【ハイドン】名曲、代表曲をピックアップ!
古典派時代の偉大な作曲家の一人、フランツ・ヨーゼフ・ハイドン。
多くの交響曲、弦楽四重奏曲を作曲したことで「交響曲の父」、「弦楽四重奏曲の父」と呼ばれていますが、それだけでなく協奏曲やピアノソナタなども多数書き上げており、クラシック界に多大な影響を与えました。
本記事ではそんなハイドンの名曲、代表曲をピックアップ!
現在のドイツ国歌に用いられている曲もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ハイドンの音楽をお楽しみください。
- 【ハイドン】名曲、代表曲をピックアップ!
- ヘンデルの名曲|人気曲を一挙紹介
- 【フランツ・シューベルトの名曲】歌曲王が遺した珠玉のクラシック作品。おすすめのクラシック音楽
- 【モーツァルト】代表曲、人気曲をご紹介
- George Frideric Handelの人気曲ランキング【2025】
- メンデルスゾーンの名曲|人気のクラシック音楽
- 【バロック音楽】時代を越えて愛され続ける代表作・有名曲を厳選
- 人気のクラシックピアノ曲。日本人ピアニストの名演集
- Oskar Merikantoの人気曲ランキング【2025】
- 【ベートーヴェン】名曲、代表曲をピックアップ!
- 【おすすめ】交響曲&宗教曲の大家・ブルックナーの名曲を厳選
- クラシックの名曲|一度は聴きたいオススメの作品たち
- 【古典派音楽】バロックとロマン派を繋ぐ重要な時代に生まれた名曲を厳選
【ハイドン】名曲、代表曲をピックアップ!(51〜60)
交響曲第7番ハ長調【昼】Franz Joseph Haydn

「交響曲第7番ハ長調【昼】」第1楽章:アダージョ-アレグロ、第2楽章:レチタティーヴォ、第3楽章:メヌエット、第4楽章:フィナーレ、アレグロ。
三部作2曲目です。
演奏は、コーパス・クリスティ室内楽オーケストラ、指揮は、ジョン・ランディスさん。
交響曲第86番ニ長調Franz Joseph Haydn

1786年に、パリの新しいオーケストラ団体に委嘱され作曲したパリ交響曲の第6曲目の曲です。
楽器編成も「パリ交響曲」の中では規模が大きく、それ故に完成度は非常に高く作られており、より一層華やかな作品になっています。
交響曲第89番ヘ長調 「W字」Franz Joseph Haydn

前曲の交響曲第88番とのカップルとして1787年に作曲されました。
「W字」とも呼ばれることがあります。
この曲の第2楽章と第4楽章が前年作曲した「リラ協奏曲 ヘ長調」を自由に転用したものになっていることや、第1楽章と第3楽章が他の交響曲と比べて、かなりおざなりに作曲されたものとなっているため多くのハイドンの研究家たちはこの交響曲第89番を高く評価しておりません。
なお第1楽章冒頭のテーマは中山晋平作曲の童謡「証城寺の狸囃子」の節に似ています。
交響曲第8番ト長調【夕】Franz Joseph Haydn

「交響曲第8番ト長調【夕】」第1楽章:アレグロ・モルト、第2楽章:アンダンテ、第3楽章:メヌエット、第4楽章:ラ・テンペスタ、プレスト。
三部作最後の曲です。
演奏は、シンフォニア・イタリアーナ・オーケストラ、指揮は、アンドレア・ディンドさん。
弦楽四重奏曲第39番ハ長調作品33の3【鳥】Franz Joseph Haydn

「弦楽四重奏曲第39番ハ長調作品33の3【鳥】」第1楽章:アレグロ・モデラート、第2楽章:スケルツォ、第3楽章:アダージョ・マ・ノン・トロッポ、第4楽章:ロンド。
副題は第1楽章第2主題が鳥の囀りを思わせることから。
ザグレブ四重奏団の演奏。
弦楽四重奏曲第76番ニ短調作品76の2【五度】Franz Joseph Haydn

