背筋の凍る怖い歌。恐怖を感じる名曲・不気味なおすすめ曲
「怖い曲で恐怖を感じたい!」または「怖い曲の歌詞を眺めたい!」そんな好奇心旺盛の方に必見の不気味な名曲、怖い人気曲をリサーチしました。
音楽ファンの間で人気のものから、当サイトの音楽を専門としたライターが選んだ曲を織り交ぜながら幅広く紹介します!
邦楽や洋楽、新旧問わず厳選いたしました。
聴いただけで分からないけど、歌詞の解釈次第では恐怖を感じる楽曲もあります。
夏の名物の怪談などで紹介した曲の内容を話してみるのも面白いと思います!
怖い歌を聴いて背筋を「ゾクゾクっ!」と凍らせてみませんか!
背筋の凍る怖い歌。恐怖を感じる名曲・不気味なおすすめ曲(21〜30)
暗い日曜日

世界的に有名な怖い曲です。
ヤーヴォル・ラースローさんが作詞、ハンガリーの音楽家シェレシュ・レジェーさんが作曲を担当しています。
どうしても悲しげなメロディに背筋がぞくぞくしてしまいます。
この曲に関する都市伝説は数知れず。
美輪明宏さんや夏木マリさんによるカバーバージョンも存在していますので気になる方はぜひ探してみてください。
RainingCocco

『カウントダウン』など、少し怖い雰囲気の曲も多いCoccoさん。
この曲『Raining』は、幸せな普段通りの景色の中で、静かに傷つき続ける少女を描いた1曲です。
何に傷ついているのかはわかりませんが、自傷行為をしているシーンがあるので、そうしなければ落ち着かないほど苦しみの中にいるのでしょう。
今にも壊れそうな少女の対比として、晴天や笑い声というやさしく温かな風景が描かれており、そこに言い知れぬ恐ろしさを感じてしまいます。
蒸留反応森田童子

冒頭では、仲の良いカップルが手をつなぎながら雪を楽しんでいる様子がうかがえますが、最後まで聴くと、2人が雪に埋もれて死のうとしているのがわかります。
この曲の怖さは、着実に訪れようとしている死に対して、恐怖や悲しみの色がなく、むしろもっと雪が降り積もってほしいと願っているところですね。
死にゆく冷たい体に対しても気持ちがいいと表現しており、狂気を感じさせる1曲です。
森田童子さんの哀愁があり、少年とも少女とも思える歌声が、楽曲の世界観をより深いものにしています。
チコタン東京放送児童合唱団

合唱組曲『チコタン』は、作詞が蓬莱泰三、作曲が南安雄による有名な合唱曲です。
前半は明るくテンポの良い曲ですが、後半部に怖ろしい場面の状況が展開されます。
小学校の合唱コンク―ルでこの曲を始めて聴いた時に、後半のパートが幼い私には恐ろし過ぎてトラウマになって、数週間ほど普通に食事が喉を通らなくなりました。
消えた八月合唱曲

この曲は合唱曲として有名な、広島原爆をテーマとした1曲です。
この記事をご覧の方は戦争経験がない世代だと思いますが、戦争については学習したことがあると思います。
この曲の歌詞では、原爆で亡くなった人目線でつづられていますね。
大好きな夏、しかしその夏に自分の命、未来、すべてが奪われてしまった。
戦争の経験がなくても、聴くと胸が締め付けられる悲しい曲だと思います。
戦争という悲しみや恐怖を刻み付け、誰もが不当に命や未来を奪われない世界を作っていくんだ、とあらためて感じさせてくれる名曲です。
人形の家谷山浩子

『カントリーガール』他、多くのヒット曲を持つシンガーソングライターの谷山浩子さん。
声はかわいらしく、幻想的空間のある曲を創作する才能のある人ですが、彼女の楽曲の『人形の家』は聴いているとなぜか不安になってきて怖さを感じてくる不思議な曲です。
結ンデ開イテ羅刹ト骸ハチ

『Lemon』や『パプリカ』などで知られているシンガーソングライター米津玄師さんですが、ボカロPとしても有名で、その名義がハチです。
『結ンデ開イテ羅刹ト骸』は2009年にニコニコ動画にて公開されました。
和風テイストで、怪しげな音像だけでも背筋が冷たくなるボカロ曲です。
テーマは「違和感」と「無邪気」とのこと。
とにかく歌詞に深みがあるので、ぜひ読み込んでみてください。
意味がわかればわかるほどに怖くなってきます。