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一度は聴きたい有名ピアニスト。おすすめのピアニスト

一度は聴きたい有名なピアニストを紹介!

インストゥルメンタルが苦手な方でも、ピアノの楽曲はつい聴いちゃう人って、結構多いですよね?

ピアノってギターのようにエフェクトをかける楽器ではないため、音色の個性は分かりづらいのですが、その分聴く人を選ばない。

今回はそんなピアノを自分の肉体のように操る、プロフェッショナルなピアニストを紹介しています!

海外のピアニストはもちろんのこと、日本のピアニストも紹介しています。

結構詳しく解説しているので、日ごろからクラシックを聴いている方でも楽しめると思いますよ!

それではゆっくりとご覧ください!

一度は聴きたい有名ピアニスト。おすすめのピアニスト(71〜80)

Mily Balakirev:東洋風幻想曲「イスラメイ」亀井聖矢

バラキレフ:東洋風幻想曲「イスラメイ」 Balakirev:Islamey “Fantaisie orientale” / 亀井 聖矢
Mily Balakirev:東洋風幻想曲「イスラメイ」亀井聖矢

パリで主催される国際的なコンクール、ロン=ティボー国際音楽コンクール。

世界で10本の指に入るコンクールの一つですね。

大体のランクとしては10~8位のどれかといったところでしょうか?

そんなロン=ティボー国際音楽コンクールで優秀な成績を収めたのが、こちらの亀井聖矢さん。

豊かな表現力が魅力のピアニストですね。

こちらの『Mily Balakirev:東洋風幻想曲「イスラメイ」』では、そんな彼の激しさと柔らかさを感じる演奏が収録されています。

Franz Liszt:愛の夢 第3番反田恭平

2021年の第18回ショパン国際ピアノコンクールで、日本人として51年ぶりに2位を受賞した日本を代表するピアニスト、反田恭平さん。

ピアニストに限らず演奏家は実力だけではなく、キャラクターや露出度でも人気が変わります。

反田恭平さんは前者のタイプで、圧倒的な実力で人気を集めているピアニストですね。

そんな彼の名演が、こちらの『Franz Liszt:愛の夢 第3番』。

リストの難しい作品として有名な本作。

演奏家としては長いソプラノのパートをどう聴かせるかがキモなのですが、反田さんはバスを効かせることで曲調にメリハリをつけています。

Frederic Chopin:ピアノ協奏曲 ホ短調 Op. 11小林愛美

Aimi Kobayashi – Piano Concerto in E minor Op. 11 (final stage of the Chopin Competition 2015)
Frederic Chopin:ピアノ協奏曲 ホ短調 Op. 11小林愛美

世界的にもレベルの高いコンクール、ショパン国際ピアノコンクール。

チャイコフスキーコンクールなどには劣るものの、その権威性は無視できません。

そんなショパン国際ピアノコンクールで4位に輝いたピアニストが、こちらの小林愛実さんです。

女性の日本人ピアニストとしては間違いなく、トップクラスの実力を持っているでしょう。

こちらの『Frederic Chopin:ピアノ協奏曲 ホ短調 Op. 11』はそんな彼女の名演。

表現力や解釈の深さが求められる作品を難なく弾きこなしています。

Frederic Chopin:華麗なる変奏曲 変ロ長調 Op.12河村尚子

ドイツで開催される音楽コンクール、ミュンヘン国際音楽コンクール。

世界的にも知られているコンクールですが、ピアニストとしてはそこまでの権威性を持つコンクールではありません。

ただ、最近はピアノ部門も充実しており、着々と権威性をつけています。

そんなミュンヘン国際音楽コンクールで2位の受賞をほこるピアニストが、こちらの河村尚子さん。

こちらの『Frederic Chopin:華麗なる変奏曲 変ロ長調 Op.12』はそんな彼女の名演で、彼女の得意とする繊細な演奏を堪能できます。

Maurice Ravel :ピアノ協奏曲ト長調萩原麻未

ジュネーブ国際音楽コンクールピアノ部門優勝/萩原麻未/第1楽章
Maurice Ravel :ピアノ協奏曲ト長調萩原麻未

女性ピアニストとして全国的な知名度をほこる、萩原麻未さん。

世界的な実力をほこるピアニストで、2010年に開催された世界三大コンクールの1つである第65回ジュネーヴ国際音楽コンクールで日本人としては史上初、ジュネーヴとしては8年ぶりとなる優勝を飾りました。

そんな彼女の名演が、こちらの『Maurice Ravel :ピアノ協奏曲ト長調』。

今回、紹介しているピアニストのなかでもトップクラスの演奏能力をほこります。

ぜひ楽曲の難所も理解して、もう一度この名演を聴いてみてください。

Maurice Ravel :亡き王女のためのパヴァーヌ藤田真央

Mao Fujita – Ravel: Pavane pour une infante défunte, M. 19 (Live from Tanzsaal an der Panke, Berlin)
Maurice Ravel :亡き王女のためのパヴァーヌ藤田真央

日本でもトップクラスの実力をほこるピアニスト、藤田真央さん。

ショパン国際ピアノコンクールよりもさらにレベルの高い、チャイコフスキー国際コンクールで2位に輝いた化け物です。

そんな彼の名演が、こちらの『Maurice Ravel :亡き王女のためのパヴァーヌ』。

難易度としては中級者でも演奏できるレベルの作品ですが、この作品をここまで高い完成度と表現力で演奏できる人はそうそう居ません。

ホンモノの演奏を聴きたい方は要チェックのピアニストです。

Sergei Rakhmaninov:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 op18辻井伸行

Rachmaninoff: Piano Concerto no.2 op.18 Nobuyuki Tsujii blind pianist BBC proms
Sergei Rakhmaninov:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 op18辻井伸行

盲目というハンディキャップを抱えながらも、それを一切、感じさせることのないテクニックで、世界的にも高い評価を集めているピアニスト、辻井伸行さん。

恐らく、日本のピアニストといえばと聞かれれば、多くの方が彼の名前をあげるのではないでしょうか?

そんな彼の名演としてオススメしたいのが、こちらの『Sergei Rakhmaninov:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 op18』。

ラフマニノフの曲らしく、オクターブが異常に多いのですが、それをさらっとこなし、さらに表現の深さも加えてしまう辻井伸行さんは天才と言えるでしょう。