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一度は聴きたい有名ピアニスト。おすすめのピアニスト

一度は聴きたい有名ピアニスト。おすすめのピアニスト
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一度は聴きたい有名なピアニストを紹介!

インストゥルメンタルが苦手な方でも、ピアノの楽曲はつい聴いちゃう人って、結構多いですよね?

ピアノってギターのようにエフェクトをかける楽器ではないため、音色の個性は分かりづらいのですが、その分聴く人を選ばない。

今回はそんなピアノを自分の肉体のように操る、プロフェッショナルなピアニストを紹介しています!

海外のピアニストはもちろんのこと、日本のピアニストも紹介しています。

結構詳しく解説しているので、日ごろからクラシックを聴いている方でも楽しめると思いますよ!

それではゆっくりとご覧ください!

もくじ

一度は聴きたい有名ピアニスト。おすすめのピアニスト(1〜20)

ショパン:幻想即興曲Valentina Igoshina

Valentina Igoshina -“Fantasie Impromptu” (Chopin) .
ショパン:幻想即興曲Valentina Igoshina

ロシア出身のクラシックピアニスト、ヴァレンティーナ・イゴシナさんは、その情熱的な演奏で世界中の聴衆を魅了しています。

2000年代初頭からキャリアを活発化させ、特にショパンやリストの作品で高い評価を得ています。

モスクワのチャイコフスキー音楽院で学び、数々の賞を受賞した彼女の演奏は、深い感情表現と卓越した技巧の融合が特徴です。

2009年には、BBCのドキュメンタリー「The Prince and the Composer」に出演し、国際的な注目を集めました。

イゴシナの演奏は、クラシック音楽に精通した方はもちろん、ピアノの美しい音色に魅せられたい方にもおすすめです。

ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調, Op 21Arthur Rubinstein

Arthur Rubinstein – Chopin – Piano Concerto No 2 in F minor, Op 21
ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調, Op 21Arthur Rubinstein

アルトゥール・ルービンシュタインは1887年、ポーランド出身のピアニスト。

さまざまな作曲家の作品の演奏で国際的な名声を博し、特にショパンの演奏では同時代の最も優れたピアニストであるとされています。

スペインや南米の作曲家、さらにラヴェルやドビュッシーの作品にも早くから取り組みました。

1910年、第5回アントン・ルービンシュタイン国際ピアノコンクールで優勝するものの、ユダヤ人ということで批判があった苦労人のピアニストでもあります。

ソリストとしての他、室内楽奏者としてもグァルネリ弦楽四重奏団などと組んでモーツァルトやベートーヴェン、シューベルト、シューマン、ブラームス、ドヴォルザークの作品を録音しています。

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op. 23 第一楽章辻井伸行

Nobuyuki Tsujii 辻井伸行 チャイコフスキー ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 Op. 23 第一楽章 Tchaikovsky Piano Concerto No1-1
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op. 23 第一楽章辻井伸行

辻井伸行さんは1988年生まれの日本のピアニストです。

出生時から眼球が成長しない「小眼球」と呼ばれる原因不明の障がいを負っていましたが、2009年ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにおいて日本人として初優勝。

テレビ出演も手伝って人気を博しました。

今や世界的なピアニストで繊細かつ優しい音色を出し、多くの人を魅了し続けています。

多趣味で水泳、スキー、スケート、登山、など多くの趣味を嗜んでいます。

フランス組曲 第5番 ト長調 BWV 816András Schiff

András Schiff – Bach. French Suite No.5 in G Major BWV816
フランス組曲 第5番 ト長調 BWV 816András Schiff

1953年生まれのハンガリー出身のピアニスト、アンドラーシュ・シフさんです。

5歳からピアノを始め、1974年のチャイコフスキー国際コンクールで4位入賞し注目を集めました。

バッハやモーツァルトの作品解釈に定評があり、その演奏は技巧的な精緻さと深い音楽性で高く評価されています。

1991年にバルトーク賞、2014年にはイギリスでナイト爵を授与されるなど、数々の栄誉に輝いています。

クラシック音楽を愛する方はもちろん、ピアノの魅力を再発見したい方にもおすすめのアーティストです。

ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番「悲愴」Krystian Zimerman

Krystian Zimerman plays Beethoven Sonata No. 8 in C minor, Op. 13 (Pathétique) (Complete)
ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番「悲愴」Krystian Zimerman

5歳からピアノを始め、7歳の時に初舞台を踏んだポーランド出身のピアニスト。

少年期から内外の数々のコンクールに入賞し、1975年に18歳でショパン国際コンクール優勝を果たして以来、世界中で2000回をこえる演奏会に出演しました。

彼の幅広いレパートリーは、確かな技術と人々をひきつける表現力に裏付けされています。

フランスのレジョン・ド・ヌール勲章、ポーランドの星付きコマンドルスキ十字勲章などを受勲し、世界的ピアニストの1人として名声を得ています。

スカルラッティ:ソナタ ホ長調 L23(K380)Vladimir Horowitz

スカルラッティ, ドメニコ/ソナタ ホ長調 K.380L.23/演奏:園田高弘
スカルラッティ:ソナタ ホ長調 L23(K380)Vladimir Horowitz

ウラディミール・サモイロヴィチ・ホロヴィッツさんは1903年ウクライナ生まれのアメリカのピアニストです。

義父は名指揮者トスカニーニさんです。

ピアノを歌わせるという点でホロヴィッツさんに肩を並べるピアニストは見いだすことは困難であるといわれています。

紹介している動画で演奏されている作曲者ドメニコ・スカルラッティは、555曲ものチェンバロ・ソナタを作曲し、ホロヴィッツさんは自分のコンサートに必ずといっていいほどスカルラッティのソナタをとり上げました。