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一度は聴きたい有名ピアニスト。おすすめのピアニスト

一度は聴きたい有名なピアニストを紹介!

インストゥルメンタルが苦手な方でも、ピアノの楽曲はつい聴いちゃう人って、結構多いですよね?

ピアノってギターのようにエフェクトをかける楽器ではないため、音色の個性は分かりづらいのですが、その分聴く人を選ばない。

今回はそんなピアノを自分の肉体のように操る、プロフェッショナルなピアニストを紹介しています!

海外のピアニストはもちろんのこと、日本のピアニストも紹介しています。

結構詳しく解説しているので、日ごろからクラシックを聴いている方でも楽しめると思いますよ!

それではゆっくりとご覧ください!

一度は聴きたい有名ピアニスト。おすすめのピアニスト(21〜40)

アルベニス:イベリアから「港」他小山実稚恵

小山実稚恵は1959年宮城県仙台市に生まれ、岩手県盛岡市で育ちました。

1982年にチャイコフスキー国際コンクール第3位、1985年にショパン国際ピアノコンクール第4位と2大コンクール両方に入賞したのは日本人で唯一。

ピアニストにしてはめずらしく留学経験がありません。

アルベニスが最晩年、病身をおして作曲した「イベリア」は、南スペインのアンダルシアの民俗音楽をイメージさせます。

ショパン:ポロネーズ第6番変イ長調 作品53Cyprien Katsaris

シプリアン・カツァリスはフランス出身の世界的なピアニストで、作曲家でもあります。

彼の演奏は超絶技巧的な面と詩人的な面をあわせ持っており、内声の処理が非常にたくみです。

現在は自身が設立したレーベル「PIANO21」にてレコーディングや自身の過去の録音の復刻などを行っています。

ショパン:バラード第4番Evgeny Kissin

ショパン/バラード第4番 ヘ短調 Op.52CT5/演奏:園田高弘
ショパン:バラード第4番Evgeny Kissin

エフゲニー・キーシンさんは、1971年モスクワでユダヤ系の家系に生まれたイスラエルのピアニスト。

10歳でデビュー、11歳で初リサイタルを開くなど、幼い頃から神童ぶりを発揮します。

この曲はショパンの作曲技法が尽くされており、最も演奏困難とされる作品でもあります。

晩年に特有の同じ指を黒鍵から白鍵へと滑らす技法がいたるところに用いられています。

Franz Liszt:パガニーニによる大練習曲 第3番 嬰ト短調「ラ・カンパネラ」石井琢磨

「TAKU-音 TV たくおん」というチャンネル名でYouTuberとして活躍しているピアニスト、石井琢磨さん。

世界で戦える実力というわけではありませんが、ビエナで活動するピアニストというだけはあって、高い演奏技術をほこります。

そんな彼の名演が、こちらの『Franz Liszt:パガニーニによる大練習曲 第3番 嬰ト短調「ラ・カンパネラ」』。

非常に演奏が難しいと言われているこの作品を、軽々と弾いてしまう圧巻の演奏が収録されています。

シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54Murray Perahia

マレイ・ペライアは1947年生まれのアメリカのピアニスト・指揮者です。

右の親指のけがによる敗血症から指の故障を起こしますが回復後の演奏会や録音では、スケールの大きい演奏を行い、練達のヴィルトゥオーソとしての一面をアピールしてみせました。

シューマンはこの曲の前にいくつかピアノ協奏曲の作曲に取り掛かっていましたがいずれも完成しませんでした。

Frederic Chopin:子犬のワルツ牛田智大

12歳という年齢でありながら、いくつものコンクールに出場し、優秀な成績を収めたピアニスト、牛田智大さん。

強いタッチが特徴で、同年代のアジア圏のピアニストとしては、トップクラスの実力を持っていると言っても過言ではありません。

そんな彼の作品のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『Frederic Chopin:子犬のワルツ』。

もちろん、正確に演奏されているのですが、ところどころに見える彼の力強さが感じられる1曲です。