子供たちが楽しめる!身近な材料で作る手作り楽器のアイデア集
音楽の世界を身近に感じられる手作りの楽器。
その魅力は、材料が身の回りにあるものでできる手軽さと、作る過程で音の出る仕組みを学べる楽しさにあります。
ペットボトルやダンボール、輪ゴムなど、家にあるものを使って本格的な音色を奏でる楽器が作れるんです。
マラカスやカスタネット、お琴など、作り方はとてもシンプル。
子供と一緒に作って演奏を楽しむのはもちろん、音楽の仕組みを知るきっかけにもなりますよ。
こちらを参考にオリジナルの楽器を作ってみてくださいね!
子供たちが楽しめる!身近な材料で作る手作り楽器のアイデア集(1〜10)
鳥笛

『風の谷のナウシカ』で使われる「蟲笛」のように、ヒモを持って回すと音が出る鳥笛を作ってみましょう!
準備するものは、ペットボトルのキャップ2個と、80cm程の長さに切ったタコヒモです。
まず、ペットボトルキャップに、半月型の穴を開けます。
2つのキャップを向かい合わせたときに、1つの大きめの穴ができるようにします。
次に、片方のキャップの真ん中に穴を開けます。
開けた穴にタコヒモを通し、抜けてしまわないように結び目を作ります。
そしたら、1つの大きめの穴ができるよう、キャップを向かい合わせます。
テープでしっかりと固定したら完成です!
タンバリン

用意するものは紙皿、ペットボトルのフタ、お米などです。
まずペットボトルのフタにお米を半分くらい入れて、周りをテープで止めます。
紙皿を半分に切って裏側を張り合わせたものに、さっきのフタを挟んでいきます。
それを全て取り付けられたら完成です。
お皿を半分にせず1枚丸ごと使り、ペットボトルのフタの数を増やしてもおもしろいかもしれませんね。
自分なりの絵を描くのもあり。
数を作って、みんなでたたいて遊びましょう!
ドラムセット

ダンボールを使ってドラムセットを作ってみませんか。
おうち時間の創作に最適ですよね!
時間はかかるかもしれませんが、こつこつ作ってみてはいかがでしょうか。
1番大きなバスドラムやフロアタム、スネアドラム、ハイタム、シンバルまですべてダンボールで制作できますよ!
実際に音を鳴らせるので、好きな曲に合わせてプレイ!
ドラムセットは大がかりで大変だという人は、ドラムやシンバルを単体で作って遊んでみてもよいかもしれませんね。
子供たちが楽しめる!身近な材料で作る手作り楽器のアイデア集(11〜20)
ぴょんぴょん音が鳴るカリンバNEW!

カリンバとは、木でできた箱上のものに金属や竹などでできた細い棒が付けられたアフリカの民族楽器です。
今回はお菓子の空き箱とプラスチックのスプーンを使って、カリンバを作ってみましょう!
作り方はシンプルで、輪ゴムを使って空き箱にスプーンを固定するだけ。
安定感を高めるために、割り箸が収まる溝を作る必要がありますが、その工程もハサミで切れ込みを入れるだけなので安心してください。
出来上がった手作りカリンバは机の上に置き、本体を手で押さえながらスプーンを弾くとおもしろい音が鳴りますよ。
スプーンの固定方法でどのように音程が変わるのか確かめてみましょう。
ギロ

みなさんはギロってしっていますか?
ラテン音楽でよく使われる、ヒョウタンをくりぬき表面にみぞを彫った楽器で、そのみぞを棒などでこすってリズムを出します。
そのギロを段ボールと牛乳パックで簡単に作りましょう。
まず、段ボールですがその表面をはがすと、波板のような形のものが現れます。
その波板をギロのみぞに見立てて音を出すんですね。
波板部分はそのままだと弱いので、接着剤を水に溶いたものをぬり、固めて強くします。
レインスティック

雨のような音でリラックスできる楽器としておなじみのレインスティック。
実は家にあるもので簡単に作れるんです!
準備するものはサランラップの芯、小豆、爪楊枝、ボンドです。
まずラップの芯に穴を開けます。
開けた穴に爪楊枝をさし、はみ出した部分を爪切りなどで切り落とします。
切り落とした後はボンドでしっかりとふさぎましょう。
こうすることで小豆が筒の中を通るときに、キレイな音が出ます。
最後に小豆を入れて、筒の両端をふさげば完成です!
カスタネット

誰でも簡単に作れる、カスタネットはいかがでしょうか。
ペットボトルのフタ、厚紙、画用紙があれば簡単にできます。
作った後に手作りカスタネットを使ってリズム遊びをするのも楽しいですよね。
内側にはペットボトルのフタを2つ、向かい合わせにつけます。
それでカチカチといい音が鳴りますよ。
外側の紙には好きな模様やイラストを描いて、自分だけのカスタネットを作ってくださいね。
作った後も楽しめる楽器作り、オススメです。