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【ハイドン】名曲、代表曲をピックアップ!

古典派時代の偉大な作曲家の一人、フランツ・ヨーゼフ・ハイドン。

多くの交響曲、弦楽四重奏曲を作曲したことで「交響曲の父」、「弦楽四重奏曲の父」と呼ばれていますが、それだけでなく協奏曲やピアノソナタなども多数書き上げており、クラシック界に多大な影響を与えました。

本記事ではそんなハイドンの名曲、代表曲をピックアップ!

現在のドイツ国歌に用いられている曲もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ハイドンの音楽をお楽しみください。

【ハイドン】名曲、代表曲をピックアップ!(31〜40)

交響曲第92番ト長調「オックスフォード」Franz Joseph Haydn

この交響曲が「オックスフォード」と呼ばれるのは、1791年にオックスフォード大学における名誉博士号の授与式でハイドンがこれを指揮したと伝えられているためでありますが、この愛称はちょっとした呼びまちがいであり、本当はそれ以前のパリ初演のために作曲され、かつて「パリ交響曲」を依嘱したドーニ伯爵に献呈されていおります。

イングランドのためにはまだ曲を作曲しておらず学位授与式には、最近完成した交響曲を携えて行ったと言われています。

交響曲第97番ハ長調Franz Joseph Haydn

ハイドンが第1回ロンドン旅行の折りのために作曲した4楽章からなる交響曲で、最晩年の「ロンドン交響曲」の5つめの作品です。

全般的に和声進行や転調の創意とともに、安定感ある楽曲構成の巧みさが際立っています。

交響曲第99番変ホ長調Franz Joseph Haydn

J. Haydn – Hob I:99 – Symphony No. 99 in E flat major (Brüggen)
交響曲第99番変ホ長調Franz Joseph Haydn

1793年に作曲しロンドン交響曲のうちのひとつでハイドンがクラリネットを取りいれた最初の交響曲です。

第1期ロンドン交響曲は、全てクラリネットを含まない2管編成でしたが、99番から104番までの6曲の第2期ロンドン交響曲は、102番を除いた5曲がクラリネットを含む2管編成で作曲されています。

弦楽四重奏曲第80番変ホ長調Franz Joseph Haydn

J. Haydn – Hob III:80 – String Quartet Op. 76 No. 6 in E flat major
弦楽四重奏曲第80番変ホ長調Franz Joseph Haydn

第1楽章は変ホ長調で2/4拍子の変奏曲形式で形式はかなり自由に扱われています。

第2楽章はロ長調。

3/4拍子。

原調が変ホ長調に対しロ長調は珍しく、その後もめまぐるしい転調を繰り返して主題に戻る転調の激しい曲のためなのか、楽譜には調号が記されていません。

交響曲53番ニ長調「帝国」Franz Joseph Haydn

Joseph Haydn / Symphony No. 53 in D major “L’Impériale” (Kuijken)
交響曲53番ニ長調「帝国」Franz Joseph Haydn

最終楽章用に少なくとも3種類の楽譜があり、また、この曲のオリジナルの楽譜は紛失しております。

本来はどれを意図されていたのかははっきりしておらず、意見が分かれております。

おそらくこの曲が聴衆の間で人気となったため、ハイドンが最終楽章を数種類用意したものと考えられています。

なお、「帝国」という副題が付けられているが、どのような経緯で付けられたものかははっきりしておりません。

【ハイドン】名曲、代表曲をピックアップ!(41〜50)

交響曲第12番ホ長調Franz Joseph Haydn

Haydn Symphony No. 12 | Giovanni Antonini | Il Giardino Armonico (Haydn2032 live)
交響曲第12番ホ長調Franz Joseph Haydn

「交響曲第12番ホ長調」第1楽章:アレグロ、第2楽章:アダージョ、第3楽章:フィナーレ、プレスト。

ジョヴァンニ・アントニーニさん指揮、イル・ジャルディーノ・アルモニコは、イタリアの古楽アンサンブルで主に18世紀以前の音楽を演奏しています。

交響曲第13番ニ長調より第2楽章Franz Joseph Haydn

「交響曲第13番ニ長調より第2楽章」アダージョ・カンタービレ(ゆるやかに、歌うように)。

チェロの独奏です。

演奏は、チェロのクラウディオ・マストランジェロさんとバーリ・シンフォニー・オーケストラ、指揮はフランチェスコ・イヴァン・チャンパさん。