【ハイドン】名曲、代表曲をピックアップ!
古典派時代の偉大な作曲家の一人、フランツ・ヨーゼフ・ハイドン。
多くの交響曲、弦楽四重奏曲を作曲したことで「交響曲の父」、「弦楽四重奏曲の父」と呼ばれていますが、それだけでなく協奏曲やピアノソナタなども多数書き上げており、クラシック界に多大な影響を与えました。
本記事ではそんなハイドンの名曲、代表曲をピックアップ!
現在のドイツ国歌に用いられている曲もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ハイドンの音楽をお楽しみください。
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【ハイドン】名曲、代表曲をピックアップ!(11〜20)
ネルソン・ミサ Hob.XXII: 11Franz Joseph Haydn

ハイドンが1798年に作曲した宗教曲。
ナポレオン戦争という時代背景の中で生まれたこの作品は、苦難の時代における希望を表現しています。
壮大な合唱とオーケストラの演奏に加え、ソリストの美しい歌唱が特徴的。
とくにクレードやグローリアの部分では、ハイドンの技巧が光る複雑なポリフォニーが展開され、神への賛美が荘厳に表現されています。
また、アグヌス・デイでは深い悲しみの中でも神の恵みを求める姿勢が音楽に反映されており、聴く人の心に深く響きます。
宗教音楽に興味がある方はもちろん、クラシック音楽ファンの方にもオススメの1曲です。
十字架上のキリストの7つの最後の言葉Franz Joseph Haydn

1786年に作曲された本作は、キリストの十字架上での7つの言葉を音楽で表現した壮大な宗教音楽です。
スペインの大聖堂からの依頼で作られ、後に弦楽四重奏版やオラトリオ版も作られました。
7つの緩徐楽章からなる構成で、キリストの苦しみや深い精神性が表現されています。
とくに第4ソナタのLargo、『わが神よ!
何故私を見捨てたのですか?』の楽章では、悲痛な感情が見事に音楽化されています。
この動画内ですと32分48秒のところにあたります。
キリスト教音楽に興味のある方はもちろん、静謐な音楽を求める方にもオススメの1曲ですよ。
交響曲第31番ニ長調「ホルン信号」Franz Joseph Haydn

1765年に作曲した交響曲です。
郵便ホルンを表すホルンの主題で始まります。
『ホルン信号』という副題は19世紀になってから呼ばれるようになりました。
交響曲第72番ニ長調との関連が指摘されますが、実際に作曲年代は近くこの曲の方が後に作られました。
両曲ともエステルハージのホルン奏者の技巧を誇示するために書かれた作品です。
交響曲第45番嬰ヘ短調「告別」Franz Joseph Haydn

1772年に作曲された『交響曲第45番』は、ハイドンの天才ぶりを存分に発揮した傑作です。
エステルハージ家の夏の宮殿で演奏シーズンが長引き、楽団員たちが家族に会いたがっていることを音楽を通して伝えるという独創的な発想から生まれました。
なんと最終楽章では、奏者が次々と演奏を終えてステージを去り最後にはヴァイオリンと指揮者のたった二人のみが舞台に残るという演出が施されており、ハイドンの機知に富んだ性格がよく表れています。
緊張感あふれる第1楽章から、感情豊かな第2楽章、そして驚きに満ちた最終楽章まで、聴く人を飽きさせません。
音楽を通じて人々の思いを伝える、その巧みさに感動を覚えずにはいられないでしょう。
トランペット協奏曲変ホ長調Hob.Vlle 1Franz Joseph Haydn

ハイドンがオラトリオやミサなどに取り組んでいた晩年の作品の一つであり、最後に作曲された協奏曲でもあります。
1800年の初演は不評に終り忘れ去られましたが、1929年にようやく出版されました。
今日ではトランペット奏者の主要レパートリーとなっています。
交響曲第95番ハ短調Franz Joseph Haydn

ロンドン交響曲の中では唯一の短調作品であり、また唯一、開始楽章が緩やかな序奏なしに開始するというのが特徴的。
メヌエット楽章の中間部にチェロの独奏パートが置かれているなど、細部にハイドンの創意が仕込まれた作品となっています。
【ハイドン】名曲、代表曲をピックアップ!(21〜30)
交響曲第2番ハ長調Franz Joseph Haydn

「交響曲第2番ハ長調」第1楽章:アレグロ、第2楽章:アンダンテ、第3楽章:プレスト。
演奏は、オーケストラ・リベラ・クラシカ、オリジナル楽器でハイドン、モーツァルトなどの古典派音楽を専門に演奏する日本のオーケストラです。
指揮は鈴木秀美さん。





