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高音が気持ちいい名曲。魅惑のハイトーンボイス

一口に「ハイトーンボイス」と言っても、地声で突き抜けるようなハイトーンからミドルボイスやファルセット(裏声)を効果的に使った柔らかいオトナな雰囲気のハイトーンまで、その表現方法はさまざま。

今回のトピックでは、いろいろなハイトーンボイスの魅力を感じられる楽曲を最新の話題曲から定番の名曲までバラエティ豊かに揃えてみました。

ただ聴いているだけでも心地のいいハイトーンボイスですが、ご自身でも気持ち良く高音を歌えるようになると、もっと楽曲の楽しみ方が広がると思います。

高音による歌唱を習得してみたい方の練習素材、参考材料としてもご活用いただけると幸いです。

高音が気持ちいい名曲。魅惑のハイトーンボイス(141〜150)

アイスクリームシンドロームスキマスイッチ

スキマスイッチ – 「アイスクリーム シンドローム」Music Video: SUKIMASWITCH – ICECREAM SYNDROME Music Video
アイスクリームシンドロームスキマスイッチ

スキマスイッチの通算13作目のシングルで、2010年7月リリース。

映画『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール 幻影の覇者 ゾロアーク』主題歌に起用されていました。

このスキマスイッチのボーカルの大橋卓弥さん、ちょっと素朴で、どこか「懐かしさ」のようなものを感じさせてくれるハイトーンボイスが魅力のシンガーさんですが、その歌声の魅力はボーカルメロディが結構目まぐるしく上下する楽曲でも存分に発揮されています。

この複雑で高音を多用したメロディをこれだけスムーズかつ優しく歌えるシンガーさんはあまりいないでしょう。

発声のスムーズな切り替えなど、高度な歌唱力が必要な楽曲ですが、その高い歌唱力を決してひけらかすような歌唱になっていないところがまたステキです。

そんなところにも注目して聴いてみてください。

首のない天使女王蜂

『首のない天使(HEADLESS ANGEL)』Official MV
首のない天使女王蜂

女王蜂の名曲『首のない天使』。

女王蜂というと異常に高いファルセットを取り入れたボーカルが印象的ですよね?

本作はまさにそういった楽曲の一つで、まさしく高音注意なフレーズが多く登場します。

なかでも圧倒的な難易度をほこるのがサビ。

中低音をベースとしたBメロから急激に音程を上げて、非常に高いファルセットでサビを歌わなければならないのですが、ここのピッチコントロールがとにかく難しい!

加えて、ファルセットのパートが長いので、高い持久力も求められます。

花になって緑黄色社会

The Apothecary Diaries Opening Full – Hana ni Natte (花になって) by Ryokuoushoku Shakai
花になって緑黄色社会

伸びやかなハイトーンボイスが魅力の長屋晴子さんがボーカルを務めるポップロックバンド、緑黄色社会の8作目のシングルで、2023年12月リリース。

日本テレビ系アニメ『薬屋のひとりごと』のオープニングテーマとして書き下ろされました。

アップテンポのとてもノリのいい楽曲の中で、長屋晴子さんのハイトーンボイスによる歌唱が存分に楽しめる一曲となっています。

地声のパワフルなハイトーンからファルセットによる優しいハイトーンまで、自在に使いこなした歌唱はとても見事です。

ぜひお楽しみください。

こたえあわせ大森元貴

Mrs. GREEN APPLEのボーカル大森元貴さんのソロ曲ですが、こちらの楽曲もやはり高い音が連発しています。

音域はG#3~B4なので女性は歌いやすいかもしれませんね。

大森さんのすごいところは地声と裏声の切り替えが他のアーティストよりかなり多いところですが、こちらは眉毛を常に上げて歌うと切り替えがスムーズになりますよ。

私の生徒さんも「大森さんの眉毛がずっと上がっている!」とよく言っているのでぜひ参考にしてみてください。

また、フレーズフレーズが長めの曲なのでブレス位置を決めてから歌うのをオススメします!