「弦楽四重奏曲第76番ニ短調作品76の2【五度】」第1楽章:アレグロ、第2楽章:アンダンテ-アレグレット、第3楽章:メヌエット、第4楽章:アレグロ・マ・ノン・トロッポ。
第1楽章のさまざまな所に五度が使われています。
シュニッツラー四重奏団の演奏。
弦楽四重奏曲第78番変ロ長調「日の出」 Op.76-4 Hob.III-78Franz Joseph Haydn

エルデーディ伯爵の依頼で作られ、同伯爵に献呈されたため「エルデーディ四重奏曲」の6曲のうちの一つです。
第1楽章の冒頭の部分で太陽が昇ってくる様子を連想させるので、「日の出」という副題で呼ばれることが多いです。
天地創造Franz Joseph Haydn

ハイドンが1798年に作曲したオラトリオ。
旧約聖書の創成期と、ミルトンの失楽園を元にして書かれており、ハイドンを代表する作品の一つです。
神が天地創造をする6日間の過程と、アダムとイヴの物語を音楽にしたもので、天地創造の名にふさわしい力強い序曲で始まります。
「栄えに満ちたる」新聖歌145Franz Joseph Haydn

ニーダーエスターライヒ州ローラウに生まれたFranz Joseph Haydn作曲の「栄えに満ちたる」です。
栄えに満ちたるは、イギリスの古典的な教会を讃える歌です。
タイトル「シオン、または神の都」として発表された、5節の讃美歌が原作となっています。
アレグロ ヘ長調 Hob.III/73Franz Joseph Haydn

ハイドンらしい楽しさや軽快さが際立つ名作、『アレグロ ヘ長調 Hob.III/73』。
テンポの速いアレグロというだけあって、活気に満ち勢いのある演奏が特徴です。
そんな本作は冒頭から難所が登場します。
1小節目から8小節目にかけて、多くの和音がリピートするため、テンポが走りやすい傾向にあるので注意しましょう。
17小節目から26小節目までの2つの音符をレガートでつなぐ部分もそれなりの難易度を要求するので、幼児や小学生にとっては大きな経験となるでしょう。
【ハイドン】名曲、代表曲をピックアップ!(61〜70)
ディヴェルティメント ヘ長調「先生と生徒」Hob.XVIIa:1Franz Joseph Haydn

交響曲や弦楽四重奏曲で知られるハイドンが、ピアノのために手掛けた珠玉の作品『ディヴェルティメント ヘ長調「先生と生徒」Hob.XVIIa:1』。
当時まだ珍しかったピアノ四手のための曲で、1778年に初めて出版されました。
本作は、テーマと7つの変奏から成り、先生と生徒の音楽的な対話が印象的。
技術的な課題と音楽的表現の融合を目指した教育的側面が伺える、初心者から上級者まで、ピアノを学ぶすべての方にオススメしたい1曲です。
トランペット協奏曲Franz Joseph Haydn

トランペットのイメージとはどんなものでしょう?
とても鋭い音のイメージとか、場を引き締めてくれる音のイメージなどでしょうか?
この「トランペット協奏曲」を聴けば、自分の中にあったトランペットのイメージが一掃されてしまうかもしれません。
やわらかさが感じられる名曲です。
トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob.VIIe:1Franz Joseph Haydn

古典派音楽の巨匠、ハイドンが64歳の時に作曲した名曲『トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob.VIIe:1』は、トランペット奏者のヴァイディンガーのために書かれました。
当時開発されたクロマチックに演奏可能な新しいトランペットの魅力を存分に引き出したこの曲は、ソロとオーケストラの絶妙な掛け合いが楽しめる3楽章形式。
演奏会やコンクールの課題としてトランぺッターたちから親しまれているだけでなく、香港のバラエティ番組のテーマ曲やNetflixドラマにも使用された、クラシック音楽ファンだけでなく幅広い層にオススメの作品です。
バイオリン協奏曲 第1番 ハ長調Franz Joseph Haydn

宮廷の楽師だったハイドンが作曲したバイオリンコンチェルトは、宮廷内で演奏されやすいように考えられているからか、コンパクトな編成のオーケストラでも披露しやすいように作られています。
一見すると、シンプルな音の構成ですが、ソロバイオリンは何気なく技巧的なパッセージが度々加えられています。
ピアノソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:52 第1楽章Franz Joseph Haydn

