなり、約55分の長さがあります。

第一楽章の「喜びの精神」から始まり、第二楽章の葬送行進曲、第三楽章のロンド、そして第四楽章で再び「喜びの精神」が現れる構成になっています。

本作には、エルガーの個人的な悲しみや時代背景が反映されており、聴く人の心に深く響きます。

クラシック音楽が好きな方はもちろん、壮大な音楽に興味がある方にもおすすめの一曲です。

行進曲「威風堂々」第4番 ト長調Edward Elgar

作曲家エドワード・エルガーの魅力に迫ります。

エルガーは1857年に生まれ、音楽に囲まれた環境で育ちました。

エルガーの代表とする作品『威風堂々』は、壮大で力強いリズムが特徴的です。

1907年6月7日に完成したこの曲は、8月24日にロンドンで初演されました。

エルガーは50歳の時にこの曲を作曲し、友人に贈っています。

歌詞はありませんが、音楽だけで国家的な誇りや歴史的な威厳を表現しています。

クラシック音楽に興味がある方や、壮大な曲を聴きたい方におすすめです。

エルガーの音楽を通じて、イギリスの文化や歴史にも触れられるでしょう。

行進曲「威風堂々」第6番 ト短調(遺作)Edward Elgar

さまざまなクラシック作曲家は交響曲を第何番というようにありますが、イギリスの作曲家エドワード・エルガーではこの行進曲『威風堂々』シリーズが代表となっているといえます。

その『威風堂々』は6番まであるとご存知でしたか?

エルガーが生前に完成させることができなかった曲を、アンソニー・ペインが2006年に復元しました。

エルガーらしい荘厳で雄大な行進曲でありながら、比較的短い2つの楽章で構成されています。

冒頭部分は重く、緊張感のあるメロディーで始まりますが、後半はより明るく、広がりのあるトリオのメロディーが登場します。

エルガーの他の作品と同様、国家的な誇りや英雄的なイメージを描きつつも、どこか不安や抑えられた情熱を内包しているように感じられます。

クラシック音楽に興味のある方はもちろん、エルガーの新たな一面を知りたい方にもおすすめの1曲です。

弦楽セレナード ホ短調Edward Elgar

Edward Elgar: Serenade for Strings in E minor, Op.20 / Academy of St Martin in the Fields
弦楽セレナード ホ短調Edward Elgar

クラシック音楽の中でも親しみやすい作品を探しているなら、イギリスの作曲家エドワード・エルガーの弦楽セレナードがおすすめです。

1892年に書かれたこの曲は、エルガーが36歳の時に出版されましたが、そのメロディーはエルガーが10歳の頃にさかのぼるかもしれません。

3つの楽章からなるこの作品は、ロマンティックな雰囲気とポスト・ロマンティックな要素を巧みに融合させています。

特に第2楽章は、エルガーの成熟したスタイルを予感させる魅力的な部分です。

弦楽器の豊かな音色と感情的な深みが探求されており、初心者の方でも十分に楽しめる作品となっています。

クラシック音楽に興味はあるけれど難しそうと感じている方にぴったりの入門曲かもしれませんね。

愛の挨拶 作品12Edward Elgar

Itzhak Perlman • Sir Edward Elgar • Salut d’Amour Love’s Greeting Op 12
愛の挨拶 作品12Edward Elgar

1888年にのちに妻となるキャロライン・アリス・ロバーツとの婚約記念に贈った曲。

この結婚は妻が年長であったこともあり、まわりからの反対が多く、道のりの険しい結婚であったそうです。

エドワード・エルガーは楽譜の売れ行きは好調でピアノ独奏用、ピアノとヴァイオリン用、などいくつかの版を残しており、バイオリンだけでなく、ビオラ、チェロなどでも演奏されています。

甘美なメロディーが多くの人々をひきつけ、エルガーの作品の中では『威風堂々』、『エニグマ変奏曲』に続き人気の高い作品のひとつです。