息が足りていないと裏声の部分で声が消えてしまうので腹式呼吸をしっかり意識しましょう。

難しいですがかわいい曲なので慣れてきたらるんるん気分で歌ってみてください!

奇跡を待ってたってSaucy Dog

Saucy Dog「奇跡を待ってたって」Music Video (映画「恋に至る病」主題歌)<9th Mini Album「カレーライス」2025.12.17 Release>
奇跡を待ってたってSaucy Dog

若者から絶大な支持を集めるロックバンド、Saucy Dog。

彼らの特徴といえば、なんといってもボーカルの石原慎也さんによるハイトーンボイスですよね。

そんな彼らの名曲であるこちらの『奇跡を待ってたって』は、失恋をテーマにしたドラマティックなメロディーが特徴です。

サビが非常に高い作品で、ミックスボイスとファルセットが何度も登場します。

特にミックスボイス部分はボルテージが高い部分で登場するため、ある程度の厚みや声量が求められます。

slashyama

yama『slash』Lyric Video(TVアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』Season2 OP)
slashyama

音楽ユニット、BINのボーカルとしても活躍中のyamaさんの通算16作目の配信限定シングルで、2023年4月リリース。

テレビアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』シーズン2のオープニングテーマに起用されています。

これを歌うyamaさん、性別は公表されていませんが、少年っぽく中性的な歌声に聞こえたので、あえて高音男子の皆さんへのカラオケオススメソングとして、ここで紹介いたしました。

ボーカルメロディも比較的シンプルで歌いやすいものと思われますので、ぜひもともとの高い声を生かして、原曲の雰囲気を再現できるように頑張ってみてください。

曲中、歌の緩急をしっかりとつけて歌うように注意して歌ってみてくださいね。

地球儀米津玄師

米津玄師「地球儀」× 宮﨑駿「君たちはどう生きるか」Kenshi Yonezu – Spinning Globe (Hayao Miyazaki, The Boy and The Heron)
地球儀米津玄師

シンガーソングライター、米津玄師さんの通算14作目のシングルで、2023年7月リリース。

今回ここでご紹介する『地球儀』は、10年ぶりの宮崎駿による監督長編作品となる映画『君たちはどう生きるか』の主題歌として書き下ろされたそうです。

楽曲はピアノ伴奏を主体としたスローテンポのバラードですが、その美しいバックトラックの上で、米津さんのとても魅力的なハイトーンボイスを存分に楽しむことができます。

決して押し付けがましくならず、しかしクリアに朗々とした歌声をお楽しみください。

曲中、効果的に使われているファルセットボイスによる高音表現も着目ポイントですね!

Cry BabyOfficial髭男dism

Official髭男dism – Cry Baby[Official Video]
Cry BabyOfficial髭男dism

Official髭男dismのデジタル配信限定シングルで2021年5月7日リリース。

TVアニメ『東京リベンジャーズ』オープニングテーマにもなっています。

楽曲が始まって歌パートの最初から、ボーカル藤原聡さんの伸びやかなハイトーンボイスが心地よく響き渡る曲に仕上げられています。

そしてサビではさらにパワフルに響くハイトーンに加えて、2コーラス目以降ではファルセットやミドルボイスも効果的に使ったやさしい歌唱表現も交えて歌唱を構成されているところがまた素晴らしいと思います。

聴いているだけでも心地いい楽曲ですが、ハイトーンボイスでの歌唱を習得したいとお考えの方の参考音源としても活用していただけると思います。

ぜひご自身での歌唱にも挑戦してみていただきたいと思います。

夏のせいRADWIMPS

RADWIMPS – 夏のせい [Official Music Video]
夏のせいRADWIMPS

RADWIMPSの1枚目のシングルで、2020年9月リリース。

ハイトーンが魅力のシンガーと一口に言っても、そこにはさまざまなタイプの方がおられますが、このRADWIMPSの野田洋次郎さんは、その歌唱音域もさることながら、まるで少年のようなもともと高い地声が非常に魅力的なタイプのシンガーさんですね。