古典派音楽の巨匠フランツ・ヨーゼフ・ハイドンが晩年に作曲した『ピアノソナタ 変ホ長調』。
第1楽章は力強い和音で始まり、軽やかで優美な旋律が特徴的な第2主題へと展開します。
エネルギッシュで躍動感に溢れる曲調は、ハイドンの人生の喜びや充実感を反映しているようです。
1794年にロンドンで書かれたこの作品は、ハイドンの成熟した作曲技法が感じられる名曲。
音の強弱が絶えず変化し、ダイナミックな活力を与えています。
豊かな音楽性を持つ本作は、多くの演奏者や聴衆に愛され続けています。
ピアノソナタ 第31番 変イ長調 Hob.XVI:46Franz Joseph Haydn

古典派を代表するオーストリアの作曲家、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンが手掛けた珠玉のピアノ作品。
1767年頃に作曲された『ピアノソナタ 第31番 変イ長調 Hob.XVI:46』は、3つの楽章から構成されており、特に中間の楽章は感情豊かなメロディラインが対位法のテクスチャーで展開される名曲です。
古典派音楽の形式美を色濃く反映した本作は、ピアノ学習者やクラシック音楽愛好家にオススメの1曲といえるでしょう。
ピアノソナタ 第32番 ロ短調 Hob.XVI:32Franz Joseph Haydn

交響曲の父、弦楽四重奏曲の父としても知られるフランツ・ヨーゼフ・ハイドンの音楽は、常に探究と驚きに満ちています。
『ピアノソナタ 第32番 ロ短調 Hob.XVI:32』は、ハイドンのピアノ音楽の発展過程を示す貴重な作品。
激しい厳格さと明るさが交錯し、音楽的行動の原動力となる強迫的なテーマが印象的です。
クラシック音楽のおもしろさを味わいたい方、ピアノ音楽の歴史に興味がある方にぜひオススメしたい1曲です。
ピアノソナタ 第47番 ロ短調 Hob.XVI:32Franz Joseph Haydn

交響曲や弦楽四重奏曲の分野で優れた業績を残した古典派音楽の巨匠、フランツ・ヨーゼフ・ハイドン。
彼のピアノソナタ『ピアノソナタ 第47番 ロ短調 Hob.XVI:32』は、1776年頃に完成された作品で、情熱的でドラマチックな特徴を持ちます。
各楽章が持つ独自の響きやリズムは、聴く者の心を揺さぶることでしょう。
ソナタ形式の魅力を余すところなく発揮したこの曲は、ハイドンの音楽的才能と革新的な手法を感じられる名曲です。
ピアノソナタ 第59番 変ホ長調 Hob.XVI:49Franz Joseph Haydn

フランツ・ヨーゼフ・ハイドンが手掛けたピアノ曲の中でも特に人気が高い『ピアノソナタ 第59番 変ホ長調 Hob.XVI:49』。
スタッカートとレガートを巧みに使い分け、3つの楽章がスムーズに流れていく様子が印象的です。
初稿に対し、献呈先のゲンツィンガー夫人からは修正要望が寄せられたのだそう。
クリアな構造と表現の深さを兼ね備えた、ハイドンのピアノ作品における代表的ともいえる本作は、年齢を問わずクラシック音楽ファンの方にオススメの1曲です。
ピアノソナタ 第62番 変ホ長調 Hob.XVI:52Franz Joseph Haydn

古典派を代表するオーストリアの作曲家、フランツ・ヨーゼフ・ハイドン。
「交響曲の父」「弦楽四重奏の父」の異名を持つ彼は、ピアノソナタの分野でも重要な功績を残しています。
1794年に作曲された『ピアノソナタ 第62番 変ホ長調 Hob.XVI:52』は、ハイドンのピアノ作品の集大成ともいえる名曲。
3つの楽章はそれぞれ個性的な表情を見せつつ、全体としてバランスの取れた構成になっています。
高度なテクニックが要求されるため、上級ピアニストにオススメしたい1曲です。
【ハイドン】名曲、代表曲をピックアップ!(71〜80)
ピアノ三重奏曲 第39番 ト長調 Hob.XV/25Franz Joseph Haydn

