【2025】日本のハードロックバンド。海外でも人気のバンドまとめ
皆さんは「ハードロック」という音楽ジャンルを目にして、どのようなバンドをイメージされるでしょうか。
定義としてはブルースロックなどから発展して名前通りハードなギターを導入、1970年代に全盛期を迎えたジャンルですが、ハードロックの影響を感じさせつつ現代もさまざまなタイプのバンドが音楽性を発展させ続けているのですね。
そこで今回は、日本で人気のハードロックバンドというテーマで、広義の意味でのハードロック的な要素を感じるバンドたちを集めてみました。
世界的に人気のバンドも多く登場しますから、日ごろは洋楽しか聴かない、という方もぜひ日本のバンドに目を向けてみてください!
【2025】日本のハードロックバンド。海外でも人気のバンドまとめ(11〜20)
甲賀忍法帖陰陽座

自らを「妖怪ヘヴィメタル」と称し、叙情的な王道のメタル・サウンドを基調として、日本古来の文化をテーマとした独自の世界観で人気を博す4人組、陰陽座。
1999年の結成以来、確かな演奏技術とキャッチーなソングライティング・センス、圧倒的な歌唱力と美しいビブラートを武器とする紅一点のメンバー黒猫さんの歌声から繰り出される陰陽座流の音世界は、世界的にも高い評価を得ています。
いわゆるヴィジュアル系とのつながりも深く、初期はその手のイベント、コンピレーション盤への参加などもありましたね。
とはいえ、古語や漢語を駆使した歌詞、狩衣や平安装束、袴などの和装で統一された出で立ちといったスタイルを20年以上貫く彼らはすでに唯一無二の存在として、孤高の地位を築き上げているといっても過言ではないでしょう。
Spider in The BrainDEAD END

1984年に結成された日本のロックバンド、DEAD END。
激しく妖艶なメタルで知られ、日本のヘヴィメタルシーンに独自の地位を築きました。
1990年に一度解散し、2009年に再結成。
MORRIEさんの圧倒的な歌唱力とYOUさんのギタープレイが光ります。
アルバム『GHOST OF ROMANCE』や『shámbara』では、ミステリアスでメロディアスな性質が増し、東洋的な旋律や壮大なバラードナンバーも。
ヴィジュアル系の雛形としても影響を与えました。
ライブパフォーマンスを重視し、MORRIEさんは「ライヴで叩き上げ」と語っています。
美しい狂気や耽美な世界観に惹かれる方におすすめです。
Radio MagicEARTHSHAKER

1978年に結成されたEARTHSHAKERは、日本のハードロックシーンを代表するバンドの一つです。
1983年にキングレコードからアルバム『EARTHSHAKER』でデビューを果たし、その後も数々の名盤をリリースしてきました。
圧倒的な演奏力と情熱的なステージパフォーマンスで多くのファンを魅了し、1986年には日本武道館での初公演も成功させています。
一度は解散を経験しましたが、1999年に再結成。
現在も変わらぬ熱量で活動を続けているのです。
正統派ハードロックをベースに、メロディアスな楽曲構成が特徴的で、日本のみならず海外でも高い評価を得ています。
ロックファンはもちろん、本格的な演奏を楽しみたい音楽ファンにもおすすめのバンドです。
香り外道

日本のロック史に燦然と輝く伝説的バンド、外道。
1973年の登場以来、独特のスタイルと熱いパフォーマンスで多くのファンを魅了し続けてきました。
デビュー曲が大ヒットを記録し、翌年にはアルバム『外道』や人気シングルをリリース。
さらに1975年には、日本人バンドとして初めてアメリカのロックフェスに出演するという快挙も成し遂げています。
解散と再結成を繰り返しながらも、その音楽性は進化を続け、2002年には新メンバーを迎えて活動を再開。
伝統的な日本のテーマをロックに乗せた独自の世界観は、ハードロックファンだけでなく、日本の音楽文化に興味のある方にもおすすめです。
悪魔と11人の子供達Blues Creation

日本のハードロックシーンを代表するバンドの一つ、Blues Creationは1969年に結成されました。
ギタリストのカズヤ・ヒライさんを中心に、ブルースロックとヘヴィメタルを融合させた独特のサウンドで知られています。
代表作となるアルバム『悪魔と11人の子供達』は、ヘヴィメタルの要素を色濃く反映した作品として高く評価されました。
1970年代から80年代にかけて、日本のロックシーンで重要な存在として認知され、国内外でのライブ活動やアルバムリリースを通じて熱心なファンベースを築きました。
長年にわたる活動の中で、メンバーの変遷や音楽スタイルの変化を経験しながらも、現在も精力的にライブ活動を続けています。
Blues Creationの音楽は、ハードロックやヘヴィメタルファンはもちろん、日本のロック史に興味がある方にもおすすめです。