この声質が夏のシーンを歌った楽曲の世界観を演出するのにとても貢献しているように思います。

マーチ風なドラムで進行する楽曲アレンジと相まって、とても秀逸なプロデュースのされた楽曲だと思います。

猫ちぐらスピッツ

スピッツ / 猫ちぐら (映画『スピッツ コンサート 2020 “猫ちぐらの夕べ”』より)
猫ちぐらスピッツ

スピッツの配信限定シングルで、2020年6月リリース。

ハイトーンシンガーと一口に言っても、いろいろなタイプの人がいますが、このスピッツのボーカルの草野さんは、とても優しい綺麗な声でハイトーンを聴かせてくれるシンガーさんですね。

この曲もその例に漏れず、草野さんの温かみのある澄んだ歌声が、楽曲の優しい雰囲気にとても色を添えています。

優しいハイトーンの男性ボーカル曲をお探しの方にはイチオシでオススメしたい曲です!

高音が気持ちいい名曲。魅惑のハイトーンボイス(151〜160)

Return To Myself浜田麻里

浜田麻里さんの9枚目のシングルで1989年4月リリース。

この曲を収録した同タイトルのアルバムは、浜田麻里さん初のオリコントップを獲得したアルバムでもあり、いわゆるジャパメタ(日本のヘヴィメタル)の人脈からデビューした浜田さんを、一気にメインストリームに押し上げたヒット曲と言えるでしょう。

とは言え、浜田さんのデビュー当時から定評のあった超人的なハイトーンを誇る歌唱はこの曲でも健在で、ファルセット領域に頼らないストレートでロックなボーカルスタイルは、今でも多くの女性ロックシンガーのバイブルと呼ぶべきものだと思います!

M八七米津玄師

米津玄師 – M八七 Kenshi Yonezu – M87
M八七米津玄師

シンガーソングライター、米津玄師さんの通算12枚目のCDシングルで、2022年5月18日リリース。

5月13日に公開された映画『シン・ウルトラマン』の主題歌として書き下ろされました。

いわゆるウルトラマンの主題歌ですが、さすが2022年公開作品の主題歌ということもあって、歴代のウルトラソングたちとは随分と違った印象の大人なムードの漂う楽曲に仕上げられていますね。

優しい歌声の中に力強さも感じさせてくれる米津さんの歌唱が、まるで強くて優しいウルトラマンを象徴しているようにも聴こえます。

歌唱的にも、米津さんの優しいファルセットボイスやミックスボイスによるハイトーンが存分に楽しめる作りとなっており、そういった男性のハイトーンボイスの研究素材としても非常にいい曲だと思います。

Delusion:AllONE OK ROCK

ONE OK ROCK – Delusion:All [OFFICIAL MUSIC VIDEO]
Delusion:AllONE OK ROCK

今では世界で活躍している日本のロックバンド、ONE OK ROCK。

ますます音楽性に磨きがかかっており、現時点では洋楽のロックバンドと比べても全体の雰囲気に関しては差がありませんよね。

そんなONE OK ROCKの楽曲のなかでも、特にオススメしたい楽曲が、こちらの『Delusion:All』。

2024年7月にリリースされた楽曲で、疾走感とハイトーンボイスが魅力です。

激しすぎるロックというわけでもないので、気持ちよくハイトーンパートを楽しめるでしょう。

SUPER SESSION手越祐也

歌手で俳優の手越祐也さんの配信楽曲で、2023年7月リリース。

力強いロックなバックトラックの上で、手越さんの伸びやかなハイトーンを含む、パワフルな歌声が存分に楽しめる佳曲ですね!

