背筋の凍る怖い歌。恐怖を感じる名曲・不気味なおすすめ曲
「怖い曲で恐怖を感じたい!」または「怖い曲の歌詞を眺めたい!」そんな好奇心旺盛の方に必見の不気味な名曲、怖い人気曲をリサーチしました。
音楽ファンの間で人気のものから、当サイトの音楽を専門としたライターが選んだ曲を織り交ぜながら幅広く紹介します!
邦楽や洋楽、新旧問わず厳選いたしました。
聴いただけで分からないけど、歌詞の解釈次第では恐怖を感じる楽曲もあります。
夏の名物の怪談などで紹介した曲の内容を話してみるのも面白いと思います!
怖い歌を聴いて背筋を「ゾクゾクっ!」と凍らせてみませんか!
背筋の凍る怖い歌。恐怖を感じる名曲・不気味なおすすめ曲(11〜20)
まちぶせ松任谷由実

松任谷由実さん作詞作曲で、1981年に石川ひとみさんがリリースしたシングルが大ヒットしたこの曲『まちぶせ』。
1996年には松任谷由実さん自身によるセルフカバーがシングルとしてリリースされました。
こっそりと秘めた思い、ずっと好きだったという片思いの気持ちが歌われていて、思い続けることのすごさを思い知らされるような楽曲。
ですが「もしかしてこれ、ストーカーというのでは?」とも思える歌詞にちょっと震えてしまう、執念という言葉がしっくりとくる1曲です。
洗脳RADWIMPS

人間の内面の闇に鋭く切り込む楽曲が、RADWIMPSから2017年5月に発表されました。
他者からの影響でゆがんでいく心の機微を繊細に描いており、暴力や支配といった不気味なテーマを独特の世界観で表現しています。
サウンドはヘビーなギターリフと重低音が不安をあおり、野田洋次郎さんのエモーショナルな歌声が恐怖心を際立たせています。
親子関係での葛藤や社会からの価値観の押し付けといった普遍的なテーマも織り込まれており、聴く人の心に深い余韻を残します。
スポーツ飲料「アクエリアス」のCMタイアップや、日本テレビ系ドラマ『フランケンシュタインの恋』の主題歌として使用されたこともあり、社会現象にもなりました。
心の闇や狂気を探求したい方に向いている1曲です。
うらみ・ます中島みゆき

中島みゆきさんの7枚目のオリジナルアルバム『生きていてもいいですか』に収録されている怖い曲が『うらみ・ます』です。
タイトルからその怖さが一目で伝わりますね。
曲の出だしから「うらみます」と歌い始め、その恨みは自分をもてあそんだ相手に対して向けられており、自らの爪で恨んでいる人のドアに優しくしてくれてありがというメッセージを残したいなど、狂気をうかがわせる歌詞が怖さをそそります。
人間の恨みほど怖いものはありませんね。
妄想日記シド

タイトルから察しのついた方もいらっしゃるかもしれませんね。
ストーカーが主人公の楽曲です。
ビジュアル系ロックバンド、シドが2004年にリリースしたファーストアルバム『憐哀 -レンアイ-』に収録されています。
ファンの間ではライブでの定番曲として知られています。
歌詞を読むだけでも怖いので、ぜひとも一読を。
ヤバい彼氏の曲。たかやん
男性でありながら、女性の気持ちや深層心理をついた曲で注目を集めているたかやんさん。
この曲は男性目線の曲で、好きな女性への深すぎる愛情を描いています。
好きな女性が実は他の男性と遊んでいることに気づいたなら、あなたならどうしますか?
きっとほとんどの男性はそこで冷め別れを選ぶと思うのですが、この曲の男性はそうではありませんでした。
女性が自分だけを愛してくれないのなら、手にかけ自分のそばに置こうと考えます。
たんたんとしたメロディが男性の闇の深さをあらわしているようで、怖いですよね……。
ファイト!中島みゆき

社会の理不尽な現実に直面しながらも前に進み続ける人々の姿を描いた中島みゆきさんの挑戦的な意欲作です。
学歴差別、暴力、無関心、性差別などの困難に立ち向かう人々に向けて、力強いメッセージを届けます。
1983年3月にアルバム『予感』に収録され、1994年5月にはシングルとして再リリースされました。
その後、住友生命「ウィニングライフ」や2020年にはユニクロ「ヒートテック」のCMソングとしても起用され、時代を超えて多くの人の心に響き続けています。
しかし本作の1番のサビ前の歌詞はなんとも人間の恐ろしい描写がリアルにつづられています。
背筋の凍る怖い歌。恐怖を感じる名曲・不気味なおすすめ曲(21〜30)
蒸留反応森田童子

冒頭では、仲の良いカップルが手をつなぎながら雪を楽しんでいる様子がうかがえますが、最後まで聴くと、2人が雪に埋もれて死のうとしているのがわかります。
この曲の怖さは、着実に訪れようとしている死に対して、恐怖や悲しみの色がなく、むしろもっと雪が降り積もってほしいと願っているところですね。
死にゆく冷たい体に対しても気持ちがいいと表現しており、狂気を感じさせる1曲です。
森田童子さんの哀愁があり、少年とも少女とも思える歌声が、楽曲の世界観をより深いものにしています。





