【高音注意!】歌うのが難しい高い曲
日本の音楽シーンはグルーヴの意識が低いかわりに、高音の楽曲がやたらに多いことで知られています。
特に最近はようやく日本も海外の音楽を本格的に取り入れ始めたので、楽曲のレベルが一気に上がりましたよね。
というわけで今回は、邦楽の高い曲をピックアップしました。
シンプルに音域が広い楽曲から、ピンポイントで高いパートがある楽曲、全体を通して高音域が続く楽曲など、幅広い観点からセレクトしましたので、ぜひ自分に合った楽曲を見つけてみてください!
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【高音注意!】歌うのが難しい高い曲(121〜130)
KissHugaiko

aikoの24作目のシングルで2008年7月リリース。
ご本人の歌唱を聴くと、特にAメロ等のいわゆる平歌部分が、いい意味であまりプロっぽくない発声で歌われているような印象で、この曲なら、あまり歌の経験のない声の高い女性の方もとても歌いやすいのではないでしょうか。
サビの高音部などで使われるファルセットボイス(裏声)への切り替えが、ご本人のようにうまくできるかどうかが、この曲を歌う上でのキーポイントになってくると思います。
ミチヲユケ緑黄色社会

耳に残るキャッチーなメロディーと爽快な楽曲で人気を博している4人組ロックバンド、緑黄色社会。
テレビドラマ『ファーストペンギン!』の主題歌として書き下ろされた6thシングル曲『ミチヲユケ』は、ドラマ作品のストーリーとリンクするパワフルなメッセージが印象的ですよね。
歌い出しがいきなりファルセットであったりジャジーなメロディーであったりと気が抜けない展開が続くため、カラオケでもアンサンブルを聴きながら歌うことを心がけましょう。
高音が得意な女性にとってはハイトーンだけではないテクニックを見せられる楽曲のため、練習して歌いこなせるようになればカラオケでも主役になれますよ。
Same BlueOfficial髭男dism

Official髭男dismの新曲『Same Blue』。
ボーカルラインとしてはJ-POPらしい作品ですが、リフを含めた演奏面は意外にロッキーな作品です。
そんな本作の難しいポイントは、なんといってもサビでしょう。
まずサビの歌い出しからいきなりファルセットが登場します。
このファルセットがただのファルセットではなく、ファルセットのなかでも高音なものなので、相当な難易度をほこります。
音程の上下も激しいので、歌いこなせるのはごく一部の人だけでしょう。
月光浴ヨルシカ

ヨルシカの通算16作目のシングルで、2023年10月リリース。
ボーカルsuisさんのブライトな歌声が存分に楽しめるミディアムテンポのポップソングですね。
この楽曲を歌う上での最重要ポイントは、このsuisさんのブライトな歌声の感じをどこまで再現できるか?にかかってくる気がします。
とくにボーカルメロディの中高音部では、口の中で声を上顎に当てるように心がけて歌ってみてください。
歌の抑揚の付け方なんかにも注意して歌ってくださいね。
それから、楽曲終盤、3分35秒を過ぎたあたりからの低音で歌われているところでは、しっかりとチェストボイスを使ってそれまでのところとのコントラストをはっきりと表現できるようにしてください。
【高音注意!】歌うのが難しい高い曲(131〜140)
私は最強 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)Ado

Adoさんの通算11作目のデジタルシングルで2022年6月22日リリース。
その歌唱力には定評のあるAdoさんですが、このアップテンポの楽曲の中でも、パワフルで芯のある低音パートから力強いハイトーン、そしてファルセットやミックスボイスを巧みに使いこなした優しいハイトーンまで、まさに変幻自在な歌唱を披露されています。
この歌唱表現による巧みな発声の使い分けは、ボイストレーナーでボーカルプロデューサーの筆者の耳で聴いても「さすが!!」と声を上げたくなります!
カラオケで歌うにはなかなかハードルの高い楽曲だと思いますが、ぜひじっくりと研究して歌いこなしてみてください。
きっと周りからの羨望の視線を集められますよ!
ムーンライト星街すいせい

ホロライブを代表するシンガー、星街すいせいさん。
最近はにじさんじの葛葉さんとの共演で、配信界隈やV界隈で話題になっていましたね。
そんな彼女の作品のなかでも、特にオススメしたい作品が、こちらの『ムーンライト』。
めちゃくちゃに高い作品というわけではありませんが、ファルセットがいたるところで登場します。
加えてR&Bの要素が登場するため、フェイクといった応用テクニックも必要です。
柔らかく高音を歌う自信がある方は、ぜひ挑戦してみてください。
ファーストラヴUru

女性シンガー、Uruさんの通算10作目のシングルで、2021年2月10日リリース。
これはまさに正統派のラブバラードソングですね!
甘く切ないメロディの中で、Uruさんの表現力豊かな歌唱がとても生きていると思います。
個人的には、特に朗々と歌い上げるサビ部分と切なく優しくソフトに歌う、その他の部分との歌唱表現のコントラストのつけ方が、とても秀逸だと感じました。
その、印象的なサビ部分にしても、あえて地声のハイトーンでパワフルにせずにファルセットやミックスボイスを巧みに使って、優しい感じを演出しつつも、決して弱々しくなっていないとこが特に秀逸だと思います。
さまざまな高音の発声を適切に使い分ける必要のある楽曲なので、これをカラオケで歌うのは簡単ではないと思いますが、これを歌いこなせたときには、きっとあなたもシンガーとして数ランク上の表現力を身につけられていることでしょう。