RAG MusicClassic
素敵なクラシック
search

【ハイドン】名曲、代表曲をピックアップ!

古典派時代の偉大な作曲家の一人、フランツ・ヨーゼフ・ハイドン。

多くの交響曲、弦楽四重奏曲を作曲したことで「交響曲の父」、「弦楽四重奏曲の父」と呼ばれていますが、それだけでなく協奏曲やピアノソナタなども多数書き上げており、クラシック界に多大な影響を与えました。

本記事ではそんなハイドンの名曲、代表曲をピックアップ!

現在のドイツ国歌に用いられている曲もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ハイドンの音楽をお楽しみください。

もくじ

【ハイドン】名曲、代表曲をピックアップ!(61〜80)

天地創造Franz Joseph Haydn

ハイドンが1798年に作曲したオラトリオ。

旧約聖書の創成期と、ミルトンの失楽園を元にして書かれており、ハイドンを代表する作品の一つです。

神が天地創造をする6日間の過程と、アダムとイヴの物語を音楽にしたもので、天地創造の名にふさわしい力強い序曲で始まります。

アダージョ ヘ長調 Hob.XVII:9Franz Joseph Haydn

ハイドン/アダージョ ヘ長調 Hob.XVII:9/演奏:前山 仁美
アダージョ ヘ長調 Hob.XVII:9Franz Joseph Haydn

オーストリアの作曲家フランツ・ヨーゼフ・ハイドンは、古典派音楽を代表する巨匠の一人。

交響曲や弦楽四重奏曲の父としても知られる彼の『アダージョ ヘ長調 Hob.XVII:9』は、ピアノのために書かれた珠玉の小品です。

上品で洗練された旋律が印象的なこの曲は、クラシカルなテイストを醸し出しつつ、細やかな感情表現にあふれています。

ハイドンならではの巧みな和声進行と美しい響きは、聴く者の心を穏やかに癒やしてくれることでしょう。

クラシック音楽を愛するすべての人にオススメしたい1曲です。

アレグロ ヘ長調 Hob.III/73Franz Joseph Haydn

B級クラシック ハイドン:アレグロ ヘ長調(2023ピティナコンペ課題曲) pf.濵田 眞子 Hamada, Mako
アレグロ ヘ長調 Hob.III/73Franz Joseph Haydn

ハイドンらしい楽しさや軽快さが際立つ名作、『アレグロ ヘ長調 Hob.III/73』。

テンポの速いアレグロというだけあって、活気に満ち勢いのある演奏が特徴です。

そんな本作は冒頭から難所が登場します。

1小節目から8小節目にかけて、多くの和音がリピートするため、テンポが走りやすい傾向にあるので注意しましょう。

17小節目から26小節目までの2つの音符をレガートでつなぐ部分もそれなりの難易度を要求するので、幼児や小学生にとっては大きな経験となるでしょう。

アンダンテと変奏曲 ヘ短調 Hob.XVII:6Franz Joseph Haydn

Brendel plays Haydn – Andante & variations in F minor, Hob. 17/6
アンダンテと変奏曲 ヘ短調 Hob.XVII:6Franz Joseph Haydn

古典派音楽の代表的な作曲家であり、「交響曲の父」「弦楽四重奏の父」の名でも知られるフランツ・ヨーゼフ・ハイドン。

彼の手掛けたピアノ曲の中でも人気の高い『アンダンテと変奏曲 ヘ短調 Hob.XVII:6』は、ヘ短調とヘ長調の2つのテーマに基づく「二重変奏形式」で構成されています。

悲しみや悲劇的なキャラクターを持つ第1主題と、慰めや休息を提供する第2主題が織りなす感情の変化は、聴く人の心に深く響くことでしょう。

クラシック音楽の名作を味わいたい方はもちろん、ピアノ曲の楽しみ方を知りたい方にもオススメの1曲です。

ディヴェルティメント ヘ長調「先生と生徒」Hob.XVIIa:1Franz Joseph Haydn

ハイドン:ディヴェルティメント ヘ長調「先生と生徒」Hob.XVIIa:1[ナクソス・クラシック・キュレーション #かわいい]/ Haydn:Acht sauschneider müssen sein
ディヴェルティメント ヘ長調「先生と生徒」Hob.XVIIa:1Franz Joseph Haydn

交響曲や弦楽四重奏曲で知られるハイドンが、ピアノのために手掛けた珠玉の作品『ディヴェルティメント ヘ長調「先生と生徒」Hob.XVIIa:1』。

当時まだ珍しかったピアノ四手のための曲で、1778年に初めて出版されました。

本作は、テーマと7つの変奏から成り、先生と生徒の音楽的な対話が印象的。

技術的な課題と音楽的表現の融合を目指した教育的側面が伺える、初心者から上級者まで、ピアノを学ぶすべての方にオススメしたい1曲です。