古典派を代表するオーストリアの作曲家、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンの『ピアノ三重奏曲 第39番 ト長調 Hob.XV/25』は、ハイドンがロンドンに滞在中の友人であった未亡人レベッカ・シュローターにささげた三部作の一つとして作曲されました。
3つの楽章から成り、変奏曲形式やカンタービレスタイルなど、ハイドンの創造性と革新性が色濃く反映されています。
クラシック音楽初心者から上級者まで、幅広い聴き手を魅了する名曲といえるでしょう。
ピアノ協奏曲 ニ長調 Hob.XVIII:11Franz Joseph Haydn

交響曲の父としてクラシック音楽史に輝かしい足跡を残したハイドン。
ピアノのための協奏曲などには、洗練された美しさと構造の巧みさがあふれています。
晩年の1784年に出版された『ピアノ協奏曲 ニ長調 Hob.XVIII:11』は、優雅で歌うようなメロディが印象的な秀作です。
モーツァルトとの交流の影を感じさせる中間楽章から、ハンガリー風の活気あふれる終楽章まで、ハイドンの多彩な音楽世界が凝縮されています。
独奏と管弦楽の絶妙なバランスを堪能できるこの名曲を、ぜひ味わい尽くしてみてはいかがでしょうか?
主題と6つの変奏「やさしく快適」ハ長調 Hob.XVII:5Franz Joseph Haydn

「交響曲の父」と呼ばれるフランツ・ヨーゼフ・ハイドンは、ピアノ作品においても魅力的な名曲を残しています。
なかでも『主題と6つの変奏』は、上品でやさしい響きのなかにウィットある遊び心が光る傑作です。
明るくのどかな主題から始まり、6つの変奏を通して徐々に盛り上がりを見せていきます。
特に第5変奏では短調に転調し、優雅さの中にもどこか切ない情感が漂います。
最後は再び主題に戻り、爽やかな余韻を残してクライマックスへ。
優美なメロディと絶妙なハーモニーの織りなす美しい音の世界は、クラシック音楽ファンのみならず、幅広い層から愛されています。
交響曲 第104番「ロンドン」Franz Joseph Haydn

交響曲第104番「ロンドン」は交響曲の父と称されるハイドンの最後の交響曲です。
「ロンドン」というタイトルに深い意味はなく、この曲がロンドンで作曲されたためそう呼ばれています。
始まりから感じる、重く厳粛な空気は、緊張感を走らせ、聴いてる人を強く引き込みます。
第4楽章から構成されるこの曲は、威厳のあるところもあれば、品の良い穏やかなメロディ、テンポの良いメヌエットもあり、聴いていて飽きません。
幻想曲 ハ長調 Hob.XVII:4Franz Joseph Haydn

『幻想曲 ハ長調 Hob.XVII:4』は、古典派を代表する作曲家フランツ・ヨーゼフ・ハイドンが1789年に発表した個性的なピアノ曲です。
本作は技巧的でオーケストラ的な効果を織り交ぜた一つの長い楽章から成り、ハイドン自身が「特別な構造」と評した意欲作。
民謡を基にしながらも複雑さを持ち合わせ、ピアニストの高度な技術が求められる作品で、ハイドンのピアノ音楽の中でも異彩を放っています。
クラシック音楽に造詣が深く、演奏経験豊富なピアノ愛好家にぜひ弾いてほしい曲です。
弦楽四重奏曲 第67番 ひばりFranz Joseph Haydn

ハイドンの弦楽四重奏曲は83番まであるとされているのですが、偽作も見つかり、実際は68番までとされています。
67番のひばりはあまり聴きなれない曲かもしれませんが、タイトル通り鳥がさえずり何か幸せを運んできそうな気持になれるようないい曲です。
新郎・新婦入場・退場曲などにどうぞ。
弦楽四重奏曲 第67番 ニ長調 Op.64-5 Hob.III:63Franz Joseph Haydn