この楽曲を歌う上で重要なのは、なんと言ってもできるだけ喉を締め付けずに高音パートを歌うことでしょう。

喉を締め付けてしまうと、こんなに伸びやかなハイトーンボイスは出ませんからね。

「地声が高いから」という理由だけではなかなか歌うためのハードルの高い楽曲ですが、ハイトーンに自信のある男性の方はぜひチャレンジしてみてください。

もちろんご自身では歌わなくても、たとえばB’z の稲葉さんのような男性ハイトーンボーカルがお好きな方にもオススメのシンガーさんだと思いますので、ぜひお楽しみくださいませ。

誘惑ラプソディーギルド

ギルド「誘惑ラプソディー」Music Video ~OSM version~
誘惑ラプソディーギルド

所属事務所が同じということで、ゴールデンボンバーの弟分バンドとして紹介されることも多い、日本のV系バンド、ギルドの11作目のシングルで2014年元旦リリース。

このギルドのシンガー、ryuichiさんには、僕も歌唱指導……というか側面からの歌唱プロデュースやボイストレーニングなどやりましたが、とても努力家で、その間にハイトーンの音域もグングンと上がっていきました。

もちろん、それ以前から持っていた歌唱力もとても高く、ハイトーンを目指すアマチュアの男性シンガーの皆さんにはぜひお手本にしていただきたいアーティストです。

バンドとしても非常にテクニカルな演奏が楽しめるところもギルドの魅力ですね!

がらくた米津玄師

米津玄師 – がらくた Kenshi Yonezu – Garakuta JUNK
がらくた米津玄師

米津玄師さんの新曲『がらくた』。

最近はダウナーな楽曲が多かった米津玄師さんですが、ここに来て原点に近い『Lemon』のような楽曲をリリースしました。

そんな本作は王道のJ-POPメロディーにまとめられています。

わかりやすい高音曲というわけではありませんが、サビのファルセットと地声が何度も入れ替わるパートは圧巻です。

すんなりと歌われているので、聴き心地はバツグンと言えるでしょう。

ぜひチェックしてみてください。

長い夢YU-KI

こちらは元JUDY AND MARYのボーカルYUKIがソロ名義でリリースした「長い夢」という曲です。

2006年にリリースされたアルバム「Waves」に収録されています。

伸びやかで、パンキッシュな歌声が最高ですね!

あんなに高い声でのびのびと歌えたら、気持ちがいいに違いないです。

キラキラとした楽曲ですが、切なさも感じられる一曲です。

それを愛と呼ぶならUru

Uruさんの歌声はとても繊細さがあり息が多いウィスパーボイスといわれています。

こちらは歌い慣れていない方には難しい歌唱方法で、歌い方をいきなり真似しようとすると息が足りなくて声がブレてしまったり、酸欠になってしまったりするので、腹式呼吸という基礎が大事です!

また、AメロBメロは大きい声で歌うのではなく語りかけるように歌うとUruさんのような雰囲気が出るかなと思います!

静かに歌うけど声がかすれないようになれば曲の幅も広がって楽しいですね!

恋をしてHY

HY -「恋をして」(映画『366日』主題歌) Music Video
恋をしてHY

仲宗根さんがメインで歌っているHYの曲はどれも高くて迫力がありますよね!

バラード曲が多いのでカラオケのレパートリーに入れている方はたくさんいると思います!

こちらの曲は男女ツインボーカルでAメロだけ男性ボーカルの新里さんが歌っていますね。

ですが、サビからぐっと音域が上がってくるので歌うときは全体的に喉を使わないようにしたいところです。

仲宗根さんの魅力は高音で裏声を使わないところ!

どんなに高音域でも地声で歌うので感情がストレートに伝わってきます。

どの曲を聴いても泣きそうになるのは仲宗根さんの歌い方だったんですね!

LOVE NEVER DIESMISIA

MISIA – LOVE NEVER DIES (Official Music Video)
LOVE NEVER DIESMISIA

2025年5月に発売された楽曲で、MISIAさんらしいかっこいいサウンドになっています。

私も個人的に覚えたい曲です!

ブラスバンドがバック演奏で使われているので聴いていてテンションが上がり体が勝手に動きますね!

MISIAさんの歌唱力は誰もが憧れると思いますが、ただ力強い声を出しているのではなく、体を楽器のように響かせて歌っているのがポイントです。

どの歌唱方法でもこのポイントは大事なのですが、MISIAさんは音域がとても広いことで有名じゃないですか?

それができるということは、この響きや息の使い方につながってきます!