ウィーン古典派の巨匠フランツ・ヨーゼフ・ハイドンは、交響曲や弦楽四重奏曲を中心に多数の傑作を生み出しました。
『弦楽四重奏曲 第67番 ニ長調 Op.64-5 Hob.III:63』は、高音域で飛び回るようなバイオリンのメロディが印象的な『ひばり』の愛称で親しまれる名曲。
4楽章から成る全体を通して、ハイドンならではの高度な音楽構造と豊かな表現力が発揮されています。
穏やかな歌心あふれる旋律、快活なリズム、対位法的手法の導入など多彩な魅力に満ちた作品は、聴き手に喜びと感動を与えてくれるでしょう。
弦楽四重奏曲 第67番 ニ長調 作品64-5 Hob.III:63「ひばり」第2楽章Franz Joseph Haydn

古典派を代表するオーストリアの作曲家であるハイドン。
多くの交響曲や弦楽四重奏曲を作曲したため、「交響曲の父」や「弦楽四重奏曲の父」と呼ばれています。
この曲は、エステルハージ侯爵家の宮廷楽団のヴァイオリニスト、兼実業家のヨハン・トストからの依頼によって作曲されました。
「ひばり」という曲名は、第1楽章の冒頭に現現れる旋律がひばりさえずりに聞こえるために付けられました。
この第2楽章は、春の陽気のような穏やかで暖かい曲調です。
弦楽四重奏曲 第77番 ハ長調 Op.76-3 Hob.III:77 第2楽章「神よ、皇帝フランツを守りたまえ」Franz Joseph Haydn

クラシック音楽の父と呼ばれるフランツ・ヨーゼフ・ハイドンの作品のなかでも、特別な位置を占める弦楽四重奏曲。
1797年に作曲された本作は、オーストリア皇帝フランツ2世への敬意を込めて作られました。
第2楽章で使用されているメロディは、ハイドン自身が作曲したオーストリア国歌がもとになっています。
美しい旋律と巧みな変奏が織りなす音の世界は、聴く者の心に深い感動を与えてくれるでしょう。
愛国心と音楽的創造力が見事に融合した本作は、クラシック音楽の魅力を存分に味わいたい方にオススメです。
弦楽四重奏曲第66番 ト長調 「ロプコヴィッツ」 Op. 77, No. 1, Hob.III:81Franz Joseph Haydn

クイケン弦楽四重奏団によるフランツ・ヨーゼフ・ハイドンの「弦楽四重奏曲第66番 ト長調ロプコヴィッツ」。
100曲以上の作品によって交響曲を確立したことにより、「交響曲の父」と呼ばれるようになりました。
【ハイドン】名曲、代表曲をピックアップ!(81〜90)
交響曲第88番ト長調Franz Joseph Haydn

「交響曲第88番ト長調」第1楽章:アダージョ-アレグロ、第2楽章:ラルゴ、第3楽章:メヌエット、アレグレット、第4楽章:フィナーレ、アレグロ・コン・スピリート。
演奏は、洗足学園音楽大学アンサンブルアカデミー、指揮はヴァイオリンの安永徹さん。
弦楽四重奏曲第67番ニ長調作品64の5【ひばり】Franz Joseph Haydn

「弦楽四重奏曲第67番ニ長調作品64の5【ひばり】」第1楽章:アレグロ・モデラート、第2楽章:アダージョ・カンタービレ、第3楽章:メヌエット、第4楽章:ヴィヴァーチェ。
副題は、第1楽章冒頭の旋律がひばりのさえずりに似て聴こえることからです。
弦楽四重奏曲第77番ハ長調作品76の3【皇帝】Franz Joseph Haydn

「弦楽四重奏曲第77番ハ長調作品76の3【皇帝】」第1楽章:アレグロ、第2楽章:ポコ・アダージョ、カンタービレ、第3楽章:メヌエット、第4楽章:フィナーレ、プレスト。
第2楽章は「オーストリア国家及び皇帝を賛える歌」の変奏曲になっています。
トランペット協奏曲変ホ長調Franz Joseph Haydn

「トランペット協奏曲変ホ長調」第1楽章:アレグロ、第2楽章:アンダンテ、第3楽章:アレグロ(ロンド、フィナーレ)。
ハイドン最後の協奏曲で、アントン・ヴァイディンガーのために作曲されました。
演奏は青森県生まれのトランペット奏者、関山幸弘さん。
ピアノソナタ第35番ハ長調Franz Joseph Haydn

「ピアノソナタ第35番ハ長調」第1楽章:アレグロ・コン・ブリオ、第2楽章:アダージョ、第3楽章:アレグロ。
この曲は、ハイドンのピアノソナタの中でもよく知られている作品の1つです。
演奏は、モスクワ生まれのピアニスト、ミカイル・マルコフさん。
交響曲第100番ト長調【軍隊】Franz Joseph Haydn

「交響曲第100番ト長調【軍隊】」第1楽章:アダージョ-アレグロ、第2楽章:アレグレット、第3楽章:メヌエット、モデラート、第4楽章:フィナーレ、プレスト。
演奏は、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、マリス・ヤンソンスさんの指揮です。
弦楽四重奏曲第78番変ロ長調作品76の4【日の出】Franz Joseph Haydn

「弦楽四重奏曲第78番変ロ長調作品76の4【日の出】」第1楽章:アレグロ・コン・スピリート、第2楽章:アダージョ、第3楽章:メヌエット、アレグロ、第4楽章:アレグロ・マ・ノン・トロッポ。
副題は第1楽章の冒頭が太陽が昇ってくる様子からです。
交響曲第85番変ロ長調「王妃」Franz Joseph Haydn

1785年頃に作曲した交響曲で、6曲からなるパリ交響曲の第4曲です。
フランス語の「王妃(La Reine)」の愛称で知られています。
名前の由来は定かではありませんが、フランス王妃マリー・アントワネットが特に気に入っていたからと言われています。
交響曲第93番ニ長調Franz Joseph Haydn

ロンドン交響曲のうちの1曲です。
1792年2月17日、ロンドンで初演が行われました。
初演当時の新聞には、「ハイドンはチェンバロを弾きながら演奏をリードした」とありました。
しかし、既にチェンバロがなくても演奏に支障はないのにもかかわらず初演時にチェンバロを使用したのは有名な作曲家であるハイドンをロンドンの聴衆に紹介するためではないかとされています。
交響曲第94番ト長調「驚愕」Franz Joseph Haydn

ロンドン交響曲のうちの1曲であり「驚愕」の愛称でよく知られています。
ハイドンの全作品のうちでも最も有名な部類に入り、第2楽章は特に有名です。
逸話として、演奏会場で居眠りしている婦人方を起こすために書いた、とも言われています。
【ハイドン】名曲、代表曲をピックアップ!(91〜100)
交響曲第96番ニ長調「奇蹟」Franz Joseph Haydn

「奇蹟」という愛称は、楽曲そのものとは関係はなく、初演時に、会場のシャンデリアが天井から落下したにもかかわらず誰も怪我をしなかったということから「奇蹟」呼ばれています。
しかしながら近年の研究の結果、どうやらこれは交響曲第96番ではなく、102番であるらしいということが分かってきています。
交響曲第3番ト長調Franz Joseph Haydn

「交響曲第3番ト長調」第1楽章:アレグロ、第2楽章:アンダンテ・モデラート、第3楽章、メヌエット&トリオ、第4楽章:フィナーレ、アラ・ブラーヴェ、1761年の作品。
演奏は、ダウンタウン・シンフォニエッタ、指揮は、ヴィンセント・リオンティさん。
交響曲第6番ニ長調【朝】Franz Joseph Haydn

「交響曲第6番ニ長調【朝】」第1楽章:アダージョ-アレグロ、第2楽章:アダージョ-アンダンテ-アダージョ、第3楽章:メヌエット、第4楽章:フィナーレ、アレグロ。
第7番、第8番とで三部作構成です。
演奏は、ノルウェー・チェンバー・オーケストラ。
おわりに
ハイドンの名曲、代表曲をご紹介しました。
やはり交響曲が中心となりますが、どの作品もハイドンの魅力がたっぷり詰まっていますね。
また宗教曲もいくつかあり、興味がある方は楽しんでいただけたのではないでしょうか?
ハイドンの作品は他にもたくさんあるので、ぜひ聴いてみてくださいね!